一人で三鷹の森ジブリ美術館に行って『毛虫のボロ』を見てきた!

2018年8月28日

 皆さんは、夏休みと言えば、何を思い浮かべますか?

 海?プール?花火?

 いえいえ、夏休みといえば、金曜ロードショーのジブリ作品ですよね!(んなわけない)

 以前は、ジブリ映画を全然見ない人だったのですが、ここ数年は必ず放送を見ています。

 今年も『ハウルの動く城』『となりのトトロ』『猫の恩返し』3作品をすべてテレビの前で見ていました。

 さて、ジブリ作品を見た直後の本日、以前から予定していたとおり三鷹の森ジブリ美術館へ行ってまいりました。

 今回で、もう5回目になるでしょうか。

 今回は「とある目的」もあり、一人で行ってきました。

 それでは、ジブリ美術館の館内案内も兼ねて、見ていきましょう。

ジブリ美術館のニセの受付

 ジブリ美術館の門を通過すると、目に飛び込んでくるのは、大きなトトロの待つ受付です。

 下の方には、まっくろくろすけ(正式名は「すすわたり」)もこちらを覗いています。

 いつもここに来ると、記念撮影をしている人がたくさんいます。

 それもそのはず。

 ジブリ美術館は、館内の写真撮影が禁止されています。

 そのため、外であれば写真撮影OKですので、この受付は数少ない撮影スポットとなっています。

 館内へ入る前に、ここぞとばかりに記念撮影をしておきましょう。

 さて、この受付ですが、実際の受付ではなく、ニセの受付です。

 本当の受付は、この奥の方にあります。

 奥へ移動すると、待っているスタッフの人に身分証明書を見せる必要がありますから、運転免許証などを持参することを忘れずに。

 そして、並んでいる列の最後尾につき、順番を待っていると、入り口近くにこんなお出迎えが。

 入り口前が少し変わったようです。

 以前あった「あるもの」が無くなってました。

 少し残念です。

 今日はあまり人が多くないのか、受付に並ぶ行列は今まで来た中で一番短かかったです。

 本来14時入館なのに、それより少し早く入館できたので、もしかしたら暑さの影響で、外で行列させるのはよくないと判断し、早めに入館させていたのかもしれません。

 おかげさまで待ち時間はほとんどなく、あっという間に入口へ。

 そして、すんなりと受付を済ませ、いよいよジブリ美術館の中に入っていきます。
 
 

ジブリ美術館の最新映画『毛虫のボロ』を見てきた!

 今回、僕がジブリ美術館へやってきた最大の目的は、こちら。

 ジブリ美術館には、「土星座」という80人ほどが入ることのできる小さな映画館があります。

 そこで、実際にスタジオジブリが作成したオリジナルの短編アニメーション映画を見ることができます。

 僕が今回ジブリ美術館へやってきた最大の目的は、この短編アニメーションの最新作『毛虫のボロ』を見ることです。

 『毛虫のボロ』は、「虫からみた世界を描いてみたい」という思いを長年温めていた宮崎駿が原作、脚本、監督を担当した14分20秒の短編アニメーション作品です。

 要は、宮崎作品の最新作なわけです。

 この『毛虫のボロ』は、上映が3月21日から始まっていたのですが、僕はずっとスルーしていました。

 なぜなら、企画展はすでに見に行っていたため、当初は新しい企画展までスルーしようと考えていたからです。

 しかし、上映期限が8月31日だったことに気づき、次の上映もいつになるのか分からないということで、8月中に行くことを決定していました。

 入館直後に上映時間を確認したところ、15分・35分・55分となっていました。

 1日の中で何度も上映されます。

 ただし、見ることができるのは1回だけ。

 そこで、最大の目的をすぐに果たすべく、14時15分からの上映にて見よう決めて、すぐに時間まで並ぶことにしました。

 ディズニーの数十分待ちを経験すると、10分なんて大したことのない時間です。

 あっという間に10分経ち、スタッフが入り口を開けてくれました。

 前から2列目という絶好のポジションを確保し、万全の態勢で臨みます。

 どんどん人が入ってきて、あっという間に小さな映画館は満席。

 席が足りずに、階段にも人が座ります。

 そして上映へ。

 上映に先立ち、スタッフからの注意事項のお話し。

 そして、その最後に気になる一言。

 「音にも注目して、よーく聞いてみてください」

 はぁ?

