貯金だけで5000万円貯めたのにつみたてNISAを推奨する4つの理由
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
私は投資の力ではなく地道な貯金で資産形成し5000万円を達成しました。
ところが実際には資産が4000万円を超えた頃から少額ながら投資に着手し始めました。
さらにここ最近では他の人にも投資を始めることを推奨しています。
自分がやらなかったことを推奨する点について、ちょっと矛盾を感じる人がいるかもしれません。
そこで今回は私が準富裕層まで到達した自身の手法とは異なる「投資」を、そしてその中でも「つみたてNISA」を推奨する理由をご説明します。
1.資産形成のスピードが貯金のみより早くなる可能性がある
私自身は47歳で貯金が5000万円に到達しました。
貯金が5000万円に至るまで全く投資をしなかったわけではありません。
むしろどちらかと言うと早い段階で投資による資産増加には興味を持っていて、30歳頃には投資デビューを果たしていました。
しかし当時は自身の投資手法もままならず、投資の勉強もロクにしていませんでした。
そのため投資では全く利益を出せず、しばらくして投資から手を引いたのでした。
もし当時『ウォール街のランダム・ウォーカー』でも読んで、地道な長期・分散・積立投資の良さを理解できてればもっと早く5000万円に到達できたかもしれません。
そして現在では億り人になっていたかもしれません。
これから未来に向けて資産形成しようと考えている人には後悔してほしくありません。
若い人にとって最大の資産は時間です。
時間を有効に活かすには長期・分散・積立投資を気軽に実現できる「つみたてNISA」は投資入門として十分な練習台になると考えています。
2.今後も投資すれば資産増加の可能性がある
2022年に入り米国株は不安定な顔を覗かせています。
利上げなどの要素があるため株価は下落局面に入りました。
さらにはロシアによるウクライナ侵攻という多くの人にとって予想外の事態も発生し、株価はさらに値を下げました。
今後もしばらくは投資家にとって悩ましい時期が続くかもしれません。
しかしそれもあくまで短期的な話です。
10年、20年といった長期で見たときに米国株はまだまだ株価上昇を期待できます。
そのため長期投資であれば資産が増加する可能性があると考えています。
私もゴールが65歳になるような時期からつみたてNISAを開始した理由は他でもなく米国株の存在です。
まだ成長の期待ができるので投資を行い始めています。
裏を返せば資産増加を期待できなければ私自身が投資に手を出していません。
3.最長20年間の運用益が非課税になる
投資をして資産を増やしていっても、最終的に売却して利益を確定させれば、その利益に対し税金がかかります。
岸田内閣になってからはこの利益に対する税率を強化しようという動きが出ているため、岸田内閣は投資家の支持率が極めて低くなっています。
しかし「つみたてNISA」を利用すれば非課税となります。
「つみたてNISA」は国の作った非課税の制度ですから安心なはずです。
普通に投資信託を買うくらいであれば「つみたてNISA」を利用したほうがいいです。
年間40万円、20年間という上限があるため、「より大きな金額を投資したい」「より長期で投資したい」となればiDeCoも併用するとか、普通に投資信託を購入するといった選択肢になります。
4.iDeCoは万が一の場合に引き出せない
つみたてNISAと似たような制度として「iDeCo」が存在しています。
ところが私はiDeCoは利用せず、つみたてNISAのみ利用しています。
つみたてNISAのみ利用している理由は、開始まで手続きが簡単だったというのが一番です。
iDeCoは開始までの手続きがちょっと面倒ですし、時間もかかります。
そしてiDeCoには「60歳まで引き出せない」という最大のデメリットがあります。
長期投資を始める時点で途中で取り崩すことは本来あり得ない話です。
しかし悲しいことに投資のための資金を捻出し続けられないとか、資産の増減が精神的に耐えられないとかの事情で投資を継続できない人も少なからずいるでしょう。
そんなときでもiDeCoでは資産を引き出せません。
その点つみたてNISAなら万が一のときに売却して現金化できます。
投資初心者で最初から強気に行けないという人ならつみたてNISAを入門編として利用してみるのが良いのではないかと考えています。
まとめ
以上『貯金だけで5000万円貯めたのにつみたてNISAを推奨する4つの理由』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.資産形成のスピードが貯金のみより早くなる可能性がある
2.今後も投資すれば資産増加の可能性がある
3.最長20年間の運用益が非課税になる
4.iDeCoは万が一の場合に引き出せない
私自身はリスク許容度が低かったこと、長期・分散・積立投資に対する知識不足だったこともあり、投資を行わずに資産形成に取り組んできました。
5000万円という金額は小さい額ではありませんが、投資を活用できていればもっと大きな金額に育っていた可能性が高いと思われます。
また「つみたてNISA」のような国の制度も整備され、初心者でも投資しやすくなってきました。
これから資産形成に取り組むに人には後悔してもらいたくありません。
後悔しないようやれることはすべてやっておくのが良いと思っています。
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