資産6000万円準富裕層が50代になって1年経過して感じたリアルと変化7選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
昨年とうとう50歳になったと思っていたのですが、あっという間に1年が経過しようとしています。
本当に時の経つのは早いものだと実感しています。
そこで今回は50代になってから1年経過して、資産形成に関して実際に感じたことや生じた変化をご紹介していきます。
まだ50歳未満の若い皆さまにとっては、年齢を重ねることで生じることを知る機会になると思いますので、何かしらの参考にしていただければ幸いです。
それでは早速行ってみましょう。
1.体に異変が次々と起こった
50代になって1年経過して感じたリアルと変化1つ目は「体に異変が次々と起こった」ことです。
この1年間で腰の痛み、肩が上がらない、肩首のコリの悪化、視力の低下、健康診断でC判定登場など。
これまで何の異常も無かった腰に痛みや違和感を感じることが増えました。
電車も以前ならずっと立っていたのですが、座りたいと思うことが明らかに増え、実際ほとんど座るようになりました。
ただ、この1年の体の異変の極めつけと言えば、何といっても手術です。
まさかこの年齢で自分が手術を受ける羽目に遭うとは思いもしませんでした。
改めて、必ず体は衰え、予想外の変調をきたすのだと実感しました。
旅行とか体を動かす系のやりたいことは若いうちにやっておいたほうが良いということも痛感させられました。
会社を辞める頃に、そして老後に今と同じような体の動かし方ができる保証はどこにもありません。
行きたい場所があっても、体が痛いからという理由で諦めるようではもったいないです。
2.投資を早く再開しなかった後悔の念が強くなった
50代になって1年経過して感じたリアルと変化2つ目は「投資を早く再開しなかった後悔の念が強くなった」ことです。
私がつみたてNISAをきっかけに投資を再開したのは2019年3月のこと。
あれから6年が経過し、投資を長く続けるにつれ、投資の威力を知ることとなりました。
そして、考えれば考えるほど、コロナショック以降の反動を活かしきれなかったことを大変悔やんでいます。
米国株メインの投資家からすれば、1ドル100円だったのが150円まで上がるようなビッグチャンスはそうそう訪れません。
また、それ以前のリーマンショック以降やアベノミクスなど、投資のビッグチャンスはいくらでもありました。
しかし、投資に及び腰となっていた私はことごとくチャンスを逃し続けました。
資産が増えれば増えるほど「あのときやっておけばよかった」という想いが強まったのは意外でした。
私は自身の過去の行いについて、自分に責任があるため、受け入れるタイプなのに、投資だけは少し違いました。
2025年に入ってからトランプ大統領の進める政策で株価が低迷し始めたことも影響しています。
資産を増やせる時に増やせなかった、との想いが日増しに強くなっています。
3.早く資産を増やしたい「焦り」が強くなった
50代になって1年経過して感じたリアルと変化3つ目は「早く資産を増やしたい「焦り」が強くなった」ことです。
これは年齢のせいなのか、資産増加のせいなのか正直よく分かりません。
はたまた投資のせいなのか、私の会社の業績のせいなのかもよく分かりません。
とにかく以前より資産を早く増やしたいという気持ちが強くなりました。
人生でやりたいことを目指すより、資産額を達成し、会社を早く辞めたいという気持ちが強すぎるような気もします。
また、先の2番で触れたように、投資の絶好機をまたも逃してしまったという後悔の念は少なからず影響していると思います。
4.仕事のモチベーションが下がった
50代になって1年経過して感じたリアルと変化4つ目は「仕事のモチベーションが下がった」ことです。
仕事のモチベーションは、すでに40代半ば頃から低下し始めていました。
最大の原因は「早期リタイアを意識しすぎたこと」です。
元々「5000万円でセミリタイア」を目標にしていたのですが、資産が徐々に増えるにつれ「早くリタイアしたい」という気持ちが強くなりました。
そして、リタイアに対する意識が強くなりすぎるあまり、仕事がどうでもよくなっていきました。
私の仕事のモチベーションは、コロナ禍直前がどん底でした。
コロナ禍に入り、出社が禁止されリモートワークになったことで、私の仕事に対する強烈なストレスは緩和されていきました。
そして、どうにかモチベーションのどん底を脱することができました。
さらに、自分のポジションを上手く利用し、面倒な仕事を徐々に回避できるようになっていきました。
窓際FIREとは言えませんが、以前よりだいぶ負担は軽減できたため、どうにか仕事を続けられています。
しかし、最近の手術によって再びモチベーションは低下しています。
