【衝撃の事実】無駄遣いって年間いくら?原因は?無くす方法は?

【衝撃の事実】無駄遣いって年間いくら?原因は?無くす方法は?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

11/24に家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提供する株式会社スマートバンクが「日本全国で発生する“無駄遣い”」に関する調査結果を公表しました。

個人的にはこの調査結果が非常に興味深かったため、今回ご紹介するに至りました。

「無駄遣い」に切り口を当てるのはこれまであまり見かけたことがありません。

しかも調査はニッセイ研究所が監修しており、非常に本格的な感じです。

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そもそも「無駄遣い」とは?

それにしても「無駄遣い」とはどういうお金の使い方を指すのでしょうか?

本調査では「無駄遣い」とは何かをちゃんと定義しております。

まず、購入や利用後、自分(家族)にとって役に立ったかどうか、購入する前に検討を行ったかどうかの判断軸で、自身の家庭における消費支出を、以下の図のように4つに分類します。

本調査における無駄遣いの定義

そのうち、「十分な検討を行ったものの役に立っていない支出」と「検討が不十分で、役に立っていない支出」、図でいうと下の2つを“無駄遣い”と定義しています。

要するに「買ったものが役に立っていない支出」が"無駄遣い"のようです。

確かに、役に立っていないのであれば無駄ですね。

また、“無駄遣い”のうち、左側の「検討が不十分で、役に立っていない支出」を「無意識な消費」による“無駄遣い”と定義しています。

これは後で出てきますので、一応ご紹介しておきました。

では、ここから今回の調査結果における注目ポイントをご紹介していきます。

1世帯あたりの無駄遣い額は年間平均104,292円?

まず1つめは「1世帯あたりの無駄遣い額は年間平均104,292円」です。

1世帯あたりの無駄遣い額

10万円超という金額を多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれでしょう。

私は少ないと感じました。

理由は、1世帯あたりの無駄遣い額が10万円程度なら、各世帯の資産額はもっと多くてもよいのではないかと感じたからです。

使っているお金は無駄ではなく、必要なものにお金を使っているということなのでしょうか。

また、最も“無駄遣い”が多い費目はなんと「食料」。

次いで、2位が「教養娯楽」、3位が「保健医療」、4位が「交通・通信」、5位が「光熱・水道」という順番でした。

個人的な感覚として、食料が上位に入ったのは何となく理解できます。

ついつい買いすぎてしまって食べれないとか、調味料が1回使っただけで冷蔵庫に眠ったままとか、往々にして起こり得ることですし、私自身も多々経験してきました。

ただ、意外だったのは「被服及び履物)」と「家具・家事用品」が上位に入っていないことです。

私の中で最もあり得る無駄遣いは「買ったけれど着ない洋服」と「買ったけれど使わない調理器具・調理家電・電化製品」をイメージしていました。

あまりにも違和感が大きすぎるため、他の調査結果を調べたところ2024年3月にソニー損保が発表した無駄遣い調査があったのでご紹介します。

ソニー損保の結果と比較すると分かること

まずは概要を以下の図でご紹介します。

今年卒業したい無駄遣い調査

無駄遣いの月額は17,678円でした。

年間でで212,136円で、先ほどの調査結果の2倍の金額になりました。

もっと多額でも不思議ではありませんが、さすがに先ほどの調査結果よりは実態に近いような気がします。

そしてもう一つが無駄遣いの上位の費目です。

実際に発生した無駄遣いの金額ではなく「卒業したい無駄遣い」ですが、1位は「食費」で共通していたものの、2位が「衣料品」、5位に「電化製品」が入っています。

3位に「嗜好品」、4位に「娯楽費」ですから、まさに無駄遣いの発生しやすい費目が並びます。

このソニー損保の調査結果こそ本来イメージしていた無駄遣いと言えます。

なぜ無駄遣いをしてしまうのか?

ただ、「無駄遣いを減らしたい」と言っても、原因が分からなければ対策の立てようがありません。

その点、ソニー損保の調査結果には無駄遣いの原因も触れられており、上位5つが紹介されていました。

無駄遣いをしてしまう理由

1位は「安いとつい買ってしまうから」で56.2%と実に過半数に及んでいました。

価格の安さにつられて、つい買ってしまうのでしょう。

気持ちは理解できます。

それにしても、この無駄遣いの理由を見ると「理論」ではなく「感情」が人間の購買行動に大きな影響を与えていることがよく分かります。

各企業のマーケティングはこのあたりの心理面を狙って商品を売ろうとしてくるわけです。

無駄遣いを無くすには「一時停止」

では、無駄遣いを無くすにはどうすればよいのでしょうか?

最大のポイントは「一時停止」できるかどうかだと考えています。

例えば「安いから買う」という行動がいかに無意味で愚かか気づけるかです。

「安いから買う」ということは「安くなかったら買わない」はずです。

だとしたら、安いだけで買ったものは全く必要のないただのゴミです。

直近ではブラックフライデーで各社セールがお壊れていましたが、"ゴミ"を買いませんでしたか?

これから年末・歳末のセールや年始のセールが行われます。

また、新年初売りと来れば、福袋も各社から売り出されます。

いつもより安く、お得感を感じるセールが続く時期で、支出が増える世帯が多いかもしれません。

しかし、普段からモノの購入基準が「必要かどうか」であれば、安さに踊らさえれることはないはずです。

日頃からの買い物に対する意識こそが無駄遣いを無くすために必要なことなのでしょう。

まとめ

以上『【衝撃の事実】無駄遣いって年間いくら?原因は?無くす方法は?』でした。

いかがでしたか?

無駄遣いを減らすには、まず自分の傾向を知っておくべきです。

どのような無駄遣いをするタイプなのかを把握したうえで対策を検討すると良いでしょう。

ただ、本質的には「自分にとって必要かどうか」を基準にして判断することが基本です。

そして、そもそも現在不自由なく生活できているのだとしたら、新たに買うべきものは少ないはずです。

だからこそ、まずは一時停止して自分がなぜそれを必要とするのか、そして買った後に使い続けるかを想像すべきなのです。

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