投資を始めたいけど「損はしたくない」ならやってはいけない4つのこと
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
非投資派にとっては気になる記事のタイトルでしょうから紹介します。
やってはいけない4つのこととはどんなことでしょうか?
1.不用意なリスクを取ってしまう
まず1つめは「不用意なリスクを取ってしまう」ことだそうです。
投資をはじめたばかりの人は、知り合いにすすめられたり、アナリストのレポートを読んでおすすめされたりしている銘柄を購入してしまうことがあります。
それが悪いというわけではないですが、その銘柄を選ぶ理由を明確にしておかないと「不用意なリスク」を取ることになります。アナリストがある銘柄をすすめるにはそれなりの理由がありますが、それを知っておかないとリスク管理ができないのです。
「不用意なリスク」とはピンと来ないかもしれません。
少なくともこの引用から言えることは「他人のおススメではなく自分の意志で購入銘柄を決めたほうがいい」ということでしょうか。
他人は自分にとって都合のいいことを言います。
他の人は投資の目的や目標、投資の経験や投資可能な金額などいろいろな点であなたとは異なります。
それを理解しておかないと、投資してから大損を喰らうかもしれません。
2.「投資先」と「時間」の分散を考えずに買う
2つめは「投資先と時間の分散を考えずに買う」ことです。
「投資にはリスク分散が大事」と耳にしたことがある方も多いと思います。ですが、具体的には分からない方もいるでしょう。
たとえば投資先を分散しようと思っても、同じ「内需関連株」と呼ばれる不動産株や百貨店株を買うのは好ましくありません。内需が落ち込んだ時に、一緒に株価が下落してしまう可能性が高いです。リスク分散のために投資先を分散させることが目的なので、同じような値動きをしてしまう株を買うのは避けましょう。
また、投資先の分散だけでなく、時間の分散を考慮する必要があります。時間の分散とは、一度に投資してしまうのではなく、複数回に分けて投資をするということ。これによって買った価格や売った価格が平均化され、大きな失敗を避けやすいというメリットがあります。
これも初心者には難しいかもしれません。
投資先の分散はまだ可能かもしれませんが、時間の分散までやろうとするのは初心者にはあまりにも難しいのではないでしょうか。
口で言うのはたやすいですが、分散投資にも人力でやろうとするには限界があります。
3.「損切りのルール」を決めずに売買する
3つめは「損切のルールを決めずに売買する」ことです。
投資をはじめたばかりの人にはかなりハードルが高いですが、「損切りのルール」は絶対に決めておくべきです。
損切りとは、「損失が出ている状態で保有している株を売り、損を確定させること」を言います。なぜ損を確定させるの?と思うかもしれませんが、早めに損を確定させることで深い傷を負うことがなくなります。しかも、一旦損は確定しても、その資金をほかの投資先に振り向けることができます。
たとえば、1株1500円の株を100株保有しているのなら、15万円の評価額となります。自分の中で3万円の損が出たら嫌だと思っているのなら、単純に「株価が1500円から1200円に300円下落したら損切りとして売り注文を出す」と決める方法が最も簡単です。
これも初心者にはなかなか難しい話です。
ルールを決めること自体が難しいのに、そのルールどおりに実行することも難しいです。
実際に下落しても「また株価は戻ってくるのではないか」と思い、塩漬けにしてしまうなんてこともよくある話です。
4.「安いから買う」を実践してしまう
4つめは「安いから買うを実践してしまう」ことです。
株式投資で「株価が安いから買う」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。
たしかに安いときには買いたくなりますが、安くなったら買うのが必ずしも正しいとは言えません。安くなるのには当然理由があり、そのほとんどは悪い理由です。業績が悪いとか、ネガティブなニュースが出たなどの理由によって株が売られ、株価が下落し安くなるというのがほとんどのパターンです。
株は「安く買い、高く売る」ことができれば利益を得られます。
しかしそう単純な話でもありません。
なぜなら「安い」と言っても底値とは限らず、買った時点からさらに株価が下がることがざらにあるからです。
さらに安い理由はバーゲンセールでお買い得だからではなく、業績が悪いとか業績に悪影響の出るニュースがあったとかその企業にとって悪い条件下だからです。
したがって、安い株はお得ではなく不良品の可能性もあります。
その見極めは初心者には難しいでしょう。
つみたてNISAを活用した長期・積立・分散投資がおすすめ
ここまで記事を紹介してきましたが、確かに4つは損したくないならやってはいけないことかもしれません。
そしてここまで読めば、個別株投資は初心者にはハードルが高めであることも分かるかもしれません。
個別株のハードルが高いのであれば、投資信託のほうがマシ。
そして投資信託を買うのであれば「つみたてNISA」を利用しない手はありません。
自分で納得して商品を選びさえすれば、最低限の分散投資はできます。
10年以上の長期投資を前提としますから、「損切り」など考える必要がないと言っても過言ではありません。
毎月投資ですから「安いから買う」こともありません。
よって投資初心者は「つみたてNISA」を利用した投資信託から入っていくのがよいのではないでしょうか。
まとめ
以上『投資を始めたいけど「損はしたくない」ならやってはいけない4つのこと』でした。
いかがでしたか?
投資をやろうというのであれば、損したくない気持ちはよく分かります。
だからこそ損する確率を下げるべく「長期・分散・積立」投資が無難な方法だと思われます。
あとは無くなってもいい余裕資金で始めるのがよいでしょう。
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