5.セミリタイアよりフルリタイア志向が強まった
50代になって1年経過して感じたリアルと変化5つ目は「セミリタイアよりフルリタイア志向が強まった」ことです。
私はずっと「セミリタイアしたい」と言ってきました。
これは正直なことを言うと、現実を見据えての目標でした。
完全に仕事を辞めるフルリタイアなどできるはずがない、そして怖いというのが本音でした。
しかし、実際のところは会社を辞めても働き続けるなど嫌に決まっています。
働くのが嫌で早期リタイアを目指しているのに、新たな職探しをすることは自分の本心と矛盾しています。
やはり、できることならフルリタイアしたいです。
お金で何かを我慢するのではなく、自分の思った通りの生き方をしたい、との想いがようやく芽生えてきました。
6.思い出作りの意識が強まった
50代になって1年経過して感じたリアルと変化6つ目は「思い出作りの意識が強まった」ことです。
これは確実にベストセラー本『DIE WITH ZERO』の影響です。
読んでから、「死ぬまでにやりたい100のリスト」を作成したりしましたが、実行にはあまり移せずにいました。
実行に移すきっかけになったのは、50歳という年齢が見えてきたことです。
50は100の半分ですから、50という数字に人生の半分は終わったと痛感させられました。
そのため、元気なうちにやりたいことをやっておかなければとの想いが強くなりました。
また、母が衰え、自立歩行が徐々に困難になっているのを見て、自分も動けるうちに動かなければ、とも思うようになりました。
しかし、如何せんものぐさは変わらず、お金が減ることへの恐怖心もあり、ほんの少ししか行動に移せずにいます。
7.資産目標に疑問を持ち始めた
50代になって1年経過して感じたリアルと変化7つ目は「資産目標に疑問を持ち始めた」ことです。
目標として8,000万円を貯めたいという気持ちはもちろん今も持っています。
それなりに計算をして、これくらいあれば残りの人生は大丈夫だろうと考えていました。
「8000万円貯めるために早くから投資をしていれば」と後悔するようになったり、「早く8000万円貯めれば会社を辞められるのに」と焦るようになったり、といった変化も生じました。
しかし、ここ最近になって思い始めたことは「いくら貯めるか」より「人生で何をするか」のほうが重要なのではないかということです。
この意識の変化は、やはり手術をしたことが非常に大きかったかもしれません。
もちろん年齢が高くなってきて、残りの人生のことを意識するようになっていたのも事実です。
だからこそ思い出作りの意識が強まっていたのだと思います。
資産の額が人の価値を表すわけではありません。
目標額が貯まるまで何かを我慢するより、目標額など取り払い、やりたいと思ったことを早くやったほうがよいのではないかとこの歳になってようやく思い始めました。
残された人生でやらなければいけないこと
私が残された人生でやらなければいけないと思っていることは、資産形成ではありません。
もちろん「思い出作り」です。
「死ぬまでにやりたい100のリスト」はまだ完成はしていませんが、だいぶ埋まりました。
あとは、挙げた「やりたいこと」に年代も入れることで、より具体的にし、行動に移しやすくする必要があります。
まさか手術をすることになるとは思いませんでしたから、急がないと間に合わないかもしれません。
やり残して悔いの残らないよう、1個ずつ実行していきたいと思います。
まとめ
以上『資産6000万円準富裕層が50代になって1年経過して感じたリアルと変化7選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.体に異変が次々と起こった
2.投資を早く再開しなかった後悔の念が強くなった
3.早く資産を増やしたい「焦り」が強くなった
4.仕事のモチベーションが下がった
5.セミリタイアよりフルリタイア志向が強まった
6.思い出作りの意識が強まった
7.資産目標に疑問を持ち始めた
50代になってから、いろいろな変化を感じました。
体の異変は想定外すぎて、正直自分でも驚いています。
これまで以上の残された人生のことを考えることが増え、ますます早くリタイアしたいと思うようになりました。
また、早く資産を貯め、思い出作りもしなければとも思い始めています。
年齢を重ねるといろいろな変化が起こります。
資産形成は今の自分を基準に進める人がほとんどだと思います。
しかし、将来の自分は今の自分と同じとは限らないことは理解しておいたほうが良いと思います。
変化に対応できる余地は残しておかないと、後々苦労することになるかもしれません。
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