【本物の準富裕層が語る】歴史的株価下落で資産6000万円はどうなった?

【本物の準富裕層が語る】歴史的株価下落で資産6000万円はどうなった?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

投資をしていた人にとって、2024年8月は忘れられない月になったのではないでしょうか。

もう多くを語る必要はないでしょう。

歴史的な大幅下落に見舞われ、多くの人が資産を減らしたはずです。

当然ながら私もその一人です。

そこで今回は緊急企画ということで、実際にどれだけ資産を失ったかをあえて公開したいと思います。

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それは7月から始まった

資産は7月半ばまでは順調に推移していました。

株価は順調に上昇し、加えて異常とも言える円安ドル高。

下はS&P500と円ドルのチャートです。

これを見ると、7月までは分かりやすいほどの右肩上がり。

S&P500は7月に最高値を更新していたことを覚えている人はどれだけいるでしょうか?

S&P500やオルカンに投資している人はかなり大きく資産を増やしたことでしょう。

私も6月には資産がプラス69万円で過去最高を記録しました。

しかし、状況は7月の終わりに一変します。

チャートを見れば分かりますが、一転して株安・ドル安に向かい、資産が全く増えないところか減少しました。

結果として、7月はまさかのマイナス4万円。

給料はもらっていたはずなのに、飲み込まれてしまったのです。

資産が単月収支でマイナスになったのは2021年7月以来のこと。

このときは引っ越しだったため支出が非常に多くなったという特殊な事情がありました。

今回は投資のマイナスで状況が全く異なります。

焦りはしませんでしたが、短期的には良い状況ではないことは明白でした。

8月に入って株価が大幅下落、さらに急落

そして迎えた8月2日、日経平均株価がマイナス2,216円の大幅下落を記録しました。

このときの報道は「ブラックマンデーに次ぐ大幅下落」ということで、非常にセンセーショナルなニュースとして取り上げられました。

会社にいてパソコンでニュースを知った私は、正直何が起こったのかよく分かりませんでした。

当然できることは見届けることだけ。

一時期、急激に株価が上昇していたから、このくらい下落してもやむを得ないだろう、くらいに思っていました。

8月2日の夜から3日の朝にかけて、NYダウやS&P500も大きく下がったことで、もう一段大幅下落が来そうな予感はしていました。

そして週明けの5日、日経平均株価の終値はマイナス4,451円という、ブラックマンデー翌日を超えるかつてない急落となりました。

久しぶりの大幅下落となったのですが、翌日には大幅な反動。

よく分からない株価の値動きとなっています。

投資の含み益はいくら減少したのか?

実は過去の含み益を正確に記録していたわけではありません。

そのため、正確な金額は「分からない」のが事実です。

しかし、2024年6月時点では「約240万円」の含み益があったことは過去のブログの記事から分かっております。

そのため、6月末時点を240万円と仮定し、これを基準に計算します。

すると下の表のようになりました。

2024年6月末時点2024年8月17日時点差額
SBI証券+940,318円
楽天証券+1,046,213円
合計+2,400,000円+1,986,531円413,469円

6月末時点と比較して、含み益は約41万円減少していました。

一時は100万円くらい減少したのですが、一気に戻しました。

本当に想定外です。

この金額を多いと思うか、少ないと思うかはその人次第でしょう。

恐らく「少ない」と思う人のほうが多いかもしれません。

投資系のYoutuberが動画をアップしているのを何本か調べましたが、2,000万円以上の資産を失ったという人が複数名いました。

それと比べれば、私の失った額などたかが知れています。

含み益の減少額がそこまで大きくない理由

なぜ含み益の減少額がそこまで大きくないのか?

その理由はシンプルで、「そこまで多額を投資に回していないから」です。

私は極めてリスク許容度の低い人間です。

そのため、金融資産に締める投資資産の割合は11%程度しかありません。

純粋に投資した額で言うと、まだ500万円程度のはずです。

かなり弱気です。

そもそも5000万円を貯めた時点で、投資資産は3%程度しかありませんでした。

つまり、ほぼ投資無しで5000万円を達成したのです。

積立投資を始めたのは2019年から。

投資はしばらく辞めていたのですが、つみたてNISAをきっかけに封印していた扉を開け、投資を再開したのでした。

しかも、再開時の最初の投資額は、なんと3,000円。

どれだけリスク許容度が低いのか?という話です。

仕方がありません。

投資が怖かったのですから。

その後、時間の経過とともに投資に対する免疫ができてきて、徐々に投資額を増やし、33,333円投資できるようになったのでした。

私は30歳頃から投資を始めましたが、とにかく株価が気になって仕方のない人でした。

そして、ライブドアショックで1日に数十万円失って、狼狽売りした経験があります。

その経験から学び、投資の額は極力控え、余剰資金で投資するようにしています。

私にとっての「余剰資金」とは5000万円をはみ出た金額になります。

今後の投資方針

では、今回の株価の大幅下落を受けての投資方針ですが、基本的には大きくは変えません。

つみたて投資枠はそのまま毎月10万円で継続。

成長投資枠はいろいろと考えた結果、毎月5万円ずつに縮小。

トータルで毎月15万円を積み立てることにより、10年で1800万円の枠を使い切る計算でいくことにしました。

ただし、問題は10年間も仕事を継続できるかどうか。

もはや仕事のモチベーションは高くないため、いつギブアップしても不思議ではありません。

そして、フルタイムの仕事を辞めた場合は投資からの撤退も検討しています。

新たに投資に回す原資が無くなった場合、貯金を取り崩してまで投資を行おうとは思っていません。

あとは、資産目標に対する進捗次第です。

まとめ

以上『【本物の準富裕層が語る】歴史的株価下落で資産6000万円はどうなった?』でした。

いかがでしたか?

私は歴史的株価下落もダメージは最小限に食い止めたと言えます。

原因は「自分のリスク許容度を把握し、投資に回す金額を抑えていたこと」と語るはずだったのですが、ここまで大きく株価が回復し、ドルも回復する予想外の動きでした。

ただ、今回の株価の大幅下落は、多くの人に注意喚起するきっかけとなったことは間違いないでしょう。

そして、投資のゴールが10年以上先にあることを理解していれば、そこまで動揺する必要はないとも言えます。

もし今回の株価下落で動揺してしまった人は、自分の投資スタンスを見直してみるとよいのではないでしょうか。

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