【必見】FIREの失敗事例4選。私はこうして再就職を選んだ
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はFIREについてです。
FIREを希望して資産形成に励んでいる人は増加しているようです。
若者もFIREを希望する人が一定数いる模様。
しかし、現実にFIREを達成できる人はごく一部。
そして、仮にFIREを達成しても、FIRE生活をずっと継続できるとは限りません。
夢破れ、FIREに失敗して再就職した人もちらほら。
そこで今回は、FIREに失敗した事例を知ることで、FIREに成功するために必要なことを事前に把握しておきましょう。
FIREの失敗事例1 人とのつながりの欠如
FIREの失敗事例1つめは「人とのつながりの欠如」です。
FIREすることは会社を辞めることになります。
会社を辞めることは、実は人との接触期間を大きく減少させることにつながります。
仕事以外で他人との付き合いが乏しい人にとっては、人間関係が激減します。
「友人と遊べばいい」と思っている人がいるかもしれませんが、友人もFIREしていますか?
友人が普通の会社員だとすれば、平日は遊べません。
よって、孤独に耐えられないような人ではFIREは失敗する可能性があります。
孤独対策としては、会社を退職する前から何かのコミュニティに参加するなどして、人付き合いが無くならないようにしておくべきでしょう。
また、フルFIREではなくサイドFIREで何らかの仕事を継続し、人とのつながりを残すのもよいでしょう。
FIREの失敗事例2 やりがいのなさ
FIREの失敗事例2つめは「やりがいのなさ」です。
会社を辞め、嫌な仕事から解放されたいと願っている人は多いことでしょう。
ただ、実際に解放されてみると、当初思っていたのとは違うことが多いようです。
会社に行かずにすむ喜びに浸れるのは最初だけ。
時間の経過とともに飽きてくるのです。
毎日毎日家にいるだけですから。
そして、何の刺激もない日々。
やることがない。
誰にも認められませんから承認欲求が満たされません。
何のために生きているのか分からなくなってしまいます。
結局、会社に再就職するというのが何も考えていないFIRE達成者の末路です。
FIREしたいのであれば、FIRE後に何をしたいのか明確にしておくべきでしょう。
「旅行に行く」なんてものは論外だと思っています。
なぜならFIRE民が毎日旅行に行けるはずもないからです。
毎日何をして過ごすのか、明確なプランを立てておく必要があります。
FIREの失敗事例3 FIRE達成後に生活水準を上げる
FIREの失敗事例3つめは「FIRE達成後に生活水準を上げる」ことです。
FIREは「経済的自立と早期リタイア」なのですが、残念ながら経済的自立できている人は決して多くありません。
なぜなら、FIREは大きな余裕資金によるものではなく、節約して小さな資金で生活することに依存していることが多いからです。
「4%ルール」の範疇で生活すれば資金は減らないとされますが、4%以内で生活しなければならないことを意味しています。
かなりの資金でFIREする人でない限り、悠々自適に生活できるわけではありません。
FIRE後に支出を増やしてしまえば、生活が立ち行かなくなってしまのです。
意図せずとも、仕事を辞めたことで娯楽にかける支出が増えてしまったパターンもあります。
その結果、資産が減少していき、FIRE生活が破綻したパターンもあるようです。
FIREを失敗しないよう生活を維持するには、とにかく自分で支出をコントロールし続けるしかありません。
FIREの失敗事例4 投資の失敗
FIREの失敗事例4つめは「投資の失敗」です。
FIRE後の主な収入源は投資収入であることが多いです。
しかし投資は当然相場の影響をモロに受けることになります。
FIREムーブメントは今のところ「コロナショック」しか経験していません。
「コロナショック」は株価を大きく下げたものの、その後の反動が大きく、短期間で株価を戻し、さらに上昇することとなりました。
結果として、資産を増やした人も多かったのではないでしょうか。
一方、2022年後半には米国株を中心に一時的に株価が低迷。
すると、資産の減少に耐えられず再就職する人が続出しました。
あの程度の株価下落で耐えられないということは、少資産の貧乏FIREは失敗する未来しかありません。
今後必ず株価は暴落します。
暴落しても良いような資産の振り分けをしておくべきです。
あとは、少資産の貧乏FIREなどやめるべきです。
実際、貧乏FIREは単なるフリーター化としか思っていません。
まとめ
以上『FIREの失敗事例4選。私はこうして再就職を選んだ』でした。
いかがでしたか?
せっかくFIREしたのに生活の維持に失敗して、再就職するとは何事でしょうか?
原因はFIREが「会社を辞めたいだけ」でしかないことではないかと考えています。
やはりFIREするなら「何をしたいのか?」を明確にしておくことが大事でしょう。
そして、FIREですべてが解決されるわけではないと理解しておくべきです。
おそらく多くの人にとって転職が解決策になるのではないでしょうか。
以下関連記事です。
実際にFIREした人が「FIREなんて辞めておけ!」と語っています。一体なぜでしょうか?
「お金持ちになれる人は若い頃から違う」とFIRE達成者も断言しています。
30歳でFIREを達成した元・三菱サラリーマンの穂高唯希氏はどのような「マイルール」を持っていたのか紹介しています。