「節約するなら、まずは食費」はNG。効果のある節約とは?
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
世の中には食費の節約に躍起になる人がいるようです。
一方で私は食費の節約はしません。
なぜ食費の節約はNGで、他の節約をしたほうがよいのでしょうか?
食費の節約は効果が薄い
記事にあるのですが、節約したい費目のアンケートで最も多い回答は「食費」なのだそうです。
筆者は節約をテーマにした講演をする際、来場された方に「節約したい費目を1つだけあげてください」とアンケートをとることがあります。その結果、9割に近い方が「食費」と答えられるのです。講演を開催している地域や来場者の年齢層、そして好景気不景気問わず、答えはいつも食費です。
私からすると意外でしかありません。
一方で「だから貯金できない」と思ってしまいます。
なぜ多くの人は「食費」を節約しようとするのでしょうか?
それではなぜ9割に近い人が「食費を節約したい」と答えるのか、ヒアリングをしていくと「とりあえず手をつけやすそうだから」「やり方が簡単そうだから」という理由がほとんどでした。
このような理由で、もしもこのまま食費の節約をはじめてしまったら、食費を減らす方法は「もやしばかりを食べる食生活」しかないかもしれません。
なるほど、簡単だからという理由でした。
食費は確かに節約に手を付けやすい費目です。
ただし、いかんせん効果が薄いです。
節約効果は所詮月数千円から1万円程度でしょう。
この程度の節約に躍起になる意味がありません。
どこに無駄があるのか気づけない理由
ではどの費目に手を付ければよいのでしょうか?
多くの人はなぜ本来節約を着手すべき費目を見つけられないのか?
無駄のありかに気づけない理由は「その人にとっては必要な支出だから」だと思います。
家賃・住宅ローンが高い人。
子どものために教育費をかけている人。
たくさん保険に入っている人。
やたら飲み会が多い人。
ファッションや美容関連の支出が多い人。
趣味にやたらお金をかけている人。
みんな本人からしたら必要な支出なのです。
ところが他人が見ると「おや?」となります。
他人から見たらその支出は「不要」ですから。
その違和感は自覚している人もいれば第三者から指摘してもらわないと気づけない人もいるでしょう。
本人にとって「聖域」とも言える支出は節約の対象とならないでしょうから、どうしても支出の削減は難しく、結局簡単に節約できそうな食費が選ばれるのでしょう。
効果のある節約は人それぞれ違う
では「効果的な節約とはいったい何か」と問われると、回答は非常に難しいです。
なぜなら効果のある節約は人それぞれ違うからです。
よく言われるのは「節約は固定費から」です。
最重要は家賃です。
しかし家賃を削る必要のない人もいるでしょうし、削りたくない人もいるでしょう。
仮に家賃を削っても、他の支出が増えて結局意味が無くなる人もいるでしょう。
人によって異なりすぎるため、一括りで語ることができないのが正直なところです。
効果のある節約とは「お金を使わないこと」
どんな人にも共通する唯一の節約術があるとすれば、それはシンプルに「お金を使わないこと」です。
当たり前のことなのですが、結局貯金できないということはこの当たり前のことができないということを意味しています。
節約をする際、間違えてはいけないのは「節約とはお金を使うことを我慢することではない」点です。
我慢は長期にわたり持続しませんから、いつか反動が来ます。
したがって、節約とは習慣で成し遂げるものであると言えます。
つまり「お金を使わない習慣を身に着ける」ということです。
よく「無駄遣い」と言いますが、たいていの人は支出にパターンがあり、無駄遣いのパターンも決まっていたりします。
よって、まず自己分析がしっかりできるかどうかがカギを握ることになります。
よく「何にお金を使っているか分からない」という人がいます。
これは節約できない人です。
対策のしようがないからです。
となれば、節約を始める際にやるべきことが1つ浮上してきます。
それが「断捨離」です。
家にあるいらなくなったものを捨ててみましょう。
捨てるものが多いジャンルは要注意です。
その費目の支出に注意を払えば、まずは支出が減ってくるはずです。
あとは逆に自分のお金を投資したい費目を増やさないようにすれば、貯金は自然と増えてくるでしょう。
まとめ
以上『「節約するなら、まずは食費」はNG。効果のある節約とは?』でした。
いかがでしたか?
食費の節約は簡単ですが、大きな効果は生み出しません。
聖域には手を出したくない気持ちは分かりますが、時に必要となります。
まず自己分析を行い、理想と現実を知るべきです。
現実を理解できたとき、初めて節約を開始できる土俵に立てます。
自分の無駄遣いを見極めるため断捨離からスタートすることをおすすめします。
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