 一体どういうことでしょう?

 よくわかりませんが、とにかく上映開始です。

 始まってからは、主人公は毛虫なので、一切セリフがありません。

 言葉とも言えないような声を声優さんが発しています。

 さらに、毛虫の発するあらゆる音が声優さんの声です。

 しばらくして気づきましたが、すべての音を一人の声優さんが演じているようでした。

 映画は、毛虫の目から見た世界がこんな風に見えているのかな、と想像させられるものでした

 特に、光合成の描写なんかは面白かったです。

 中には、虫の世界の厳しさも教えられるような場面も。

 そして、最後はほのぼのとした締めくくり。

 大人も子どもも楽しめる映画でした。

 で、最後にクレジットが流れるのですが、その最後に衝撃が走ります。

 「声と音/タモリ」

 えーーーーーー!!!!!

 映画館内が少しざわつきました。

 帰宅後、ネットで調べたところ、この情報は上映前から公になっていたようですが、僕は知らずに見に行っていました。

 だから、ビックリ!

 映画の感想が吹っ飛んでしまい、「タモリって、天才だわ」という感想に上書きされてしまいました。
 
 
 ちなみに、上映されているその他のミニ映画は、以下のとおりです。
・くじらとり
・コロの大さんぽ
・めいとこねこバス
・やどさがし
・星をかった日
・水グモもんもん
・ちゅうずもう
・パン種とタマゴ姫
・たからさがし

 僕は、『コロの大さんぽ』『水グモもんもん』『たからさがし』の3つしか見たことがありません。

 コンプリートするのが目標です。
 
 

ジブリ美術館の屋上で『天空の城ラピュタ』の世界を味わう

 ジブリ美術館といえば、有名なのが屋上に立っているロボット兵ではないでしょうか。

 『天空の城ラピュタ』に登場した、あのロボット兵です。

 屋上はラピュタの世界観が再現されています。

 また、屋上は写真撮影が許可されているため、いつもロボット兵の前には行列ができています。

 今日も、外国人観光客を含め、多くの人が並んでいました。

 ちなみに、ロボット兵の後ろに、ラピュタの紋章が落ちているのはご存知ですか?

 ちょっとした隠れキャラなので、もし行く機会があれば、探してみてください。

 ロボット兵をあとにして、奥へと続く細い道を進んでいくと、ありました。

 ムスカが手帳を元に文字を読み始める、あの黒い石です。

 「読める、読めるぞ」

 あの名言をマネする人、続出です。

 僕もこの石のことがわかったとき、思わずやってしまいました(笑)

 ジブリ美術館の屋上は、ラピュタ好きにはたまらない世界となっています。
 
 

常設展示室(動きはじめの部屋)で立体ゾートロープを眺める

 僕がジブリ美術館に行くと毎回思う、「ずっといたい場所」です。

 アニメーションはどのようにできているのか、絵を動かすとはどういうことなのかが展示されています。

 その中に置いてある「立体ゾートロープ」があまりにも秀逸です。

 『となりのトトロ』の立体ゾートロープは、ずっと眺めていられます。

 今日も小さな子どもたちにまぎれて、いい歳したおっさんが長時間にわたりゾートロープを眺めていました(笑)

 ゾートロープが分からない人は、下の動画にてご確認ください。

 43秒の地点からジブリ美術館に置いてある『となりのトトロ』の立体ゾートロープが登場します。

 
 

企画展示室で「食べるを描く。」を見る

 ジブリ映画の中には、数多くの食事のシーンが登場します。

 その印象的な食事シーンを振り返る企画です。

 展示の入り口には、各映画に登場した食べ物が再現され、展示されています。

 そして奥へ少しだけ進むと、いよいよメインの展示です。

 まず最初の部屋では、各映画の食事シーンが実際にどのように描かれたのかをパネルで振り返ります。

 『天空の城ラピュタ』『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『耳をすませば』『ハウルの動く城』『もののけ姫』といった映画の食事シーンを振り返ります。

 『千と千尋の神隠し』は、他の映画よりも多くの場所を割いて展示されています。

 皆さんは、どの映画のどの食事シーンが印象に残っていますか?

