FIRE達成者が持つ「超能力」と守っている「2つの退屈な原則」

FIRE達成者が持つ「超能力」と守っている「2つの退屈な原則」

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

すっかりおなじみ「ビジネス・インサイダー」に掲載された記事です。

アメリカの記事だと思いますが、主役の女性の名前はポーランドです。

ちょっと紛らわしいです(苦笑)。

今回はこの女性のFIREに向けた取り組みから学んだことをと紹介していきます。

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FIRE達成した人たちが持つ「超能力」

そもそもポーランド氏はまだFIREを達成していません。

あくまで「FIREに向け努力中」です。

資産は目標の90%まで来たところで市場が低迷して、ゴールが遠ざかったようです。

「市場が回復すれば、あと数年で目標を達成できると確信している」とのことですから、ここ最近はかなり資産を増やしたのではないでしょうか。

さて、このポーランド氏はFIRE向けて何をしているかというと、その回答に「超能力」の話が出てきました。

「FIREを達成した人々のほとんどは、忍耐という超能力をもっている」とボーランド氏は語る。

「答えとしては面白くないことはわかっているが、それが真実だ」。

なるほど、「忍耐」こそFIRE民の最大の強みかもしれません。

地道な努力を積み重ね、長い時間をかけて目標達成を目指すわけですから。

貯金が苦手な人は、努力の継続やルール厳守が苦手なイメージがあります。

そう考えると「自分は貯金以外何の取り柄もない」と卑下する必要はなさそうです。

ただ対外的に「私は貯金ならできる」とは言いづらく、何とも微妙です。

退屈な原則1.生活費を可能な限り低く抑える

さて、ここからはポーランド氏が守っている「2つの退屈な原則」についてです。

まず1つめは支出について「生活費を可能な限り低く抑える」ことです。

「我々も、住居と車と食事の費用をかなり低く抑えていて、それらに必要以上を出費することはなかった」

結局は「支出をいかに抑えるか」が大きなカギを握っています。

収入が大いに越したことはありませんが、支出が多ければ意味が無くなります。

ただし無茶はよくありません。

体を壊したり、我慢のしすぎは反動が来ます。

■退屈な原則2.毎月の投資額を決め、それを守る

退屈な原則2つめは「毎月の投資額を決め、それを守る」ことです。

「毎月決まった額を投資する計画を立てたら、あとはそれを誠実に実行するだけだ」とボーランド氏は言う。「忍耐強く続ければ、ゴールにたどり着けるだろう」

結局やることは「先取り貯蓄」と何ら変わらないと言ってよいのかもしれません。

毎月決まった金額を投資に回し、残されたお金で生活をやりくりする。

追加でやることと言えば、余ったお金を追加投資することくらいでしょうか。

地味ですし、確かに退屈です。

ただ資産形成においては、特別な才能が無い限りこれが王道だと思っています。

避けるべき落とし穴:ほかの投資に深入りすること

最後にFIREを目指す人が避けるべき落とし穴についても触れられています。

ボーランド氏は「FIRE達成にとって一番の障害は、結果を焦りすぎること」と一獲千金を狙うことだと指摘する。FIREを目指す人は、短期間で高収益を約束する疑わしいオルタナティブ投資には特に注意する必要がある。

「結果を焦り過ぎない」という指摘も正しいと言えます。

結果を急ぐあまり、株や債券以外の投資にも手を出し、結果として損失を被ってしまうこともあり得ます。

ここで言う「オルタナティブ投資」とは株や債券以外の新しい投資手法のことです。

不動産や先物なども含まれますが、最新で言えば暗号資産を示唆しているのではないでしょうか。

これらの投資が絶対にダメとは言い切れませんが、金額などのルールを決め、あくまでサテライトの位置づけにとどめるべきでしょう。

まとめ

以上『FIRE達成者が持つ「超能力」と守っている「2つの退屈な原則」』でした。

いかがでしたか?

私は至極真っ当なことが書かれていた記事であると感じました。

当たり前の地味なことをやり続けられる人が本当に強い人です。

もしあなたがFIREを急ぎ、投資の拡大を検討しているのだとしたら要注意です。

以下関連記事です。

FIREしたい人々へ向けて、実際に40代で引退した方からのアドバイスです。

元三菱サラリーマンはFIRE後も順調に資金を増やしていました。サイドFIRE志向だったのが大きいようです。

ペリカンさんが年間配当約500万円も稼ぎ、働き盛りの40代後半でFIREした理由を教えてくれました。

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