57歳で早期退職し無職になって3年。想定通りにいかなかったこと7選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
最近は50代から早期リタイアした事例の収集に明け暮れています。
私自身が55歳からの早期リタイアを目指しており、いかに失敗しないようにすべきか、その対策を講じるためです。
今回は57歳で早期退職して、上手くいかなかった点を紹介している事例を見つけたので、この事例からどう対策するかを検討していきます。
1.収入ゼロの精神的プレッシャー
想定通りにいかなかったこと1つ目は「収入ゼロの精神的プレッシャー」です。
やはり最も大きかったのはお金に関することのようです。
この方の場合、退職金はあったようですし、退職後のお金に関してシミュレーションを繰り返して、60歳で年金を繰上げ受給するまでは足りる計算でした。
しかし、毎月の給料が入ってこないという現実は想像以上に重かったようです。
現役時代は多少の無駄遣いをしても、給料が入ってきますから何とかなります。
しかし、出ていく一方になったことで、コンビニでの買い物や自販機の飲み物さえ躊躇するような「お金を使うことへの罪悪感」が生まれました。
罪悪感は楽しみへのお金の使い方にも心の中で制約を作ってしまい、リタイア生活が楽しめなくなります。
2.想定外の大きな出費
想定通りにいかなかったこと2つ目は「想定外の大きな出費」です。
2つ目もお金に関することです。
生活費は準備していましたが、家の外壁塗装(150万円)、ガス給湯器の故障(40万円)、車の修理、エアコンの交換など、数十万円単位の突発的な出費が重なり、精神的な負担となりました。
このような事態が繰り返されると、趣味にお金を使いづらくなり、情熱も冷めてしまいます。
3.生活リズムの乱れ
想定通りにいかなかったこと3つ目は「生活リズムの乱れ」です。
会社を辞めると、毎朝、決まった時間ではなく、いつでも好きなときに起きても構わなくなります。
しかし、自由な生活が3ヶ月ほど続くと、夜更かしや曜日感覚の欠如が起こり、心身の健康を損なう原因となりました。
規則正しい生活こそが健康の基本だと痛感したそうです。
4.人間関係の激減と孤独感
想定通りにいかなかったこと4つ目は「人間関係の激減と孤独感」です。
会社を辞めると、一気に人間関係が無くなる人が多いようですが、この人も例外ではなかったようです。
退職直後は誘いがあっても半年もすれば音信不通になり、会社時代の人間関係は「会社にいた間だけの関係」だったことに気づきました。
誰とも会わない日が続き、じわじわと孤独感が押し寄せました。
5.肩書き(アイデンティティ)の喪失
想定通りにいかなかったこと5つ目は「肩書き(アイデンティティ)の喪失」です。
会社を辞めてから誰かに「ご職業は?」と聞かれると、「無職です」と答えるたびに自分の価値が下がったような感覚に陥りました。
そして、気づけば平日昼間に近所を歩くのも人目が気になるようになりました。
会社員時代の肩書きで自分を保っていたことを思い知らされましたそうです。
6.健康管理の甘さと体調変化
想定通りにいかなかったこと6つ目は「健康管理の甘さと体調変化」です。
「いつでも運動できる」と思うと逆にやらなくなり、通勤がなくなったことで活動量も激減。
結果として1年で体重が7kg増え、血圧も上昇するなど、意識的な健康管理の必要性を痛感しました。
7.膨大な時間の持て余し
想定通りにいかなかったこと7つ目は「膨大な時間の持て余し」です。
会社を辞めれば、24時間365日、すべてが自由時間です。
空いた時間は趣味に没頭できると思っていましたが、実際には毎日何時間も続けられるわけではありません。
特に予定のない平日の午後に「何のために生きているのか」という虚無感や不安に襲われることがあったそうです。
ここから何を学ぶのか?
この方の事例は、非常に分かりやすい、典型的な教訓を与えてくれています。
仕事のストレスから解放されたと思ったら、お金のストレスに見舞われるとは何という皮肉でしょうか。
これなら早期リタイアなどしないほうがマシです。
お金がメンタルに影響を与えないためにも、「収入源の確保」「突発的な出費への備え」は万全を期しておきたいところです。
また、「会社以外の人間関係の構築」「健康対策」も欠かせません。
そして何より「暇の持て余し」です。
退職はゴールではなく「新たなスタート」であるという大前提を忘れてはいけません。
リタイア後には何をするのか、趣味を超え、ライフワークとなるものを見つけておくとよいでしょう。
まとめ
以上『57歳で早期退職し無職になって3年。想定通りにいかなかったこと7選』でした。
いかがでしたか?
最後に今回のまとめです。
1.収入ゼロの精神的プレッシャー
2..想定外の大きな出費
3.生活リズムの乱れ
4.人間関係の激減と孤独感
5.肩書き(アイデンティティ)の喪失
6.健康管理の甘さと体調変化
7.膨大な時間の持て余し
早期リタイアは、仕事のストレスから解放される一方で、お金や孤独、虚無感といった新たな「現実」との闘いの始まりでもあります。
今回ご紹介した事例は、周到な資金計画だけでなく、心の居場所や健康習慣といった「非財務資産」の準備がいかに重要かを物語っています。
55歳での理想のリタイアを実現するために、今からできる対策は無数にあるはずです。
早期リタイア志向の人は、まず今回の7つをチェックし、自身の準備がどの程度できているかを把握するとよいでしょう。
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