「日本はFIREを達成するには絶好の国」って本当ですか?

「日本はFIREを達成するには絶好の国」って本当ですか?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

今日は『ダイヤモンドザイ』からFIREに関する記事です。

ポール・サイなる40代でFIREを達成した株式アナリストの記事です。

アメリカ人アナリストが「日本はFIREするには絶好の国」と評価しています。

一体その理由は何なのか?

記事の中身を見ていくことにしましょう。

FIREは「時間を取り戻せる」

まずはFIREを目指すあなたに質問です。

「あなたはFIREを達成して何をしたいのでしょうか?」

まず間違った考え方がこちら。

FIREの目的は、ひたすら資産を築きつづけ、金の亡者になることではありません。うんとお金持ちになって、ぜいたく三昧で暮らしても充実感を得られるのは最初のうちだけでしょう。

会社を辞めてのんびりできるのは最初だけです。

最初のうちは時間を拘束されず、うるさい上司やクライアントもおらず、何のストレスもなく生活できます。

しかし、しばらくすれば飽きてきて、いずれは怠惰に陥ることになります。

FIREは怠惰な生活に陥るためのものではありません。

筆者はFIREで大切なこととして「時間を取り戻せる」と語っています。

それよりもFIREで大切なことは人生で一番かけがえのない「時間」を取り戻せることです。私は自分がFIREしてみて、このことを実感しています。時間を取り戻せれば、家族と過ごす時間を増やしたり、自分の好きなことに没頭することができます。

FIREはより自分らしく生きるための手段に他なりません。

FIREして自由な時間を手に入れ、その時間で自分の本当にやりたかったことをやる。

そしてお金のことを気にせずに済むよう投資で資産形成していくのです。

今回の連載記事では40代から50代のサラリーマンを対象としておりますが、それより若い人たちにとっても参考になる点は多々出てくるのではないかと思っています。

終身雇用が崩壊したとき、アメリカ人は投資するしかなかった

記事ではなぜアメリカ人が投資するようになっていったかが書かれていました。

かつてのアメリカには今の日本と同様に終身雇用制度がありました。そして、企業年金が充実していました。退職後の年金を保証するために、企業側がリスクをとって資金を運用してくれていたのです。

しかし、次第にアメリカの労働市場は流動的になり、終身雇用はなくなっていきました。すると、リスクを取って老後のための資金を運用することは個人の側に移りました。

なるほど、終身雇用の崩壊とともに自分で老後資金を運用で確保するしかなくなっていったという背景があるようです。

これはまるで日本の将来を示しているかように思えてきます。

そして米国株を推奨している理由となる重要な一節がこちら。

今のアメリカは企業年金も国民年金も充実していません。自分でなんとかしないと、老後が大変になることをみんな、わかっています。アメリカ人が投資をしないという選択肢はあまりなかったのです。そして、米国株は基本的に長期で見ると右肩上がりなので、アメリカ人には長期投資での成功事例が数多くあります。

米国株は長期的に見て右肩上がりで成長してきました。

日本より早く投資が根付いたこともあり長期投資での成功事例がたくさんあるとのことです。

過去の成長は将来を保証するわけではありませんが、人口増加がまだまだ見込めるアメリカなら長期的には成長が続くを予想してもよいはずです。

「アメリカの現在」は「日本の将来」?

一方でちょっと気になった一節がこちら。

「アメリカの現在」は「日本の将来」です。日本はアメリカの進んできた道を歩み始めており、その環境は徐々にアメリカに似てきていると思います。

たとえば、国民年金は頼りになりません。年金支給開始年齢は徐々に繰り下げる方向へ動いています。

確かに年金制度は当てになりづらくなってきていますが、だからといってすぐにアメリカと同じようになるとは言い難いと思います。

ただ、これは私の年齢がそうさせるのかもしれません。

すでに50歳が近づきつつあり、年金受給開始まであと17年となりました。

今から年金制度が大きく変更され、例えば受給開始年齢が70歳まで引き上げられるようなことになれば、今後のプランは大きく変更せざるを得ません。

しかし私は65歳から70歳への変更は私の世代では実施しないと予想しています。

ちょっと楽観的かもしれませんが、あくまで私の世代では、です。

つまり将来的には年金受給開始年齢は70歳へ引き上げ、最終的には廃止となるかもしれません。

日本はFIREに適している?

最後は筆者のFIREに関する気になる一節です。

つまり、日本人は生活コストの低い日本で支出を抑えて生活しつつ、投資については長期的に見て成長力が高いと思われる米国株を対象とすることができるわけです。投資をうまくやっていけば、日本人はアメリカ人よりもいい老後を迎えられるはずです。日本はFIREを達成するには絶好の国だと思います。

私はネガティブなので簡単に受け入れられません。

最近の物価上昇を見ると、これから生活コストは高くなっていくだろうと想像せざるを得ません。

そして給与の問題があります。

日本は数十年に渡り給与水準が上昇していません。

それに対して社会保険料の負担は増大し、結果として手取りも増加していません。

この状況下で投資に一定額を回し続けられる家計がどれだけあるでしょうか。

また筆者は日本でも米国株に投資できると語っていますが、米国株とて永遠に成長し続けるとは思えません。

確かに日本株より良いとは思いますが、米国株も無敵とは言えないのです。

このあたりは今後も連載が続くようですから、筆者の考え方が徐々に明らかになっていくでしょう。

まとめ

以上『「日本はFIREを達成するには絶好の国」って本当ですか?』でした。

いかがでしたか?

日本は生活コストが低く、成長性を期待できる米国株に投資できるというのがFIREを達成するのに絶好の国である理由でした。

これが正しいかどうかはともかく、誰にでもFIREできるチャンスがあるのは間違いありません。

あとは個々がチャンスを活かすかどうかです。

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