人生100年時代突入?老後の不安を軽くする3つの考え方

人生100年時代突入?老後の不安を軽くする3つの考え方

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

人生100年時代突入?老後の不安を軽くする3つの考え方

老後不安を解消する記事となれば、紹介しない訳にはいきません。

早速中身を見ていくことにしましょう。

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平均寿命と健康寿命には時間差がある

まずは、「平均寿命」と「健康寿命」には時間差がある

「平均寿命」は何歳まで生きられるかですので、分かる人も多いと思います。

それに対して「健康寿命」とは、「心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」のことを指します。

人は、ずっと健康で過ごし続け、そして最後にコロリと死ぬわけではありません。

介護を必要としたり、寝たきりになったりして、そして最後に死んでいきます。

つまり、一言で老後と言っても、自立した老後を送れる期間と介護を受けなければいけない期間に分かれるのです。

下の表は、平均寿命と健康寿命のデータです。

ここから分かるのは、自立できず介護を受けなければならない期間が男性で約9年、女性で約12年もあることです。

男性女性
平均寿命81.25歳87.32歳
健康寿命72.14歳74.79歳
平均寿命と健康寿命の差 9.11歳12.53歳

私の父親は今年76歳になりますが、いまだに大きな病気も見つからず、思い切り自家用車を乗り回しております。

健康寿命の平均より大きく上回っていますから、いまいちピンと来ないのが正直な感想です。

あくまで平均であり、すべての人がこの通りに当てはまるわけではないことも理解しているつもりですが、自分の父親が健康寿命をすでに超えていたのは驚きでした。

そして、介護期間が9年もあるということは、それだけお金もかかることを意味しているわけです。

ますます老後のお金の不安は増すばかりです。

となると、老後の不安を少しでも減らすには、考え方を変えていかなければいけません。

そこで記事の筆者は、「公助」「共助」「自助」の3方面から意見を述べています。

「公助」は徐々にパワーダウンしていく

セカンドライフの「公助」とは、主に生活費のベースとなる公的年金、介護が必要になったときの介護保険、医療を受ける際の健康保険です。

少子高齢社会が定着した昨今、公助が徐々にパワーダウンしていくのは必至です。現役世代にこれ以上、過重な負担をかけるわけにはいかないからです。

ですから、もらえる年金額は減り、介護保険と健康保険は保険料負担が上がるのに給付は下がっていきます。そして、物価上昇と消費税増税もあいまって、セカンドライフの生活は厳しさが増す一方になるでしょう。

これは致し方ないことなので、「そうなる」と覚悟するしかありません。

「公助」とは、介護保険や健康保険を指しています。

そして、年金は減ると予測しています。

これは私も同意です。

今後年金の支給額は、制度を維持することを最優先に考えた場合、減らざるを得ないだろうと諦めています。

ですから、「公助」は期待せず、残りの2つ「共助」と「自助」に注力したほうがよさそうです。

人との付き合いを密にして「共」に「助」け合いを

2つ目の「共助」は、兄弟姉妹などの縁者、ご近所さん、友人などとの人付き合いを密にして共に助け合うことです。

付き合う人は同世代でも異世代でもかまいません。とかく、年をとるほどに友人は少なくなり、交際範囲は縮小していく傾向があるので、意識して人付き合いを広げるようにしましょう。

人に会う機会があると、身なりにかまったり、しゃべったりするので老け込み防止効果が期待できそうです。

それに、ちょっとした用事を頼んだり頼まれたりする習慣をつけておき、軽度のケアなら公助の力を借りなくてもすむようにしたいもの。何より、誰かとつながっている、何かがあったら駆けつけてくれる人がいるのは、心強いといえます。

「共助」とは、文字通りお互いに助け合うことです。

ただ、人付き合いが苦手な人にとっては、ハードルが高いです。

ただ、実際のところ、周囲の人に助けてもらうことは必要かもしれません。

特に独身一人暮らしで老後を迎えるとなると、介護が必要になった場合にはどうすることもできなくなります。

せめて親族が近くにいる環境で老後を送るのがよいのかもしれません。

そうなると、終の棲家をどこにすべきかの選択肢は限られてきそうです。

お金とケアで迷惑をかけないため、あらゆる「自助」努力を!

3つ目の「自助」は、経済面と健康面の努力です。セカンドライフが長くなるほど、生活費、レジャーなどのゆとり資金、ケア費用など、必要な老後資金はかさんでいきます。

会社員は定年退職、自営・自由業の人は現役引退までに老後資金として、1000万円単位のお金を貯蓄しているはず。ですが、早い時期から貯蓄の取り崩し生活をすると、最後までお金がもたないかもしれません。

少しでも、取り崩し生活を先延ばしにするために、身体が動くうちは、何でもいいので働き続けることです。収入が少なくても、遊んでいるよりはましです。

また、住まいが広すぎたら賃貸にして、その家賃より安い住まいに住んで差額を生活費の一部にする、投資信託や株などの投資でお金に稼いでもらうことも考えましょう。

健康面の自助努力は、自立期間をできるだけ長くするため、ケア状態になっても軽くすむよう、健康管理を怠らないこと、身体を動かすこと、頭(脳)を鍛えることを心掛けてください。

3つめの「自助」については、経済面と健康面から考えるのがよさそうです。

経済面はとにかく老後資金を貯めておくことと体が動くなら働いて収入を得ること。

そして、健康面については体を動かし、脳を鍛えること。

おっしゃることはもっともです。

経済面は完全に自分の努力次第。

努力の結果は、金額で明確になります。

ですから、最もやりやすい対策です。

一方の健康面は、努力はおこなっておくべきですが、悲しいかな結果が伴うとは限りません。

どんなに健康のために努力しても体は衰えます。

いきなり死ぬことはほとんど無いですが、いずれは介護が必要な状態になります。

健康面での努力は、あくまで要介護状態になるまでの期間の引き延ばしです。

もちろんやらないよりはマシでしょう。

ここまで見てくると、もはや受け入れざるを得ない現実に対して人は過剰に不安を抱きすぎているような気がします。

老後の不安を解消するためには、開き直ることが一番なのかもしれません。

まとめ

以上『人生100年時代突入?老後の不安を軽くする3つの考え方』でした。

いかがでしたか?

私たちは避けることのできない遠い未来の現実に対し、あまりにも過剰に反応しているのかもしれません。

「なるようになる」の精神で今を楽しむことが老後不安の一番の解消策なのではないでしょうか。

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