スタグフレーションとは?日本の暗い未来に備える5つの対策
どうも。『毎日が祝日』いわいです。
みなさんは「スタグフレーション」という言葉を聞いたことがありますか?
「スタグフレーション」という言葉を聞いたことがある人もない人も、次のニュースは目にしたのではないでしょうか。
『国内景気 すでに後退局面の可能性 景気動向指数3か月連続悪化』
このニュースを見ても、多くの方は特に驚かなかったかもしれません。
なぜなら、そもそも景気拡大、好景気の恩恵を感じていた人が少なかったからです。
バブルの時期のような浮かれた感じは一切なく、むしろ悲壮感すら漂っていたように思います。
冷静に日本経済の状況を見ると、給与が上がらない中で値上がりのニュースが相次いでます。
さらに10月には消費税増税を控えており、景気の冷え込みが懸念されます。
景気が悪化していこうとするのに、物価は上がってしまう。
そんなおかしなことが起こり始めているのです。
スタグフレーションとは?
「スタグフレーション」とは、景気が後退していく中でインフレーション(インフレ、物価上昇)が同時進行する現象のことをいいます。
スタグフレーション(stagflation)とは、経済現象の一つであり、「stagnation(停滞)」と「inflation(インフレーション)」の合成語で、経済活動の停滞(不況)と物価の持続的な上昇が併存する状態を指す。(引用元:wikipedia)
今の日本は、まさにこの状況に陥り始めているように見えます。
過去、日本がスタグフレーションに陥った時期として有名なのがオイルショックです。
若い人たちにしてみたら、歴史の教科書に出てくるような出来事でしかないのかもしれません。
スーパーマーケットでトイレットペーパーに殺到する主婦たち。
写真や映像を見たことがある人もいるでしょう。
あの絵が今、現実のものとなるかもしれないのです。
暗い未来は想像したくもありません。
しかし、可能性が浮上している以上、対策を講じる必要があります。
今から始められるスタグフレーション対策にはどのようなものがあるのでしょうか?
スタグフレーション対策1 投資する
インフレの局面では、物価が上昇しますから、その分貨幣価値が下がります。
そのため、現金を現金のまま保有していれば、実質資産は減少します。
投資を勧める声が大きくなっているのはそのためです。
株、投資信託、不動産、金、外貨など。
銀行にお金を預けておいても、インフレには勝てません。
金利が物価上昇率を上回る可能性が低いからです。
投資はリスクがありますから、嫌う人も多いですが、何もしなければ資産価値減少を受け入れることになります。
非常に悩ましいところです。
スタグフレーション対策2 貯金する
貨幣価値が下がるインフレの局面で貯金を勧めるなど何を言っているのか、と思われるかもしれません。
しかし、投資をしようにも投資の元になるお金がなければ意味がありません。
だから、まずは種銭を貯めるのです。
必死にお金を貯めましょう。
お金を貯めることができれば、無駄な支出も減っているはずです。
スタグフレーション対策3 国外へ移住する
日本の未来が暗いのであれば、国外へ移住することも考えるべきです。
ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシア、カンボジアなどの東南アジア諸国ならば、今の日本よりお金をかけずに生活することができるでしょう。
ただ東南アジアも成長していることを考えると、もっと発展途上な国へ移住しなければいけないのかもしれません。
日本を捨てる選択になりますが、時に自己防衛のためには大きな決断をする必要もあります。
スタグフレーション対策4 地方へ移住する
国外は無理という人であれば、できるだけコストを下げるとなると地方へ移住する選択肢が浮上します。
田舎は田舎の良さがありますので、都会暮らしになれた人ならしばらくの間は楽しめると思います。
ほとぼりが覚めるまで地方で過ごし、そして再び都会に戻るか、そのまま永住するか。
スタグフレーション対策5 ひたすら耐え忍ぶ
最後は、何の対策も立てようがないため、とにかく我慢。
ひたすら耐え忍ぶのが残されて手です。
景気循環のサイクルを知っていれば、いずれ良くなることはご存知でしょう。
景気が再び回復基調になるまで、とにかく耐える。
問題はそこまでの体力(財力)と精神力があるかどうか。
あとは神に祈るのみです。
まとめ
以上『スタグフレーションとは?日本の暗い未来に備える5つの対策』でした。
ちょっと煽りましたが、このままでは少なくとも近い将来は明るいとは言えない未来が待っている可能性が出てきているのは間違いありません。
今の政府の対応を見る限り、政策に頼るのではなく自衛するしかないようにも思えます。
ただ、我々にできることはあまりにも微力すぎます。
まずは暗い未来がやって来ないよう政策転換がなされるかどうか、注意深く見守っていくしかありません。
<おまけ>
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また、何から始めればよいのかさっぱり分からないという人もいるはずです。
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