55歳でFIRE達成して実感した、会社を辞める前に絶対やるべきこと

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
40代・50代になると、「このまま会社にいていいのだろうか」と自分の将来について考えるタイミングが増えてきます。
毎日の仕事に消耗しながらも、なかなか次の一歩を踏み出せない人は多いのではないでしょうか。
そんな方にとって、実際に会社を辞めた人が「辞める前にやっておけばよかった」と感じたことを知れれば、あなたの決断にも大きなヒントになるはずです。
そこで今回は、55歳でFIREを達成した男性の体験談をもとに、リタイア後のリアルな生活と、会社を辞める前に準備しておくべきことをお伝えしていきます。
早期リタイアを将来の選択肢として考えている会社員の人や、老後の働き方や生活設計に不安を感じている人はぜひ参考にしてください。
55歳でFIREを決断した理由
多くの人はお金が十分に貯まったから会社を辞めると思いがちですが、55歳で決断したこの男性の場合、最大のきっかけは「気持ちの限界」でした。
50代を迎えると役職定年が近づき、給料は下がる一方で責任だけは増していく現実に直面する人は少なくありません。
この男性も、会議のための会議や、上司の責任回避のためだけに作られる大量の資料作りに毎日追われていました。
成果を出しても正当に評価されず、空気の読み合いや社内政治に心を削られる日々が続いたそうです。
転機になったのは、ある日の帰り道にあと10年この生活を続ける自分を想像したときのことでした。
そのときに感じた強い拒否感が、「生活のために働く」という思い込みを手放し、自分の人生を取り戻す決断につながったといいます。
40代・50代になると、今の会社を続けていていいのだろうかとふと考える瞬間は誰にでもあるはずです。
では次に、この男性はFIRE後にどのような生活を送っていたのか、実態を見ていきましょう。
FIRE後のリアルな生活とメリット
会社を辞めた後に待っていたのは、驚くほど健康的で穏やかな毎日でした。
最大の変化は心が静かになることで、朝起きた瞬間からメールや上司の機嫌、その日のタスクに頭を支配されることがなくなったといいます。
その結果、目覚まし時計をかけなくても毎朝6時にすっきりと目が覚めるようになり、会社員時代より10歳は若返ったような体の軽さを実感しているそうです。
平日の昼間から手頃なランチをゆっくり楽しんだり、明るい時間からビールを飲んだりといった、時間の使い方そのものが贅沢に変わりました。
そして何より大きいのは、やらない選択ができる自由です。
嫌な人とは距離を置き、強制参加のイベントからも解放されて、「今日は何をしたいか」を起点に1日を始められるという感覚には何事にも代えがたい価値があると話しています。
FIREのデメリットと現実
一方で、早期退職には現実的なデメリットも存在します。
会社を辞めた瞬間に資産がどれだけあっても無職となり、社会的な信用は一気に下がります。
クレジットカードの作成や住宅ローンといった大きな契約は、会社員という信用があるうちにすべて済ませておく必要があります。
また、毎日が自由であるということは、毎日自分で1日の意味を作らなければならないということでもあります。
目標がないと生活にメリハリがなくなりやすく、平日の昼間に街を歩きながら自分だけが取り残されたような感覚に陥り、結局再就職を選ぶ人もいるのが現実です。
この男性は生活費30年分以上の資産を持ちながらも、派手な消費は一切せず、生活水準を会社員時代の7割に抑え、車や無駄な付き合いを整理しています。
さらに暴落に備えて最低5年分の生活費を現金で確保し、残りを債券や株式で運用するという手堅い方法をとっています。
収入がゼロになっても平常心でいられるだけの心理的な備えを作ることが、長くFIRE生活を続けるうえで欠かせないポイントです。
会社を辞める前に絶対やっておくべき準備
もし将来的に早期リタイアを目指すなら、退職届を出す前にいくつかの準備を徹底的に行う必要があります。
まず取り組むべきは、生活費の見える化と固定費の削減です。重要なのは収入の多さではなく、自分がいくらあれば生活できるかという支出の実態を把握することです。
家賃や通信費、会社員向けの手厚すぎる保険などは、辞める前に一度見直しておく必要があります。
次に、収入がゼロになった状態を想定して半年間過ごしてみる、いわば無職シミュレーションをしてみることをおすすめします。
予定がまったくない日々に耐えられるか、運動や読書といったお金のかからない趣味を楽しめるか、在職中に自分のメンタル面を確かめておくことが大切です。
そして忘れてはならないのが、会社の肩書きを手放す覚悟を持っておくことです。
部長や課長という役職が自分の存在理由になっている人は、辞めた瞬間に心の支えを失いやすくなります。
自分は何者でもないという状態を受け入れる練習を、在職中から少しずつ始めておくべきでしょう。
そういう私はどうなのか?
この男性が「気持ちの限界」を理由にFIREに進んでいったのは、ものすごくよく分かります。
なぜなら、私も40代半ば以降からモチベーションの低下に苦しんできたからです。
私の場合、騙し騙し仕事を続けて、もう10年になろうとしています。
そして気づけば金融資産は7000万円を超え、いよいよFIREが現実的な目標として視野に入ってきました。
一方、FIREの準備はお金だけではないことは今回の男性の事例からもよく分かったと思います。
そのため、お金以外の「やりがい・生きがい」に関しては、十分注意を払ってきたつもりです。
また、30代・40代のFIREとは異なり、50代ともなると年金受給開始までの年齢が10年程度となり、短い期間を乗り切ればよいとの腹の括り方ができます。
年金は減額される可能性はあれば、無くなることはないと信じていますので、受給開始すれば、逆に生活は安定することになるはずです。
それ故に、金銭面よりもそれ以外の準備を綿密に行う必要があると考えています。
まとめ
以上『55歳でFIRE達成して実感した、会社を辞める前に絶対やるべきこと』でした。
いかがでしたか?
55歳でFIREを達成したこの男性が伝えたいのは、早期リタイアは一部の富裕層だけのものではなく、正しい準備と覚悟さえあれば現実的な選択肢になるということです。
お金の準備と同じくらい、心の準備と生活設計が大切で、辞める前にどれだけ丁寧に備えられるかが、その後の生活の質を大きく左右します。
今の会社に不満はないけれど、このまま定年まで働き続けることへの漠然とした違和感を抱えている人は、思っている以上にたくさんいます。
その違和感を見て見ぬふりして10年が過ぎるか、今から少しずつ準備を始めるかで、55歳のときの選択肢の数はまったく変わってきます。
まずは毎月の支出を書き出すことと、自分が年間いくらあれば生活できるかを計算することから始めてみてはいかがでしょうか。
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