25歳のときにFIREを志した男は、どうやって10年で達成したか?

25歳のときにFIREを志した男は、どうやって10年で達成したか?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

最近すっかりおなじみになりました「ビジネス・インサイダー」から海外の事例です。

25歳のときに経済的自立を志すようになった男性の話です。

これから40年間も仕事だけに捧げるような人生にはしたくないと決意した男性は、いかにして10年でFIREを達成したのでしょうか?

記事の中身を見ていきましょう。

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今回の動画は『40代からでもまだ間に合う!貯金がドンドン増える行動&習慣7選』です。40歳を超えて、貯金が少ないと感じている人は多いかもしれません。 しかし、諦めるのはまだ早いです。 私は6000万円を超える資産のうち、3000万円以上を40代の10年間で貯めることに成功しました。 そこで今回は今からでもまだ貯金を増やせる方法をご紹介していきます。 誰にでも取り組め、再現性もある方法です。 貯金が少ない、貯金が苦手という方はぜひ参考にしてみてください。
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1.早くから投資を始める

まずやったことは「早くから投資を始める」です。

ただし、冒頭の一節に気になる記載がありました。

それは彼の勤務先の社名です。

それからの10年、ゴルトシュタイン氏はボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、グーグル(Google)、そしてメタ(Meta)で働き、テルアビブからチューリヒ、そしてカリフォルニア州のマウンテンビューへと移り住んだ。

ボストン・コンサルティング・グループ、グーグル、メタ、早々たる名前が並んでいます。

何か想像とは異なりました。

驚きの記述はこちら。

大学を去ってから最初の就職先は、ボストン・コンサルティング・グループのベルリン・オフィスだった。そのころ、月々の投資額を1000ユーロから1500ユーロ(約17万円から約25万5000円、1ユーロ=170円換算:以下同)へと増やしていった。

最初の就職先で月々の投資額が約17万円?

ちょっと多すぎやしませんか?

どれだけの最初から高収入なのでしょうか?

いや、もしかしたら日本人の感覚が遅れているというか麻痺のかもしれません。

最終的なFIRE目標は「退職後も毎月リスクなしで安定して5000ユーロ(約85万円)の収入がある状況を目指す」と書かれていました。

月85万円って、普通に働いていても手の届かない金額なのですが(汗)。

一体どれだけ高い目標なのでしょうか?

そして目標達成のための行動も徹底されており、「銀行口座にはおよそ1万ユーロ(約170万円)だけを維持し、それ以外はすべて株式に投資した」そうです。

この辺りは元・三菱サラリーマン氏を彷彿とさせるところがあります。

2.よく考えて消費する

男性がもう一つやったことは「よく考えて消費する」ことでした。

しかし、ここでも驚きの記述がありましたので、ご紹介しておきます。

データサイエンティストとして働き始めてから7年で、ゴルトシュタイン氏は収入が2倍以上に増えていた。2020年時点で、およそ33万ユーロ(約5610万円)の年収があった。収入が増えるにつれ、退職後のための貯蓄額も増やしていった。

なんと、年収5610万円!

これだけの収入があるならば、多少は使ってもよさそうですが、男性は違いました。

支出を増やさないように心掛けていた記述を引用しておきます。

その際、自分にとって何が幸せなのかをよく考え、ライフスタイルがインフレを起こすのを避ける、という考え方を参考にしたそうだ。

そこで、何かを買うときには必ず、「この商品の3分の1ほどの値段で、同じように満足できる商品がないだろうか?」と考えるようにした。

これだけの収入がありながらも支出増を警戒し、支出の最適化を図る。

まさに元・三菱サラリーマンと同じ、いやそれ以上と言えます。

これだけの収入があれば、投資に回せる金額もさぞかし大きかったことでしょう。

3.投資の"当たり"も大きかった

ついでにもう一つ付け加えておくとすれば、ラッキーだった点があります。

それは投資についてです。

2016年の初頭から資産のかなりの部分をテスラに投資したそうです。

テスラの株はその後大きく上昇したため、資産を一気に増やすことができました。

FIREを目指すにあたりインデックス投資が推奨されることが多いですが、それは安定性と再現性の高さからです。

勧める側もミスの確率が低い投資手法ですから話をしやすいです。

しかし、早く大きな資産を築きたいと考えているならば、インデックス投資だけではなく他の投資も考えたほうがよいのでしょう。

その中ですぐにできるのが個別株投資となります。

証券口座はNISAをやっていれば開設済みですから、投資対象を投資信託から個別株に変えるだけ。

米国株なら円をドルに替えて、入金するといった手間が一つ増えます。

あとは、当たり銘柄を見つけられるかどうか。

こればかりは私もアドバイスできませんので、各自でお宝発掘の努力をしてみてください。

早期退職へのアプローチ

男性はFIREを志してから10年後の2023年5月に35歳で引退したそうです。

「4%ルール」を参考に、毎年ポートフォリオの3%以内の支出に抑えることを目標にしているとのこと。

何やら支出も私たち日本人が思うよりは多そうです。

この辺りも物価の違いとかいろいろあるのかもしれません。

それにしても、ものすごく徹底されたFIREへの準備だったと思われます。

これだけ徹底できるかどうかもポイントです。

立てた目標に向けて忠実に実行し続けられる精神力もなかなかのものです。

FIREを達成する人というのは、こういう人なのでしょう。

彼がFIRE後にどのような生活を送るかも気になるところです。

まとめ

以上『25歳のときにFIREを志した男は、どうやって10年で達成したか?』でした。

いかがでしたか?

男性は、「大企業に就職して、そこで40年を働き、出世の階段を上ることだけが成功ではない」と語っています。

これぞFIREの魅力かもしれません。

「自分らしい人生」をデザインすべく、資産形成に取り組んでみてはいかがでしょうか。

以下関連記事です。

早期リタイアを焦らず、もう少し働き続けることで得られるものもあります。

実際にFIREした人が「FIREなんて辞めておけ!」と語っています。一体なぜでしょうか?

「お金持ちになれる人は若い頃から違う」とFIRE達成者も断言しています。

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