【50歳の今振り返る】40代でやっておいてよかった貯金術5選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今年40代に別れを告げ、50歳になりました。
振り返ると40代の10年間でいろいろなこととありましたが、私の場合は資産形成において大きな転機を迎えていました。
失敗や後悔も残しつつ、それでも世間一般と比較すれば良い結果が出たと自負しています。
そこで今回は現在40代の皆様へのエールの意味も込めて、40代でやっておいてよかった資産形成を5つご紹介していきます。
すこぶる基本的なことなのですが、基本をしっかり徹底できるかどうかが勝負の分かれ目であることが分かると思います。
それでは早速行ってみましょう。
40代で貯金額はどうなった?
まずは40代の10年間で私の資産がどう推移したかをご紹介します。
このような感じでして、実は本格的に資産形成に取り組み始めてから、やっと10年くらいなのです。
30代のうちに2600万円までは来ていたのですが、もっと多くの貯金を貯められる人もたくさんいらっしゃいます。
その点では私の貯金はだいぶ遅れていたと言えます。
そこから一念発起し、47歳で5000万円を突破。
そして、50歳を4か月後に控えた49歳で6000万円を突破しました。
つまり40代の10年間で3500万円の貯金増加に成功しました。
3500万円と言えば「老後2000万円問題」などあっさりクリアする金額です。
40代で貯金が全然ない、という人もいるでしょうが、まだ間に合います。
ただし、本気で貯金に取り組まないと間に合いません。
では、ここから40代でやっておいてよかったことをご紹介していきます。
1.不要品処分
40代でやっておいてよかった資産形成1つめは「不要品処分」です。
「不要品処分」は私の40代以降の資産形成の原点と言っても過言ではありません。
決して貯金が苦手ではなかった私ですが、40代を手前に資産の伸びが頭打ちになっていました。
原因を探ったところ、支出の増加に行きつきました。
そして、私はもう一つ別の問題を抱えていました。
それは「掃除が苦手」であることです。
ゴミ屋敷とは言いすぎですが、足の踏み場のない部屋で暮らしておりました。
40歳を過ぎてからのある日、「暇だから」という理由で部屋の掃除を始めました。
とにかく、いらないものは捨てようと。
本・雑誌と洋服類が大半を占めたのですが、とにかくひたすら不要品を捨て続けました。
その結果、私は二つのものを手に入れました。
一つは綺麗な部屋、そしてもう一つが「必要なものだけを買う能力」です。
それまで何となく買っていたものは本来必要とは言えないものも多かったのですが、不要品処分を境に余計な買い物は激減しました。
自分にとって必要なもの、不必要なものを見極められるようになっていたのです。
2.支出の削減
40代でやっておいてよかった資産形成2つめは「支出の削減」です。
先ほどの「不要品処分」の結果、明らかに無駄な買い物が減少しました。
仮に欲しいものが出てきても、一時停止して「本当に必要なのか?」と自分に問いかけた結果、大半は不要なものだと判断できるようになったからです。
他にも節約術としては定番である「固定費の削減」にも取り組みました。
格安スマホへの乗り換え、月額料金サービスの解約、保険の解約などを徹底的に行いました。
その結果、毎月の支出は激減し、貯金の増加につながりました。
支出が減少した結果、少ない収入でもやりくりできる自信もつきました。
おそらく今後も無駄な支出は増えないと思います。
65歳以降は年金生活に入りますが、少ない年金収入でも生活していける自信があります。
少ない収入でもやっていける自信は、ものすごくプラスになっています。
3.100歳までの資産推移シミュレーション
40代でやっておいてよかった資産形成3つめは「100歳までの資産推移シミュレーション」です。
直接的な貯金術ではなく、貯金の計画と言ってよいでしょう。
これからの人生において、毎年いくら貯金したら何歳時点でいくらになるのか?
65歳から年金をもらい始めるとして、何歳で貯金が底をつくのか?
そもそも年金はいくらもらえるのか?
老後の支出は毎月いくらになるのか?
介護の支出は?
ライフイベントなども考慮し、基本となる100歳シミュレーションを作成しておき、毎年微調整を加えながら、100歳まで貯金が維持できるのかを考えています。
シミュレーションがあることで、いつ頃5000万円に到達するかも明確になり、目標管理にも役立ちました。
また、1年が始まる際には月次の計画も立て、どのように資産が推移するかも把握しています。
もちろんピッタリそのとおりにはなりませんが、おおまかな目安としては非常に役立っています。
4.昇給
40代でやっておいてよかった資産形成4つめは「昇給」です。
貯金の話になると、まずは支出の削減が叫ばれます。
確かに支出の削減は非常に重要です。
しかし、支出の削減だけでは貯金を増やすにも限界があります。
貯金を増やしたいならば、いかに収入を増やすかも考えなければいけません。
私の場合はサラリーマンであり、主たる収入は会社の給料です。
よって給料を増やすには昇給し続けなければいけませんでした。
結果的には幸運にも恵まれ順調に昇給し、管理職にも昇格し、給料が増えていきました。
中小企業ですから世間的に見て高収入とは言えませんが、平均以上の給料はもらえています。
給料が増え、先にも述べたように支出が減少しましたので、貯金のペースは一気に上昇しました。
40歳目前で150万円程度にまで減少していた年間貯金額は、40代半ばにして300万円超まで増加しました。
投資を積極的にやってこなかった私にとっては、昇給が非常に重要だったのです。
5.投資
40代でやっておいてよかった資産形成5つめは「投資」です。
私が投資を再開したのは45歳のときでした。
30代で短期投資に失敗し、懲りて投資の世界から離れていました。
しかし、資産を増やすには投資は不可欠と思っていたところ、始まったのがNISAとiDeCoでした。
当初は静観していましたが、いろいろと勉強して「つみたてNISA」をやってみようとの結論に至りました。
継続することが得意だった私としては、積立投資は性格的にマッチしているかもしれないと思いました。
また、投資を辞めた原因の一つに「株価の変動に心が乱れ、耐えられない」というものがありました。
これも少額から始めることで解決しました。
しかし、2020年に入ってコロナショックで一気に資産はマイナスに転じました。
一瞬心が乱れかけましたが、「今後回復する」と信じ、投資を継続。
その後はご存じの通り、株価は急回復し、さらに上昇を続け、資産は大きなプラスをもたらしてくれました。
40代のうちに投資を始めておいたのは、他の人と比較すれば遅かったです。
もっと早くから投資をしていれば良かったとの後悔もあるため、あえて紹介しておきました。
投資は早く始めるに越したことはありません。
また、これからは物価上昇が続いていく世の中になりますから、投資は必須になっていくと思います。
まとめ
以上『【50歳の今振り返る】40代でやっておいてよかった貯金術5選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.不要品処分
2.支出の削減
3.100歳までの資産推移シミュレーション
4.昇給
5.投資
今回挙げた5つはどれも特別なことではありません。
基本的なことを地道に徹底できれば勝てるという典型的な事例とも言えるのではないでしょうか。
貯金が突然増える魔法はありません。
宝くじに当選するような一発逆転はそうそうありません。
先を見据えて長期的に取り組まなければいけませんから、早く始めた者勝ちです。
それでも40代ならまだ間に合うはずですから、もし参考になる点があれば取り入れてみてください。
あなたの資産形成が上手くいくことを心から願っています。
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