老後の収入は勤労所得に頼らないほうがよい4つの理由

老後の収入は勤労所得に頼らないほうがよい4つの理由

ここのところのネットの記事で、老後の暮らしに関する内容で多いのは、「老後も働いて収入を得よう」と主張する記事です。

しかし、僕個人としては反対です。

勤労所得には頼らず、不労所得を得たり、十分な老後資金を蓄えておくべきだと考えています。

今回は、老後の収入について考えてみます。

「70歳以上まで働く」が30%

日本経済新聞社は、2018年10~11月に全国の18歳以上の男女を無作為に抽出して郵送による世論調査を実施しました。

1673件の回答を得て、回答率は55.8%でした。

この調査結果から、老後に対する考え方が浮かび上がってきました。

まず、「何歳まで働きますか?」という質問に対し、70歳以上まで働くと回答した人が30%に達しました。

何歳まで働くつもりか
(引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40135950X10C19A1SHA000/)

2017年の70歳以上就業率は15%らしいです。

この数字も個人的には驚きですが、その倍の人が70歳以上まで働く希望を持っていることが分かりました。

政府は今後、高齢者の就労を促進していく動きをとるため、実際に30%まで到達するかはともかく、現状より増加することは間違いないでしょう。

老後に不安がある人が77%

次に、「老後に不安は?」という質問に対して、「不安を感じる」と回答した人が77%にのぼりました。

不安の内容は以下のとおり。

健康や経済面に不安を感じる人が多い
(引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40135950X10C19A1SHA000/)

健康が71%、経済面(生活資金)が69%となり、老後に体とお金の不安を抱えている人が圧倒的に多いことが分かりました。

老後の収入源は3本柱

老後にお金の不安を抱えている人が多くいることは分かりましたが、それでは老後のお金について私たちはどのような対策を講じればよいのでしょうか?

そもそも、老後の収入源としては、大きく以下の3つがあると考えられます。

  • 公的年金
  • 不労所得
  • 勤労所得

老後の収入源で中心となるのは、何と言っても年金です。

40代の人であれば、現行制度であれば65歳からの支給開始ということになっています。

支給が開始されれば、死ぬまで支給されるという点では安心できますが、少子高齢化の時代。

支給開始年齢が65歳のままとは限らず、67歳から70歳くらいに変更される可能性があるのではないでしょうか。

また、支給額も保証されず、現状予定されている年金支給額より2割から3割程度減額されるのではにないかと予想しています。

次に考えられるのが、不労所得です。

不動産の賃料、株式・投資信託などの運用益などが挙げられます。

ただ、不労所得は一定の資産を有する必要があります。

また、誰でもプラスになるとは限りませんし、安定した収益を得られるとも限りません。

最後に挙げられるのは、勤労所得です。

最も簡単に手に入れやすいです。

ゆえに金額も小さい。

ただ、当てにしすぎるのはいかがなものかと考えています。

ちなみにその他には、私的な個人年金、預貯金、退職金などで老後資金を工面しようと考えている人が多いのではないでしょうか。

老後の収入は勤労所得に頼らないほうがよい理由

老後の収入源としては勤労所得に頼らないほうがよい、過剰に当てにしないほうがよいと考えている理由は以下のとおりです。

1.働き口があるとは限らない

そもそも、働き口があるとは限りません。

特に我々団塊ジュニア世代は、人口が団塊の世代に次いで多い世代です。

団塊ジュニア世代が高齢者になったとき、受け入れられるだけの雇用がはたして用意できるのかどうか、甚だ疑問です。

大学を卒業して、新卒で就職する際に「就職氷河期」と呼ばれた世代です。

「再就職氷河期」が待っていても何ら不思議ではありません。

2.体力が落ちる

40歳を過ぎてから、すでに体力の低下を感じている人も多いかと思います。

これが60歳を過ぎたら、一体どうなっているのか想像もつきません。

健康面でも問題は多く発生しているはず。

今と同じような働き方ができるとは思わないほうがよいでしょう。

3.気力も落ちる

そして、体力の低下と同時に、気力も落ちてくるでしょう。

何歳まで働かなければならないのかという想いにも駆られるはずです。

体力以上に大きな問題となる可能性もあります。

4.変化に対応できなくなる

最後に、これからの環境の変化は、今以上に劇的なものになる可能性もあります。

その環境の変化に60歳を過ぎてから対応できるのでしょうか?

60歳を過ぎてから、新たな知識を身につけ、新たなルールのもと、戦い続けることができるのでしょうか?

非常に難しい問題ではないかと考えています。

自分のペースで収入を得られる副業を持っておくべき

では、老後に収入を得たいのであれば、どうすればいいのか?

老後は、自分のペースで働くのが一番です。

再雇用を始め就職して働くとなると、それまでと同じ。

しかも、給与は高い確率で減ります。

週5で働く体力が続かないかもしれません。

だったら、自分のペースで収入を減らさずに済む働き方を探したほうがよいでしょう。

ただ、老後になってからそんな仕事を見つけるのは非常に難しいはずです。

特に40代半ばから50代、退職を意識し始めたのであれば、すぐにでも自分のやれることを探し始めるのがよいでしょう。

もちろん簡単なことではないことは分かっています。

簡単ではありませんが、自分から動からなければ、他人に使われ続ける人生は変わりません。

最後は極力自分の自由に働ける環境づくりをしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上『老後の収入は勤労所得に頼らないほうがよい4つの理由』でした。

老後に働いて収入を得ることで、年金や老後資金の不足分を補いたいと考えている人は多いでしょう。

しかし、先に挙げた理由から、全面的に当てにできるわけではないことは理解しておかなければいけません。。

自分のペースで働けることは、金銭面だけでなく精神的にもゆとりを与えてくれます。

可能なら、今からでも老後に備えた準備を始めておきましょう。

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