ひろゆき「働かない方が勝ち組」に多くの人が賛同するが働き続ける悲しい理由
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
当ブログでもたびたび登場するひろゆき氏。
「働かない方が勝ち組」とはどういう意味でしょうか?
きっかけは雇用保険料の引き上げ
きっかけは以下のつぶやき。
《働いてると払う罰金の額が、また上がりますよー。働かない方が勝ち組の価値観が、ますます加速しますね。》
働くと払う「罰金」とはなにか。ひろゆきが引用したのは、「雇用保険法改正案を閣議決定」という記事。改正の目的は、雇用保険料の引き上げだ。
雇用保険法改正の詳細は記事の引用に任せます。
「現在、保険料率は、会社と従業員で合わせて賃金の合計0.9%を負担していますが、これを4月に0.95%、10月に1.35%に引き上げるのです。
雇用保険を払うことで、失業手当や育休給付金がもらえますが、失業手当については、労使折半で計0.2%だったものが、10月から0.6%になります。月収30万円の労働者の場合、負担額は10月以降に600円増えて1500円になる見込みです」(経済ジャーナリスト)
増額幅としては僅かです。
しかし手取りが減るのは誰しも嫌なのは間違いありません。
会社を辞めればよいが大半の人は辞めない
ひろゆき氏のツイートに対して以下のような賛同が大量に書き込まれたそうです。
《好きでもない事をして働いて、罰金を支払う世の中。働かなくなりますよね》
《お給料は上がらないのに罰金は上がる…ほんと庶民はその日その日を生きてくので精一杯だ》
《働いてさらに子育てまですると凄まじい額の罰金を支払わされます。(中略)所得制限で教育費も奪われるって日本は終わっています》
ひろゆき親派ではありませんが、言ってることは理解できますし、同意が多くなるのも理解できます。
しかし現実はそうとはなりません。
なぜなら本当に嫌なら会社を辞めればよいわけですが、実際には大半の人は会社を辞めないからです。
辞めてしまえば収入が途絶え、明日から路頭に迷います。
だから明日からも大半の人はお金のために一生懸命働くのです。
お金があれば会社を辞める選択肢が浮上する
今後も次々に一般市民がダメージを受けるような税改正・法改正が行われるでしょう。
そのたびに手取りが減っていき、がんばって働いても全然暮らしがラクにならないという声で溢れ返ることになります。
しかし、ほんの一部だけダメージを最小限に食い止められる人たちがいます。
それが無駄遣いをせず、地道に貯金・資産形成に励んできた人たちです。
もちろん同じように痛手は被りますが、貯めてきた資産の力でなんとか踏ん張れます。
そして一定額を超えればFIREという道も選択できます。
お金はパーッと使った方がよいと言う人もいますが、私は選択肢を増やすために貯めておいたほうがよいと考えています。
そして本気でお金を投じたいものを見つけたときに使えばいいのです。
まとめ
以上『ひろゆき「働かない方が勝ち組」に多くの人が賛同するが働き続ける悲しい理由』でした。
いかがでしたか?
結局は会社を辞められず働き続ける人ばかりです。
もはや現代社会では死ぬまで働くことさえ推奨されつつあります。
FIREどころか60歳で完全リタイアできれば、それは十分「勝ち組」と認定される世の中がやってくるのです。
以下関連記事です。
日本版FIREの最適解はあるのかどうか。雑誌『日経トレンディ』のFIRE特集です。
1億円以上持っていてもFIREしない人だってたくさんいます。
FIRE達成の資産形成方法は人それぞれです。自分に適したスタイルを見つけ出すことが大事です。