「定期預金より得する3つの貯金方法」よりもっと貯金を増やすには?
どうも。『毎日が祝日』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
新型コロナウイルスの感染拡大により、お金に関して困っている人が増え始めました。
個人的には貯金の重要性を感じている昨今で見かけたのが先にご紹介した記事です。
「定期預金より得する3つの貯金方法」とは?
現在の日本の金利は最低レベルの低金利です。
そのため普通に銀行にお金を預けても大して利息はつきません。
普通預金よりも金利の高い定期預金にしても同じことです。
私が利用している住信SBIネット銀行で0.02%。
金利など無いに等しいくらいの低金利です。
今回の記事では「定期預金よりも得する貯金方法」が紹介されているのですが、はっきり言って得するとは思えません。
まずはそれぞれにツッコミを入れていくことにします。
1.個人向け国債
定期預金よりも得する貯金方法1つめは、個人向け国債だそうです。
個人向け国債は3年、5年、10年と3つの満期があり、3年と5年は固定金利、10年は変動金利となっており、最低1万円から1万円単位で購入できます。発行後1年は換金できませんが、それ以降は中途換金が可能となっています。中途換金した場合には、中途換金調整額が、本来もらえる利子から差し引かれますが、元本が減ることはありません。
(引用元:https://news.mynavi.jp/article/20200401-1003518/)
個人向け国債の金利は最低0.05%だそうです。
私も買ったことが無かったので正確に把握しておりませんでした。
確かに定期預金より金利が高いのでお得ではあります。
しかし、この金利で「得する」と言い切ってよいのかは疑問です。
読者が期待する金額とは思えません。
むしろ社債の方が高金利です。
2.積立保険
定期預金よりも得する貯金方法2つめは、積立保険だそうです。
積立保険とは、毎月保険料を積み立てていき、満期時に運用されたお金が戻ってくる貯蓄性の高い保険のことです。保険商品なので、生命保険のように万が一の時の保障もあります。学資保険、終身保険、個人年金保険などがあります。
(引用元:https://news.mynavi.jp/article/20200401-1003518/)
定期預金の金利より高くなる可能性があるだけでなく、所得控除を受けられるメリットがあります。
そのため定期預金よりお得になります。
積立保険については、個人的に保険非推奨派の立場ですのでおススメはしません。
私は何の保険にも入っていません。
「いざというとき」のための保険ですが、突き抜けた貯金があれば保険は不要だと考えているからです。
3.iDeCo(イデコ)
定期預金よりも得する貯金方法3つめは、iDeCo(イデコ)だそうです。
iDeCoは投資のひとつなので、リスクが高く、定期預金との比較にはならないと思われるかもしれませんが、iDeCoの運用商品の中には、元本確保型の商品があります。これは、定期預金や保険商品で運用するもので、安全性が高く、所定の利息が上乗せされます。
(引用元:https://news.mynavi.jp/article/20200401-1003518/)
iDeCoはもはや貯金ではなく投資です。
ただ、選択できる運用商品の中に元本確保型の定期預金などが含まれていることがあります。
そして何と言ってもiDeCoの掛金は全額所得控除となるメリットがあります。
そのため、上手く活用すれば確かに定期預金よりはお得と言えそうです。
桁違いの貯金ができれば3つとも不要
以上が定期預金より得する貯金方法でした。
ただ、どれにしても単純に金利で見た場合には定期預金より大きく上回るわけではありません。
積立保険とiDeCoについては「所得控除のメリットがあるから定期預金よりお得」という意味でした。
しかし、どこまでお得感を感じることができるかは疑問です。
私は3つともやっていない
4000万円以上貯金している私は、今回紹介された3つともやっていません。
金利で増やすという発想ではなく、毎月の貯金を増やせばいいだけの話です。
私の場合、毎月約30万円を貯金しています。
毎月3万円貯金している人なら、毎月6万円貯金してみてはいかがでしょうか?
その方が貯金が増えている実感を感じられると思います。
6万円貯金できれば10万円にチャレンジしてみましょう。
貯金を増やすには、支出をガッツリ減らすこと以外に方法はありません。
収入アップには手間も時間もかかります。
iDeCoはやって損なし
そして、60歳までフルタイムで働く想定ならiDeCoはやっておいて損は無いと思います。
元本を減らさないように元本保証の商品を選べば所得控除のメリットを受けることができます。
子どものいる家庭なら積立保険もアリ。
ただし、保険料の支払いのせいで家計が回らないという本末転倒なことにならないようにだけ注意が必要です。
まとめ
以上『「定期預金より得する3つの貯金方法」よりもっと貯金を増やすには?』でした。
いかがでしたか?
結局は現代日本において金利でお金を増やすことは期待しないほうがよいという話です。
存在している仕組みを上手く活用することと徹底した支出管理が求められていることを理解すべきです。