50代でFIREするメリット7選。決して遅すぎない早期リタイア

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

私もいよいよ50代。

50歳までにセミリタイアを目指してきましたが、気づけば50代も引き続き会社員生活となります。

少なくとも50代半ばまでは会社員を続けることになるでしょう。

ここで気になるのは「50代で会社を辞めるのは早期リタイアなのか?」という点です。

確かに遅いです。

しかし、老後になって以降も、経済的理由から仕事を辞められない人が多数続出している時代です。

極論、定年前に退職できれば「早期リタイア」と言ってよいと思っています。

50代FIREのメリット1 より大きな資産でFIREできる

50代FIREのメリット1つめは「より大きな資産でFIREできる」ことです。

FIREが50代までズレ込むことは、30代など若くしてFIREする人と比較して生涯で受け取る給料が多いことを意味します。

そして、それは若くしてFIREする場合より大きな資産を作った状態でFIREできるということでもあります。

FIREにおける最も大きな不安は「資金の枯渇」ではないでしょうか。

長く働くことはその不安を緩和させてくれます。

例えば3000万円と6000万円でFIREするのでは、その安心感は大きくことなるはずです。

50代FIREのメリット2 (あれば)退職金が増える

50代FIREのメリット2つめは「(あれば)退職金が増える」ことです。

会社に長く勤務すればするほど退職金の金額は増えます。

会社の規模が大きく、退職金の金額に期待できる人にとっては退職を遅らせることは大きなメリットと言えるでしょう。

退職金をもらえる会社に勤務している人であれば、退職金も資産として計算できます。

よって、若くして退職するより長く働くほうが退職金の観点からは良いと言えます。

ちなみに私は残念ながら退職金はありません。

50代FIREのメリット3 年金が多くなる

50代FIREのメリット3つめは「年金が多くなる」ことです。

FIRE後は定期収入が途絶えるため、資金面での不安が非常に大きくなります。

となると、65歳から受け取り可能となる年金は非常に魅力的なものとなります。

FIREするレベルの人は、もはや年金は無くてもOKと考えているかもしれません。

しかし、地道に長く働き続けた人と比較すると若くしてFIREすれば受け取れる金額は少なくなります。

よって、65歳を過ぎてからは他の人と比較すると苦しい生活を余儀なくされるかもしれません。

その点、FIREを50代まで遅らせると、ある程度の年金額も確保されますので、毎月の生活費で資産を取り崩す可能性は低くなると言えます。

50代FIREのメリット4 年金受給開始までの時間が短くなる

50代FIREのメリット4つめは「年金受給開始までの時間が短くなる」ことです。

年金を受け取るまでの間、どのように生活をつないでいくかは死活問題と言えます。

もし35歳でFIREすれば、30年間を定期収入無しで生活しなければなりません。

ところが、55歳でのFIREであれば、10年間で済みます。

年金受給開始までの期間が圧倒的に短くなりますから、資産の取り崩しは少なく済みます。

50代FIREのメリット5 会社員のメリットを長く享受できる

50代FIREのメリット5つめは「会社員のメリットを長く享受できる」ことです。

会社員という職業は働いていると気づきませんが、実はいろいろとメリットのある職業です。

例えば社会的信用があるためクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりできます。

会社を辞めて無職になると意外と苦労することになります。

また、会社員だからこそできる大きな仕事を経験できたり、長く働いていれば管理職も経験できるでしょう。

あと、年金や住民税、社会保険料は給与天引きのため自分で払いに行ったり手続する必要はありません。

面倒なことを会社がやってくれていたことは、辞めた後に気づくはずです。

50代FIREのメリット6 会社を中心とした対人関係を長く維持できる

50代FIREのメリット6つめは「会社を中心とした対人関係を長く維持できる」ことです。

FIRE後に聞く意外なデメリットは「孤独」であることです。

平日は自分以外の人たちは働いているので、人付き合いは希薄になりがちです。

なんやかんやで会社員時代は平日の間、他の社員もいるため大なり小なりコミュニケーションを図れます。

時には飲みに行ったり、休みの日にどこかへ行ったりすることもあるでしょう。

そんな人付き合いを会社に勤めている間は維持できます。

FIREを遅らせることは、会社以外の人間関係が希薄な人にとっては、貴重な機会を長続きさせられるとも言えます。

50代FIREのメリット7 サイドFIREではなくフルFIREも可能

50代FIREのメリット7つめは「サイドFIREではなくフルFIREも可能」ことです。

50代にもなると、いよいよ資産は5000万円を超え、1億円に到達する人も出てくるでしょう。

となると、サイドFIRE(セミリタイア)ではなくフルFIRE(完全リタイア)も視野に入ってきます。

もちろん築き上げた資産額次第にはなりますが、無理に働かなくてもよいかもしれません。

そもそもFIRE志向の人は「働きたくない」という気持ちが強いはずです。

それなのにサイドFIREで短時間労働は必要というのは本意ではない可能性があります。

だったら、もう少しがんばって働いて資産を増やして一気にフルFIREへ向かう選択肢が浮上してきます。

働きたいのであれば、好きなことをすればよい。

FIREを先送りして資産を増やせば、いろいろな選択肢を用意できます。

まとめ

以上『50代でFIREするメリット7選。決して遅すぎない早期リタイア』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

50代でFIREするメリット7選。決して遅すぎない早期リタイア

1.より大きな資産でFIREできる

2.(あれば)退職金が増える

3.年金が多くなる

4.年金受給開始までの時間が短くなる

5.会社員のメリットを長く享受できる

6.会社を中心とした対人関係を長く維持できる

7.サイドFIREではなくフルFIREも可能

FIREを志向するということは「仕事が嫌」という想いが強いのではないかと想像します。

しかし、一方で特に資金面の不安を払拭しきることは、よほど資産の多い人でない限り不可能だとも考えます。

だとしたら、長く働き資産を増やすことは当然の手段とも言えるでしょう。

あとは年金制度がこのまま維持されるか変更されるかです。

年金を当てにしたいのであれば、極力長く働き、制度の方向性を注視するほうがよいかもしれません。

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