【投資資産2000万円への道】まさかのマイナス。2025年2月結果
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
月の最初の記事は投資の資産報告です。
2025年からは投資の資産だけに絞っての資産報告を復活させるということで、今回は再開3回目となります。
2月は米国株投資家にとって苦難の月となったのではないでしょうか。
投資の資産はどう変化したのか、早速見ていきましょう。
2025年2月までのS&P500の推移
最初は2025年2月の市場の動きを振り返ってみましょう。
まずは私の主要銘柄であるS&P500の直近3ヶ月チャートです。
2月の前半は堅調で、徐々に上昇していきました。
しかし、月中で一変し、月後半は下落の一途を辿りました。
最後の最後で盛り返したものの、2月は散々な結果となりました。
可能性としてはあり得ることと考えていましたが、ここまでひどいとは思いませんでした。
なぜ下落の可能性を感じていたかは後ほどご紹介します。
2025年2月までの為替(円ドル)の推移
続いて円ドルの直近3ヶ月チャートはこちらです。
2025年2月は1月からの流れをそのままに円高ドル安が進みました。
先月、焦点としては「どれくらいのドル安になるか」と述べておいたのですが、まさか1ドル150円を切るところまでドル安が進むとは思っていませんでした。
先ほどのS&P500の指数低下と重なり、米国株投資家としては非常に厳しい2月となりました。
2025年2月末時点での投資総資産
では、結果として2025年2月末で投資の資産がいくらになったのか、推移は以下のとおりです。
2025年1月末 | 2025年2月末 | 増減 | |
VTI・VYM(SBI証券) | 3,576,488円 | 3,520,261円 | -56,227円 |
NISA・特定口座(楽天証券) | 5,890,526円 | 5,822,721円 | -67,805円 |
合計 | 9,467,014円 | 9,342,982円 | -124,032円 |
2025年2月単体で見ると、なんと前月比でマイナス12万円となりました。
2月の追加投資はVTIが2口、新NISAは30万円です。
前月比マイナスになったということは、追加投資がすべて無くなり、さらに減ったことを意味します。
このマイナス劇は2024年7月以来のこと。
まさか1年も経たずに再びマイナスを喰らうとは想像していませんでした。
投資をやっている以上、こういうことは起こり得るのでしょうが、それでも期待している未来とは異なります。
さすがにへこたれそうですが、ここ最近上昇しすぎていたと考えると、次回積立時に安く買えると前向きに捉えるしかありません。
永遠に右肩下がりになるわけでもありませんし、「これが投資」と割り切るしかないでしょう。
2025年2月時点でのポートフォリオ
続いて2025年2月時点でのポートフォリオです。
投資の資産のみについて、先の両証券会社の資産をより詳細にご紹介しておきます。
相変わらずS&P500が最も多く、VTI、オルカン、VYMと続いています。
改めて見ると、VTIと楽天VTIを合計すると30%を超えているのですね。
それにしてもアメリカ一辺倒です。
ただ、2月のように米国株が崩れ、ドル安が進むと、オルカンであってもどうしようもないでしょう。
2025年は波乱の一年になりそうな予感です。
2025年2月のS&P500ニュース
最後はニュースのご紹介です。
2025年2月に報じられたS&P500に関連するニュースの中から個人的に気になったものをピックアップしてご紹介します。
2月中に掲載された記事ですので、一部の記事が少し古くなっている点はご了承ください。
米国株、3つの不安要素を抱え2月相場へ S&P500の月間見通し
まずはIG証券のサイトで紹介されていた2月の見通しについてです。
非常に興味深いグラフが掲載されていたので、ご紹介します。
これは1957年から2024年までの平均騰落率のグラフです。
グラフを見ると、1月と3月の高パフォーマンスに挟まれ、2月は谷のようにくぼんでいることが分かります。
つまり2月はパフォーマンスが低下する傾向にあることが分かります。
