水瀬ケンイチさんに聞く!「1億超えの財産を築いた成功の秘訣」とは?
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
マネックス証券に掲載された水瀬ケンイチさんの記事です。
水瀬ケンイチさんと言えば『お金は寝かせて増やしなさい』の著者として知られています。
かくいう私もつみたてNISAを始めるかどうかにあたり購入して、参考にさせていただきました。
今でも処分せず本棚に保管してあります。
インデックス投資といえば水瀬ケンイチさんというイメージを持っている私にとっては、多くの皆さんに紹介しておくたく、今回取り上げた次第です。
それでは記事の中身を見ていきましょう。
2年かけて自分自身の「投資の最適解」を見出す
水瀬ケンイチさんと言えばインデックス投資家として知られていますが、投資デビュー時期はそうではなかったことが書かれていました。
最初はデイトレードからスタートしたそうです。
私もデイトレードをしたかったのですが、仕事もありさすがに難しく、短期トレードを主体としていました。
それもそのはず。
当時はデイトレード全盛時代。
投資で儲けたデイトレーダーがもてはやされていたからです。
誰もかれもがデイトレーダーに憧れたものです。
ただ水瀬さんには合わず、新たな投資手法を模索していた中で出会ったのがインデックス投資でした。
それ以来、世界中の株式や債券に分散したインデックスファンドに毎月積立投資を継続しているとのことです。
投資を長期に渡り継続するには、投資手法が自分に適しているかどうかが非常に重要だと分かります。
一般的には自動積立なのでしょうが、水瀬ケンイチさんは手動積立でおこなっているそうです。
積立投資は初期設定さえすればあとは何もせずに済みますから、投資をしている感じさえなくなります。
そこをあえて手動にするのも自分なりの継続法であり投資の楽しみ方なのでしょう。
そしてインデックス投資を長年継続し続けたことで「億り人」の仲間入りを果たし、FIREも目前に迫るところまで来たそうです。
精神的な余裕を生み出す生活防衛資金という存在
投資を始めてはみたものの、2022年9月のようにじわじわと株価が下がっていくような時期に遭遇すると、徐々に資産が減少していき、はたして投資を継続してよいのか不安になる人も多いかもしれません。
そんな方々にも参考になりそうな話がありました。
それが「生活防衛資金」という発想です。
私は、木村剛さんの『投資戦略の発想法』という本に書いてあったのを読んで、10年以上前から、投資資金とは別に「生活費の2年分の生活防衛資金」をキープしています。というのも当時はリストラも行われていましたし、被災した場合や急な入院などに備えていました。リーマン・ショックを乗り切れたのも、この生活防衛資金の存在が大きかったですね。仕事をしなくても2年間は暮らしていける現金があることで、「暴落した株価が回復してくるのをじっくり待とう」という気持ちになれました。
資産の全額を投資に回すのではなく、一部は手元にとどめ、万が一に備えていたそうです。
それが精神的にゆとりを与え、あのリーマンショックも乗り越えられたとのこと。
やはり人それぞれに存在するリスク許容度があり、どれだけの資産を投資に回せるかは変わってきます。
ちょっとした値動きで心が乱れる人は、投資に回す金額を見直してみるのがよいでしょう。
儲けたい気持ちは理解できますが、それ以上に「損しない」ことが大切です。
そして何よりインデックス投資で重要なことは「長く続けること」です。
そのためには投資する金額はよく検討すべきでしょう。
投資で得られたもの
記事内では「投資で得られたもの」についても触れられています。
一つは「人生の選択肢」です。
インデックス投資家の先駆者として知名度を得たことで投資関連のさ
「投資して資産が増加したことで得られた自由」だと思います。
投資が上手くいってこそ資産が増えるわけで、大きな資産はその金額なりの自由を届けてくれます。
経済的な余裕は様々な自由を与えてくれます。
住む場所、働き方も選択肢が広がります。
水瀬ケンイチさんもいよいよFIREが近づいてきたそうです。
8合目から9合目とのことですから、もうすぐですね。
これから投資を始める20~30代の方にメッセージ
記事の最後に水瀬ケンイチさんからのメッセージが掲載されていましたので、そちらはそのまま引用します。
仕事が忙しくても手間をかけずに市場平均のリターンを得ていく投資方法(インデックス投資)があるということを、まずは知ってほしいですね。
なぜなら、私は20~30代にとって大事なのは本業の仕事だと考えています。仕事に打ち込んで成果を出し、しっかりキャリアアップしていく時期だからです。マーケットに振り回されるような投資スタイルを取る必要はないと思います。
そして、いったんインデックス投資を始めたら、周囲の“情報ノイズ”に惑わされず、淡々と投資を続けていくことが大切です。改めてになりますが、インデックス投資こそ「継続は力なり」です。
まずはインデックス投資という手法を知ってほしいとのこと。
投資のイメージは短期投資でしょうから、長期でおこなう手法もあることはぜひとも知ってもらいたいですね。
そして20代から30代は本業の仕事のほうが大事だと語っています。
これは私も激しく同意します。
本業あってこその投資であり副業であったりすると考えています。
最後に投資は「継続は力なり」と語っています。
インデックス投資で結果を出すための一番重要なことと言ってよいでしょう。
長く続けるために自分に適した投資手法を見つけ、適した投資額を見極めることが大事なのです。
まとめ
以上『水瀬ケンイチさんに聞く!「1億超えの財産を築いた成功の秘訣」とは?』でした。
いかがでしたか?
せっかくつみたてNISAを始めたのに、1年以内に辞めてしまう人が多数いるようです。
それは積立投資の本質の理解ができていないことが原因ではないかと思います。
水瀬ケンイチさんはインデックス投資の先駆者的存在です。
彼の著作を読むなどして、あらためて投資手法を学んでみてはいかがでしょうか。
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