ロト6で3億2千万円を当てた男の末路。一瞬の幸福からの転落人生
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
https://shueisha.online/articles/-/252025皆さんは年末ジャンボ宝くじを買ったのでしょうか？
宝くじは夢がありますが、当選するのはごく一部の人たち。
高額当選ともなれば、ほんの一握りの強運の持ち主だけです。
しかし、その強運を発揮しても、どうもその後の人生がうまくいかないという話も目にすることがあります。
今回はロト6で人生を激変させた男性のお話しです。
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人生を一変させた高額当選
今回の主役は久慈六郎さん（58）。
当時、久慈さんは38歳（彼女いない歴5年）。
社員8人の小さな会社に勤め、給料は税込みで月27万円でした。
月に1回のキャバクラ通いが楽しみな負け組サラリーマンだったそうです。
ロト6は、当選するまでは、毎週千円くらいずつを3年ほど買い続けていたとのこと。
たまたま買って当選するほど甘いものでもないのでしょう。
久慈さんの運命が変わったのは2005年１月13日。
仕事から帰宅後、当選番号をチェックしたら、すべての数字が的中し、1等の当選が分かったのでした。
約1週間後、近くのみずほ銀行の支店に当選券を持ち込み、その日は預り証を発行してもらって帰宅。
そして数日後に改めて支店に出向き、3億2千万円が入金された通帳を受け取ったのでした。
高額当選後の変化
高額当選は誰にも言わず、黙っていたのですが、徐々に金遣いが荒くなっていったそうです。
当選後、最初に買った高価なものが、330万円のロレックスでした。
そして夜な夜な歓楽街を“パトロール”するようになり、外国人パブや高級クラブで散財。
「月に１回のキャバクラ通いが楽しみ」だった男が、気づけばシャンパンタワーに興じるようになりました。
お金のにおいを嗅ぎつけた女性が近づいてくると、ついお金を使ってしまったようで、ついにはマンションまで買い与えたしょうです。
一方で、当選から三か月後に匿名で始めたブログがメディア関係者の目にとまり、週刊誌に取り上げられたり、テレビ番組に呼ばれるようになりました。
このブログが書籍化されると４万部のヒットになり、さらにはドラマ化までされる事態に。
書籍も売れて印税は入ってくるし、『先生、先生』ってちやほやされて、まさに人生の絶頂を迎えたのでした。
しかしこの幸せも、そう長くは続きませんでした。
投資に手を出し、株とFXで恐ろしい金額を溶かしたのでした。
当選から最初の１年で気づけば1億4千万円くらい失いました。
その後も久慈さんの“転落人生”は続きます。
タイやフィリピンの女性を追いかけて本国まで通い、彼女たちにポンと家を建てたかと思えば、ゴム園の投資詐欺にも引っかかるなど、もうムチャクチャです。
結局10年も経たずに、当選金のほぼすべてを溶かしてしまったのでした。
ちなみに今でも毎週ロト６を買い続けているそうです（苦笑）。
地道な資産形成のメリットとは？
宝くじの高額当選は大きな夢があります。
本音を言えば、私だって高額当選してみたいです。
そして会社を辞めて、悠々自適な暮らしを送りたいと思っています。
しかし、現実はそう甘くないことも知っています。
だからこそ、地道に貯金し続け、一部を積立投資に回し、少しずつ資産を増やしているのです。
地道に資産形成して大きな資産を築くと、お金の大切さをものすごく理解できます。
そして大金を築く大変さも理解しています。
よって、仮に宝くじに当たったとしても、堅実な使い方をする人が多いように思います。
そもそも宝くじは買わない人のほうが多いかもしれません。
大金に慣れていない人は、久慈さんのように散財し、結局元のお金の無い状態に戻っていくのでしょう。
ちなみに久慈さん本人も「当選してなかったら、今、もっとお金を持っていたと思う」と語っています。
急な大金は人を狂わせる魔物と言えそうです。
まとめ
以上『ロト6で3億2千万円を当てた男の末路。一瞬の幸福からの転落人生』でした。
いかがでしたか？
誰しもが大金を手に入れて、豪遊してみたいと思ったことはあるでしょう。
しかし、現実に大金を手に入れても、良い人生を送れない人がいることがお分かりいただけマシでしょうか？
今回は一例にすぎませんが、他にも似たような状況に陥った人がたくさんいます。
退職金を一瞬で失う人たちも似たような事例かもしれません。
お金を大切に扱うことを身に付けるためにも、地道に時間をかけて資産を育てていったほうが身のためです。
となれば、早くから資産形成し始めたほうがよいでしょう。
老後のためとは言わずとも、近くの未来のために少しずつ貯金し始めるのがよいのではないでしょうか。
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