FIRE(早期退職)を前に考えるべき4つの重要なこと。FPからのアドバイス

FIRE(早期退職)を前に考えるべき4つの重要なこと。FPからのアドバイス

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

FIREというライフスタイルが提唱されてから、もう何年が経過したでしょうか。

気づけば一定の認知をされ、若い人を中心にFIRE願望を持つ人がだいぶ増えたようです。

そこで今回は少し古い記事を見て、改めてFIREについて学んでいきたいと思います。

おなじみ「ビジネス・インサイダー」の記事から、アメリカのFPさんが早期退職に踏み切る前に検討すべき5つのポイントについてまとめています。

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1.引退後にできた時間で何がしたいのかよく考える

FIRE前に考えるべきこと1つめは「引退後にできた時間で何がしたいのかよく考える」ことです。

これは当ブログで何度となく主張していることです。

会社を辞めた後、とにかく自由な時間ができます。

会社を辞める前は「どんな風に過ごそうか」と想いを巡らせるのですが、想像をはるかに超えて時間が残ります。

結果として、多くの人は退屈になり、生きがいも無く、途方に暮れます。

そして、会社に戻る人も出てきます。

悲しいかな大半の人は「会社を辞めたい」だけで、何をしたいのかが明確になっていません。

本来は何かをしたいからFIREするはず。

学校時代の時間割くらいやることを埋め尽くさないと、おそらく時間を持て余すことになります。

2.人間関係が希薄になることを忘れない

FIRE前に考えるべきこと2つめは「人間関係希薄になることを忘れない」ことです。

あなたが会社を辞めた後、世の中はあなたと関係なく動き続けます。

平日に時間があるので誰かに会おうとしても、他の人たちは仕事中です。

会社に勤めていた頃は、昼休みは同僚とランチに行ったりするのが普通だったかもしれません。

しかし、会社を辞めれば一人です。

つまり、人間関係が極めて希薄になるのです。

人付き合いが好きで、孤独を嫌うタイプの人は要注意です。

FIREしたら孤独と向き合う覚悟が必要で、その覚悟がない人にはFIREをお勧めしません。

3.退職後の支出を把握する

FIRE前に考えるべきこと3つめは「退職後の支出を把握する」ことです。

会社を辞めると給料という大きな定期収入を失います。

故に支出管理は会社員時代と比較して、はるかに重要になってきます。

万が一お金を使い過ぎれば、一気にFIREを支えるはずの資金が減少し、生活を維持できなくなります。

例えば、会社を辞めて時間ができたら旅行したいと思っていても、毎週のように旅行ができるほどの資金が用意できるでしょうか?

資金が底を突かないようにするために、退職前から資金計画はしっかり立てておく必要があります。

最大のポイントは支出の把握です。

1ヶ月の支出がどれだけになるかがFIRE生活を左右すると言っても過言ではありません。

会社員時代と支出が変わるのかどうか。

生活費が変わらないにしても、物価の上昇で徐々に支出は増える想定をしておくべきです。

また、どこかのタイミングで家電の買い替えが発生するでしょうし、住まいのトラブルで支出が発生するかもしれません。

お子様がいる場合は、教育費の長期計画を立てる必要もあるでしょう。

そもそも、年金保険料、健康保険料、住民税などを自分で納付しなければならないことも忘れてはいけません。

4.収入を確保する

FIRE前に考えるべきこと4つめは「収入を確保する」ことです。

フルFIREを選択した場合、それ以降の生活は会社を辞める前に貯めた資産に頼ることになります。

例えば40歳で会社を辞めるとしたら、年金受給開始年齢である65歳までの25年間を給料なしで乗り切らなければなりません。

では、資産から得られる収入だけで退職後の長い期間を乗り切れるでしょうか?

当ブログではフルFIREよりサイドFIREを推奨しています。

まだまだ体は動くでしょうから、少しの労働収入でもやっておけば資産寿命を延ばすだけでなく、先ほどの孤独対策にもなります。

用意できた資産の額にもよるでしょうが、やはり安心して生活できる額が欲しいところです。

会社を辞めたことのない人には分からないかもしれませんが、収入が途絶え、徐々に資産が減少することは時に恐怖を感じます。

そのため、資産をできるだけ長く維持するための施策は用意しておくべきでしょう。

まとめ

以上『FIRE(早期退職)を前に考えるべき4つの重要なこと。FPからのアドバイス』でした。

いかがでしたか?

改めてFIREを考える機会になりましたでしょうか?

まだ若い人は勢いに任せて会社を辞めないよう注意してください。

今後は年金や社会保険の負担が増加する予想もあります。

どんなに自分が気を付けたところで、社会保障制度や税金が変わればすべてが変わります。

気持ちは理解しますが、慎重な判断をするべきですし、自分がFIREに適しているかどうかも見極めることも忘れないようにしましょう。

人との接点が失われることの影響は想像以上なのです。

以下関連記事です。

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