 やっぱり『千と千尋の神隠し』に登場した、ハクのおにぎりを千尋が食べて涙を流すシーンが一番なのでしょうか?

 そんな映画の食事シーンを、パネルを見ながら思い出していくことができますし、原画も一緒に展示されていますから、どのように描かれたのかも知ることができます。

 もう一つの部屋では、『となりのトトロ』と『天空の城ラピュタ』の食事がどのような場所で作られていたのかということで、サツキとメイの家の台所とタイガーモス号の厨房が実物大で再現されています。

 これがめちゃくちゃいい!

 サツキとメイの家の台所は、昔の家の台所といった雰囲気が忠実に再現されています。

 実際にサツキが映画内で作ったお弁当も置いてあります。

 タイガーモス号の厨房は、意外と狭い。

 やはり、飛行機の中ということもあるからでしょう。

 行ってみたら、ドアや引き出しの中までちゃんとチェックしておきましょう。

 何回行っても楽しめます。
 
 ちなみに、「食べるを描く。」は、好評だったのか、当初予定されていた期間から延長され、2018年11月までの予定となっています。

 ジブリ映画が好きなのに、まだ見ていない人はもったいないことをしています。

 僕はジブリファンなら必見の展示だと思います。

 ぜひ足を運んでみてください。
 
 

カフェ「麦わらぼうし」は利用せず

 「食べるを描く。」を見ると、お腹が空くんですよね(笑)

 以前、会社の後輩とジブリ美術館へ遊びに来たときは、カフェで軽く食事もしました。

 なぜなら、そのときは「食べるを描く。」内でも紹介されていた、ジブリ映画に登場したメニューが再現されていたからです。

 そのとき食べたのは、ポニョに登場したハムラーメンとか、ハウルで登場したベーコンエッグとかをみんなでシェアしました。

 『魔女の宅急便』に登場したニシンのパイもあったのですが、品切れだった記憶があります。

 あの孫娘は、なんであんなことを言うんだ?と思い出してしまいます。

 あとは、ポニョで出ていたハチミツ入りホットミルクとか、『魔女の宅急便』でそのお婆さんが作ってくれたチョコケーキも後輩が注文していました。

 今回は、メニューが少し変わっていたようです。

 今日も暑い中、店の外に多くの人が並んでいました。

 このカフェが、回転が悪いせいか、いつも相当な人数の人が並んでいるんですよね。

 だから、利用するのであれば、1時間以上待つ覚悟で並んだ方がよいでしょう。

 僕は今回は利用せず、その場を立ち去りました。

 そういえば、夏の時期だけなのか、店の外で昔ながらのラムネを売っていました。
 
 

常設展示室「映画の生まれる場所」は安定感抜群

 「映画の生まれる場所(ところ)」と呼ばれる常設の展示室では、アニメが生まれるまでの過程を見ることができます。

 こんな場所で絵を描いていたのかなと想像させられる部屋になっています。

 壁には隙間なくいろいろな作品の絵が飾られていて、机の周りには絵を描く際の参考資料となるようなものがところせましと置かれています。

 各ジブリ作品の絵が貼られていて、非常に興味深いです。

 下書き段階では、いろいろな絵が描かれているのだなと思いました。

 中の雰囲気が分かるよう、取材で写真が掲載されているサイトを見つけたので、4年前の情報ですので少し古いですが、こちらで雰囲気を感じとってみてください。

まとめ

 以上いかがでしたでしょうか?

 僕は初めて行ったとき、まだジブリ映画をほとんど見たことのない状態で行ってしまいました。

 そのため、楽しさがいまいちよく分からなかったのですが、ジブリ映画をたくさん見た今では、だいぶ楽しさが理解できるようになりました。

 もちろんジブリ映画を見たことのない人でも十分楽しめる場所ではあると思いますが、やはりジブリ作品を見た上で行った方が圧倒的に楽しめます。

 ディズニーランドやディズニーシーとは一味違う楽しさのある”テーマパーク”。

 それがジブリ美術館です。

 行く機会があるときは、何かしらのジブリ映画を見てから足を運んでみてください。

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