【9割の人が知らない】資産5000万円を達成したのに後悔していること7選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
私は47歳で5000万円を達成しました。
社会人になってから25年を経過しての達成です。
お世辞にも早い達成とは言えません。
世の中には、もっと若い年齢で資産5000万円を達成した人が数多くいらっしゃいます。
例えば、三菱サラリーマン氏は30歳で7000万円、節約系youtuberさんは30歳で5000万円を達成しています。
世の中の多くの人たちはこの両者のように早く資産を増やしたいと考えていることでしょう。
そこで今回は、私自身の経験から、なぜこういうことをしなかったのだろうか?と後悔していることを7つご紹介します。
動画を視聴される皆さんには、私の経験を反面教師にしていただき、資産5000万円、さらなる大きな資産を築いてもらえればと思います。
それでは早速行ってみましょう。
1.もっと給料の高い会社に就職・転職すればよかった
まず1つ目は「もっと給料の高い会社に就職・転職すればよかった」ことです。
誰しもが当たり前のように思ってしまうことが1つ目です。
資産形成の出発点は収入を得ることです。
そして、収入が多ければ多いほど資産形成は有利になります。
そう考えると、私は大学時代から働くということに対して後ろ向きだったように思います。
就職活動も動機が乏しく中途半端でした。
運良く就職できましたが、決して給料の高い会社ではありませんでした。
転職して給料は増えましたが、業界内にはもっと給料の高い会社がいくらでもあります。
あくまでお金の側面だけの話ですが、もう少し転職先も慎重に考えるべきでした。
50歳を過ぎてしまうと、もはや手遅れと言ってよいでしょう。
2.もっと徹底的に支出を抑えればよかった
2つ目は「もっと徹底的に支出を抑えればよかった」ことです。
私は子供の頃から貯金好きで、お小遣いやお年玉もあまり使わず、貯金するタイプでした。
就職後も、あまり物欲がないことから、年100万円は貯金できていました。
反面、欲しいと思ったものは比較的すぐ買ってもいました。
そこそこの値段の洋服、そこそこの値段のゴルフセット、車の買い替えでは現金一括で新車など。
さらに、スポーツジム、新聞・雑誌の定期購読、保険など、普通の人と同じようなお金の使い方をしていました。
もし、若い頃から支出管理の重要性に気づいていれば、もう少し支出を控えていたことでしょう。
若い頃は多少見栄も張っていました。
収入が手に入り、少し自分を大きく見せようとしていた感は否めません。
このあたりは後で登場しますが、もっと早く本当の資産形成を理解できればよかったのに、と後悔しています。
3.お金のかからない趣味を持てばよかった
3つ目は「お金のかからない趣味を持てばよかった」ことです。
趣味や娯楽はどうしてもお金がかかりがちです。
私の資産形成を蝕んだのはゴルフとファッションです。
毎週打ちっぱなしに行き、毎月1回はラウンドする。
毎月何かしら新しい洋服を買う。
しかも、ファストファッションではなく、ちょっぴり名を知られたブラントのもの。
あまり着ない服がどんどん溜まっていきました。
さらに、パチンコ・パチスロにも手を染めてしまい、資産形成に影響を及ぼしました。
パチンコ・パチスロにドハマりした時期は、本当に資産が増えなくなってしまい、本当に後悔しています。
ついで言えば、時間ももったいなかったです。
また私の場合は田舎暮らしで自動車を保有していたことも見逃せません。
自動車は通勤では不要で、休日に自由に行動するための手段として保有していました。
自動車は維持管理コストが多額に及び、そもそも自動車の購入自体が大きな出費になります。
よって、自動車に関する支出も資産形成に大きな影響を与えました。
最後は、実は海外サッカーが大好きで、サッカーを見るための環境を整えていました。
当時はスカパー!でサッカーを見れる全チャンネルに加入し、それだけで毎月1万円を超える視聴料の支払いが発生していました。
そのほかにサッカー雑誌2冊の定期購入、そして好きなチームのユニフォームやグッズのコレクション。
この収集癖が厄介で、お金も出ていき、部屋にモノが溜まることになりました。
そのときは楽しいのですが、今振り返ると不要な支出も多いです。
趣味の支出は人生を楽しくしてくれましたが、もう少し抑えることはできたと後悔しています。
4.もっと投資の勉強をすればよかった
4つ目は「もっと投資の勉強をすればよかった」ことです。
私が投資を始めたのは30歳のころです。
もちろん「お金を増やしたい」という野心がありました。
当時は「デイトレード」「短期トレード」が注目を集めた時代でした。
短期間で億単位の資産を稼ぎ出したトレーダーが出現し、投資雑誌やテレビに取り上げられる機会が多くなっていました。
私もその影響を受け、仕事から帰ってから家で行う短期トレードを試みましたが、あえなく玉砕しました。
大したルールも作れず、なんとなくトレードしていたと指摘されても仕方がないような取引を繰り返し、徐々に損失が拡大していきました。
そして、ライブドアショックの煽りも受け、結局トータルで100万円以上の損失を出し、投資から撤退したのでした。
ちなみに、撤退したのは確か2007年ごろで、撤退後にリーマンショックが起きました。
当時は「助かった」と思ったものです。
それから月日は流れ、2019年の3月に投資を再開したのでした。
すでに年齢は45歳になり、資産は4000万円に到達していました。
再開するにあたっての投資手法は「長期投資」です。
つみたてNISAの登場を知り、「これなら自分にもできそう」ということで投資を再開しました。
しかし、再開が2019年まで遅れたことは相場の良かった時期をずっと逃し続けたことになります。
現在になってこの「機会損失」に対する後悔の念が強くなっています。
投資先にはアメリカもあるとか、長期・分散・積立投資という手法もあるとか、もっと早く投資を再開していれば、もっと大きな資産を築けていたのではないか、と後悔しています。