仮に2月は調子が悪くても、3月・4月での回復を信じてホールドし続けなさいという示唆のように見えます。
このグラフは覚えておくとよいかもしれません。
この件があったので、2月は悪いパフォーマンスになるかもしれないと私は構えることができていたわけです。
年間で見ると9月が最悪で、10月以降に大きく回復することも知っておくと、結局は「ずっとホールドしておくのが最適解」ということにも気づくでしょう。
新NISA2年目、新規口座開設の動き減少…外国株投信に人気偏りが課題
続いての記事は2年目を迎えた新NISAについてです。
新規口座開設の動きが鈍化しているようですが、初年度と比較して減少するのは仕方ないと思います。
初年度は一気に口座開設の動きが起こるでしょうから、2年目以降は減少するはずです。
今後は投資に対して興味関心の低い層を掘り起こしていく必要が生じますから、前年を上回るのは難しいのではないでしょうか。
また、人気が外国株投信に偏っている点については、投資対象として魅力的になるようがんばってください、としか言いようがありません。
直近は円高ドル安に転じていますので、オルカンやS&P500と比較すると為替リスクがないですよ、といううたい文句で日本株ファンドを売り出しやすくなるかもしれません。
ただし、株価が上昇し続けるかは別問題です。
なぜバフェット「S&P500」全売却?
続いてのニュースですが、これは驚いた人も多かったのではないでしょうか。
あのウォーレン・バフェットが保有していたS&P500に連動するETFを、すべて売却していたことが2025年2月14日に明らかとなりました。
奥さんにS&P500を薦めていたバフェットがS&P500のETFをすべて売却してしまうとは!?と気になった人が多かったようです。
そのあたりについて考察したのがこの記事です。
実はバフェットのポートフォリオのS&P500を占める割合は0.02%に過ぎませんでした。
購入したのは2019年でコロナショック直前になってからです。
基本的には個別株を保有していますから、なぜあのタイミングでS&P500を購入し、ここで売却したのかです。
その真相を知るのはバフェットのみですが、ただ一つ言えることは冷静に相場見ることでしょうか。
そろそろ大きな調整が入るとの見方が徐々に強まっていますので、警戒をしておく必要はあります。
しかし、積立投資派はたとえ株価が大きく下がっても、ホールドし続けるのみです。
だからこそ、狼狽売りすることなく、冷静に様子を見なければいけません。
2025年3月の投資方針
最後は今後の投資方針です。
2025年3月の追加投資は2025年2月と大枠は同じです。
新NISAでeMAXIS SlimのS&P500に25万円、オルカンに5万円。
VTIは1口に減らします。
理由は、2月から積み立てを再開したため、1月分も1口積み立てるという意味で2口にしておりました。
3月は1口で積み立てます。
しかし、2月の結果を踏まえると、さすがに貯金を取り崩して投資に回すのは慎重派の私としてはやりすぎの感があります。
そのため、4月以降もVTIの積み立てを継続するかは検討事項となりました。
まとめ
以上『【投資資産2000万円への道】まさかのマイナス。2025年2月結果』でした。
いかがでしたか?
2月は本当にひどい一ヶ月となりました。
株安とドル安のダブルパンチは米国株投資家にとって本当につらいです。
2024年7月以降で2度目にマイナスを喰らい、今後もこういうことがあるのだろうと改めて心に刻まれました。
私は含み益がありますが、投資を始めて間もない人は退場している人も多いような気がします。
積立投資はこういう苦しい時期も積み立てを続けてナンボです。
苦しい時期こそ「何のために投資を始めたのか?」という目的を見失わないようにしたいところです。
下落しようがバフェットが売ろうが、ゴールは少なくとも10年先ですから、歯を食いしばってホールドし続けましょう。
私の場合はこの程度で驚いていたら、今後さらに資産を増やしていこうというのですから、もっと大きなマイナスに出くわすこともあるでしょう。
覚悟はしておく必要がありそうです。
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