ちょっと待って!株価大幅下落で新NISA「損切り民」が続出?

無駄遣い、ダメ、ゼッタイ。今すぐ見直すべき、お金の使い道11

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

今日は珍しく『テレ朝』Newsの記事から。

たまたま見つけた新NISAに関する記事です。

株価が下落し始めたら、出ました「損切り民」についてです。

私がどうこう言うより、まずは記事の中身を見ていきましょう。

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下落し始めた株価

まずは4月後半に入って起こった"異変"についてです。

25日、日経平均株価は24日より831円余り下げて3万7628円。再び3万8000円台を割り込みました。
 異変が起こったのは19日。終値が3年ぶりに1000円以上、下落したのです。要因は中東情勢の緊迫。イスラエルによるイランへの攻撃の報道を受け、一時1300円以上、下落しました。

確か日経平均株価が大幅に下落したというのは記憶にありますが、19日でしたか。

1000円以上下落というのは確かに大きなインパクトではあります。

ただ、長く投資をやっていればそういう日もあります。

ちなみに、気になってコロナショック時の暴落はどうだったのかを改めて調べてみました。

すると大和ネクスト銀行様のページでコロナショック以外の暴落もまとめた記事があったので、こちらから引用させていただきます。

過去の暴落の下落率

コロナショックは直前ピーク時で23,861円だったのが、下落後のボトムが16,553円。

下落率は30.6%でした。

では4月の下落はというと、3月29日の株価のピークが40,369円。ボトムは4月19日で37,068円まで下落しました。

下落率はと言うと8.2%でした。

おや?

過去の暴落と比較すると、随分とおとなしいではありませんか。

率で見るって大事ですね。

株価が下落したら投資をやめる?

確かに額で言うとまあまあ下落しました。

しかし、次の記事の一節は非常に気になります。

株価が25日も値下がりし、一時は4万1000円を超えていた日経平均ですが、その高値からは3000円以上、値下がりしていて、新NISAを始めたことを後悔する投稿も相次いでいます。

Xへの投稿
「毎日、資産が減り続ける。NISAは何かの陰謀か?」
「貯蓄より投資と言われてだまされた。もうかるって言ったじゃないか」

いやいや、株価は上昇することもあれば下落することもあります。

後悔するのが早すぎやしませんか?

株価が下落し続けることもありません。

上昇したり下落したりの二択を繰り返すのですから。

それに、新NISAでおこなえる積立投資は10年以上続けることを見据えての制度です。

よって、まだ1年も経たずして投資をやめるなど早計でしかありません。

何のために投資を始めたのか本人に聞いてみたいものです。

投資は必ず儲かる?

あと、もう一つ気になる点が。

「もうかる」などとは誰も言ってません。

いや、まともに投資の話をしてくれる人は「必ず儲かる」とは言いません。

必ず儲かる投資と話した人は詐欺師です。

誰から新NISAの話を聞き、どのような想いで投資を始めたのか聞いてみたいです。

「必ず儲かる」と聞いて「怪しい」と思わなかったのでしょうか?

最近は有名人の名を語ったMeta広告の投資詐欺の話題がもちきりですが、これも信じる人の気持ちがよく分からないのです。

それだけ周囲の声に左右される人が多いのでしょうから、投資の情報発信は細心の注意を払わないといけないとも思いました。

新NISAに「政府の陰謀」などない(と思う)

改めてですが、そもそも新NISAはなぜ導入されたのか?

政府の真意は定かではありませんが、「資産倍増計画」とも言われた岸田内閣の意向が働いているかもしれません。

収入が増えにくい世の中、資産は自力で増やしてください。

そして、老後資金を貯めてください、というメッセージだったかもしれません。

少なくとも「政府が儲けよう」とか陰謀ではないと思います。

みんなで投資して株価が上がり資産が増えれば、投資した人は皆ハッピーになるはずなのですから。

ただし、投資は必ず資産が増える魔法ではありません。

私が思うに、投資は一瞬にして資産が増え、お金持ちになれる魔法だと思われているような気がしますが、そんなはずがありません。

投資も結局は地道な積み重ねです。

新NISAを始めたからには最低10年とか、1800万円の限度額までとか粘り強く続けてみませんか?

まとめ

以上『ちょっと待って!株価大幅下落で新NISA「損切り民」が続出?』でした。

いかがでしたか?

そもそも買い物は値段が下がるとうれしいはず。

しかし、投資だけはそうはいかないようです。

資産が減るからです。

投資とは将来の価値を期待して行うわけで、目の前の一時的な低下に惑わさらないようにしなければいけません。

投資の成否を左右するのは制度ではなく人間のメンタルであることを知っておくべきでしょう。

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