【漫画家・弘兼憲史が教える】絶対になくならない老後不安への2つの答え
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
老後のお金に対して不安を抱えている人は多いと思います。
その不安に対する漫画家・弘兼憲史の回答です。
新しい本を出版したようなので、その宣伝も兼ねた記事と思われます。
1.老後資金を考えたらキリがない
老後資金2000万円不足問題が話題になってからすでに3年が経過しました。
今や老後資金の一つの目安として2000万円という金額は定着した感すらあります。
この2000万円を貯められる人と貯められない人、どちらもいるわけですが、貯められたからといって老後不安が消えるわけではありません。
そのあたりを指摘しているのが1つめの回答です。
すでに70代を迎えている団塊の世代に必要なお金は、単純に考えて2000万円より少ない数字になるでしょうが、いずれにしても「お金が足りない」といわれると不安になるのが人情です。
「老後資金はいくらあっても足りない」という考えにも一理あります。「がん、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中など、大きな病気をいつ患うとも限らないし、高額な治療費がかかったら、あっという間に老後資金が不足する」「この調子で年金制度が維持できるなんて保証はないから、信用できない」。そんなふうに考え始めたら、キリがありません。
不安とは、まだ訪れていない未来に対して抱くものです。
今後どのようになるか分かりませんが、分からないものに対して怯えているのです。
だとしたら、心配しだしたらキリがありません。
ありとあらゆることに対して不安を抱くことになります。
残念ながら最後は死ぬわけで、人生なるようにしかなりません。
どんなにお金を貯めても老後不安が消えることはないでしょう。
2.縮小を楽しもう
老後不安は消えないのだとしたら、私たちはどうすればよいのでしょうか。
それがもう一つの回答です。
強調したいのは、「いつまでも若いときと同じレベルの生活を維持しようとするのはやめよう」「お金に振り回されない生活をしよう」ということです。
いい換えれば、生活をダウンサイジング(縮小)していくという視点が重要です。そういうと、なんだか寂しい響きがありますが、むしろ「縮小を楽しもう」というのが僕の提案です。
不安でビクビク生きるのはやめて、身の丈にあった消費をしながら豊かな生活を実現していくことを考える。そこに楽しみを見つけていく発想が求められるのです。
残念ながら最後は死ぬのですが、老後に若い頃と同じような生き方は体力的にも資金的にも難しくなります。
だからこそ「縮小を楽しもう」という提案は素晴らしいと思います。
身の丈に合った暮らしをしよう。
これ、ものすごく大事なのではないでしょうか。
老後に限った話ではありません。
例えば周囲に対する見栄で支出が膨らんでいませんか?
今すぐ止めれば老後資金は増えますよ。
まとめ
以上『【漫画家・弘兼憲史が教える】絶対になくならない老後不安への2つの答え』でした。
いかがでしたか?
なんとなく老後資金に余裕があるからこそたどり着ける境地のような気もしますが、言っていることに間違いはありません。
お金のことばかり気にしていても仕方ありませんから、そのときどきで合わせていくしかないでしょう。
それが嫌なら、お金をたっぷりと貯めておくことです。
ちなみに、この本の紹介文に「死ぬ間際に後悔するのはまっぴらごめん。」と書いてありました。
まさにそのとおりです。
「Die with Zero」もまさにこの発想です。
後悔せずにすむようやりたいことは元気なうちにやりつくしましょう
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