田舎の実家が金食い虫に。安易な相続で1000万円失う老後の大誤算

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
老後のお金が不安で、資産形成に励む人は多いはずです。
しかし、ある程度の年齢を迎えると、これまでの人生で経験してこなかった事象が発生し始めます。
その一つが「相続」です。
この相続が、実はあなたの資産形成を、そして老後資金を脅かすものになる可能性があるのをご存じでしょうか?
今回は、相続の可能性がある人にとっては無視できない内容となっています。
「家だけ相続しない」は選べない
今回「プレジデント・オンライン」に掲載された相続の記事は、実際に相続を経験した経済評論家が書いています。
筆者は、親が住んでいた実家と、親が相続していた祖父の実家の持ち主になったそうです。
まず相続の基本知識として、両親が亡くなって相続をする際には、財産を全部相続するかそれとも全部放棄するかを選ばなくてはいけません。
「銀行預金と株だけもらって、家はいらない」というようなおいしいところだけを選ぶことはできません。
そのため、おそらく大半の人は「相続する」という選択をするはずです。
となると、家・土地がついてくるのですが、これが面倒な事態を引き起こすのです。
相続後に発生する費用
記事の筆者は、実家と祖父の家を相続したわけですが、それぞれが相続後の家の使い方として参考になります。
相続して家に住むという人も多いでしょうが、場所やタイミングの問題で住むことができない人も多いはずです。
筆者の場合、実家は幸いにして20年ほど前に新築し、市の中心に近い住宅地の立地だったので、すぐに借り手がみつかってお金を稼いでくれているそうです。
もちろん修繕費や維持費、固定資産税などがかかりますがトータルではプラスの資産です。
このように実家には「賃貸に出す」という使い方があります。
問題は祖父の家です。
人口減少地域の一軒家のため、借り手はつかないでしょう。
このような家は「負動産」などと揶揄されることもあるような"問題児"と化していきます。
まず、相続により自分の名前で登記する必要があり、登記費用が約10万円でした。
空き家は放置すると一気に老朽化が進みますので、多少の管理が必要です。
筆者の場合は同じ集落の知り合いの方にお願いをして、月1万円の管理費を支払っているそうです。
空き家は「ヤバい金食い虫」
「どうでもいいから放置する」という考えもあるかもしれません。
しかし、記事によれば、放置され続けた空き家は地域にとって、犯罪やら何やらのリスクになる可能性が生じることから、「特定空き家」に認定される可能性があるそうです。
認定されると、固定資産税が6倍に跳ね上がるとのこと。
これは私も知りませんでした。
だったらさっさと売ればいい、と思うかもしれませんが、地方のド田舎ともなれば、そうそう簡単に買い手が見つかるはずもありません。
じゃあ、特定空き家になる前に家を解体して更地にすればよいと思われるかもしれません。
しかし、更地にすれば、その時点で固定資産税は最大6倍となります。
また、更地にするということは家を解体する必要がありますから、解体費用がかかり、これが数百万円。
もしアスベストが使われていれば、さらに200万円程度必要となります。
さらに、隣地との境目が不明で測量が必要な場合は、さらに別費用が発生します。
これだけの費用をかけて売りに出したところで、買い手が見つからなければ固定資産税はずっと発生し続けます。
田舎の家を相続する可能性のある人は、老後資金の計算にここまで組み込めている人はそう多くはいないと想像します。
そういう私はどうなのか?
今回、このような記事を取り上げた理由は、私がまさにド田舎の家を相続する可能性のある人間だからです。
私は二人兄弟の長男ですから、弟とは何も話をしていませんが、自然と私が相続することになるのでしょう。
記事の中には、以下の3点は家族の知識として知っておくべきだと紹介されていました。
・固定資産税の金額
・地元での解体コストの相場
・更地にした場合の土地の実勢価格
どれも知りません(苦笑)。
まずは親に固定資産税を聞くところから始めないといけないようです。
そして、両親亡き後の空き家をどうするか、方針を考えておかなければいけません。
実家の相続は自分が想像していた以上に面倒なことになりそうだと、今回の記事を通じて気づきました。
まとめ
以上『田舎の実家が金食い虫に。安易な相続で1000万円失う老後の大誤算』でした。
いかがでしたか?
せっかく老後のために蓄えた資産も、使い道のない空き家を相続したばかりに、管理費や多額の解体費用で食いつぶされては元も子もありません。
相続は預金などの「プラスの財産」だけを選べないからこそ、負動産リスクへの備えが不可欠です。
まずは実家の維持費や土地の価値を正しく把握し、家族で出口戦略を話し合っておきましょう。
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