結局、振り返ってみないと分からないことではありますし、今後もどうなるかは分かりません。
事実、トランプ大統領登場以降の世界経済は完全にカオスな状態に陥っています。
もしかしたら「投資しなければよかった」という後悔に変わるかもしれません。
5.もっと投資額を増やせばよかった
5つ目は「もっと投資額を増やせばよかった」ことです。
そもそも投資を辞めた理由の一つが「自分のリスク許容度の低さ」に気づいたことでした。
株を買ってからというもの、仕事中も株価が気になって仕方がなく、何度となく株価をチェックしていました。
値動きがとにかく気になり、ドキドキしてしまうのです。
正直、こんなことになるとは思いもしませんでした。
そのため、つみたてNISAを再開するにあたってのポイントは「株価を気にせずに済むような投資」でした。
そのため、最初の積立額は3つのファンドに300円ずつ、合計900円というとんでもない少額からのスタートとなったのです。
ありがたいことに全然ドキドキせずに済み、心を慣らしていきながら少しずつ金額を増やしていきました。
そのため、1年後に訪れたコロナショックのときには、30万円程度の金額しか投資をしていませんでした。
コロナショックを受け、投資の資産は含み損を抱えつこととなり、今後の投資をどうするか選択を迫られました。
しかし、そう長い時間をかけることなく「そのまま積立投資を継続する」という結論に至りました。
金額も少なかったですし、そもそも15年後や20年後を見据えて再開した投資です。
この程度の暴落で投資を辞めていては何のために投資を再開したのか分かりません。
よって、投資は継続という判断は簡単にできました。
ただ、ここで追加投資をするという発想はありませんでした。
もしコロナショック以降に大きな額を追加投資できていれば、そもそも投資再開時からつみたて投資の枠にとどまらず、もっと多くの額を投資できていたら、一体どうなっていたでしょうか。
コロナショック後、株価は急回復し、一気に突き抜けて最高値を更新し続ける展開になっていきました。
また、為替も確か1ドル100円くらいだったところから一気に160円くらいまでドル高が進みました。
そのため、米国株メインの投資家はものすごい恩恵を受けたはずです。
しかし、私の受けた恩恵は極めて小さいものとなりました。
非常にもったいないことをしたと後悔しています。
おそらく、この2~3年の間に一気に私を追い抜いていき、何なら億り人まで辿り着いた人は結構いたのではないでしょうか。
6.もっと早く資産形成に目覚めればよかった
6つ目は「もっと早く資産形成に目覚めればよかった」ことです。
ここまで見てきて、収入、支出、投資という資産形成の三本柱すべてに後悔の念があることはお気づきいただけたと思います。
これらを総合的にみると、もっと早く資産形成の重要性に気づいていれば、と思うようになりました。
支出管理であれば、私が本格的に支出管理に着手したのは40歳を過ぎてからです。
40歳になって、ようやく「実は無駄な支出があるのではないか」と気づき、いろいろな支出のカットに着手し始めました。
固定費と変動費を一つ一つ調べて要不要の判断をしていったのが40歳すぎです。
さらに、投資も再開したのは45歳のときです。
つみたて投資の登場まで、投資についてはもはや無視しており、資産を増やす選択肢から除外していました。
トランプ政権誕生以降、どんどん株価が下がり、資産が減少しました。
もし、もっと早く多額を投じ、大きく資産を増やしておけば、市場から一時避難して鎮静化を待つといった選択肢を取れたかもしれません。
そもそも就職活動の時期なんて、お金の重要性など正直ほとんど気にしていませんでした。
「自分のやりたいことをやる」のが重要だと思っていたからです。
しかし、生きる上では何をするにもお金が必要であり、理想と現実のギャップは年齢が上がるにつれて気づかされることになりました。
自分の気づきの遅さに後悔しています。
7.退職金のある会社に転職すればよかった
最後の7つ目は「退職金のある会社に転職すればよかった」ことです。
これは最近になって思うようになりました。
50歳を過ぎて、リタイアが見え始めたからかもしれません。
改めて考えると、退職金という名目でドンと1000万円くらい入ってくるのはものすごいプラスになると感じています。
自分で退職金のない会社を選んで転職していますので、資産形成は退職金に頼らずにおこなってきたつもりです。
しかし、この年齢になってみて、やはり退職金は大きいと感じ始めています。
先ほども触れましたが、気づくのが遅いのです。
最近は退職金が減少傾向にあるとのことですが、無いよりあったほうがマシです。
老後まで見据えた就職先選びはできていなかったということで、後悔の念が生じています。
まとめ
以上『【9割の人が知らない】資産5000万円を達成したのに後悔していること7選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.もっと給料の高い会社に就職・転職すればよかった
2.もっと徹底的に支出を抑えればよかった
3.お金のかからない趣味を持てばよかった
4.もっと投資の勉強をすればよかった
5.もっと投資額を増やせばよかった
6.もっと早く資産形成に目覚めればよかった
7.退職金のある会社に転職すればよかった
私は資産形成において多くの後悔を生んでしまいました。
あなたが本気で「収入、支出、投資を見直そう」と思えば、今からでもやれることはいくらでもあります。
この記事をお読みになった方は、私と同じような後悔をせずに済むよう資産形成に取り組んでください。
そして、安心して老後を迎えられるようになってください。
とにかく一つ言えることは「資産形成は早めに取り組み始めたほうがよい」ということに尽きます。
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