投資に失敗したくない投資初心者が残念ながら陥りがちな失敗5選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
「預金はこれから価値が目減りする」
だったら投資を始めようと考える人も多いことでしょう。
実際、徐々に投資を始める人が増えているようです。
しかし失敗を極度に恐れるが故に失敗してしまう投資初心者も多いようです。
そこで今回は初心者が陥りがちな失敗をご紹介していきます。
1.1つの銘柄や投資商品に資産の大半を注ぎ込む
投資初心者が陥りがちな失敗1つめは「1つの銘柄や投資商品に資産の大半を注ぎ込む」ことです。
儲けたい気持ちは分かりますが、一点集中型の投資はその商品次第で成否が左右されます。
例えば日本の高配当株として有名JT(日本たばこ産業)はロシアで儲けていたこともあり、ロシアのウクライナ侵攻後に株価が急落しています。
一点集中型の投資ではこのような株価の値動きに対し全く対応できません。
投資のセオリーは「分散投資」です。
もちろん完璧な分散投資など不可能ですが、いくつかの方法で分散投資を実現した方がよいでしょう。
例えば個別株なら複数の銘柄を購入する、投資信託やETFにするといった方法があります。
投資は儲けること以上に損しないことが重要です。
かの"投資の神様"ウォーレン・バフェットの名言として次の投資のルールが伝えられています。
ルール1:お金を失わない
ルール2:ルール1を忘れない
またバフェットは自身の妻へのアドバイスとして「現金の10%を米国の短期国債に、残る90%を超低コストのS&P500のインデックスファンドに投資しなさい」との言葉も残しています。
個別株より米国の株式市場に上場する大型株500銘柄のインデックスファンドのほうが長期に渡って良い成績を残せるとの考えを示しています。
2.価格が大きく上昇している局面で買う
投資初心者が陥りがちな失敗2つめは「価格が大きく上昇している局面で買う」ことです。
損したくない気持ちが強いと、下落している局面で株を買いたいとは思わないはずです。
かと言って上昇局面で買いに走ると高値を掴まされ、下落に転じてしまいます。
ですから売買のタイミングは非常に重要であり初心者には極めて難しいものです。
タイミングを掴むには相応の勉強と経験が必要となりますので、習得にはかなりの時間を要します。
そもそも売買のタイミングを完璧に掴むなど誰にもできません。
完璧にできる人は未来が見える預言者くらいしかいません。
どんなプロでも失敗をしています。
よって投資に時間を費やせない投資初心者であれば投資信託の積立投資のほうが向いています。
一定のタイミングで一定の金額を買い続けるだけ。
ネット証券を使えば最初に設定するだけで、あとは何もすることはありません。
また値下がりしたときには多く
3.SNSやセミナーの情報を鵜呑みにする
投資初心者が陥りがちな失敗3つめは「SNSやセミナーの情報を鵜呑みにする」ことです。
投資で失敗したくない気持ちが強いがために、銘柄を選んだりする際に情報をたくさん収集するはずです。
得られた情報をそのまま受け取り、真似をして投資する人もいるのではないでしょうか。
投資セミナーに参加して、推奨された商品を購入してしまった人もいるかもしれません。
また投資慣れしていない人や年齢高めでネット証券を使いこなせない人になると、金融機関の推奨する投資商品をそのまま購入するといったパターンもあり得ます。
他人が推奨するのは必ず理由があります。
特に商売に直結する場合は明らかに裏があります。
あなたが儲けることを狙っているのではなく、商品を売ることによって自分たちが儲かるからおススメしているのです。
情報を収集するならビジネスとは無関係の個人の情報を参考にしたほうが騙される確率は低いです。
4.高い手数料を支払ってしまう
投資初心者が陥りがちな失敗4つめは「高い手数料を支払ってしまう」ことです。
投資商品には購入時に手数料がかかったり、保有している期間に信託報酬が発生したり、何かしらのコストが発生するものがあります。
証券会社等の金融機関もビジネスをしていますので、どこかしらで利益を得なければいけません。
仮に保有した商品が値を上げ、利益が出たとしても、コストが高ければ利益の幅は小さくなります。
もし投資初心者が投資信託からスタートしようと考えているのであれば、つみたてNISAの人気商品を調べてみると良いかもしれません。
人気上位の商品には低コストの商品が並んでいることが多いからです。
人気があるのはそれなりの理由があります。
あなたより投資経験のある人たちが選んでいるのですから、人気ランキングは参考になるはずです。
5.一時的な損失で投資を辞めてしまう
投資初心者が陥りがちな失敗5つめは「一時的な損失で投資を辞めてしまう」です。
値動きは上がるか下がるか2分の1。
毎日一喜一憂していたら、体が何個あっても持ちません。
時には大きく値下がりすることもあります。
せっかくのお金が減ってしまうと不安が大きくなり、ついには商品を手放してしまう。
そんな人も少なからずいるのが事実です。
しかし先述しましたが、値動きは上がるか下がるか2分の1です。
下がることもあれば上がることもあります。
大きく値を下げることもあれば大きく値を上げることもあります。
値下がりして商品を手放すことは値上がりして資産を増やすチャンスを手放すことを意味します。
よって大きく値下がりしたからと言って狼狽しないようメンタルを保たなければなりません。
もし値下がりで狼狽えるようであれば、それは投資している金額が自分の許容範囲を超えているのを意味していますから、投資額を減らすなどの対応を取るべきでしょう。
ちなみに、かの"投資の神様"ウォーレン・バフェットが「保有期間は永遠」と語ったのは有名な話です。
特に積立投資であれば、長期保有が大前提となります。
目標とする期間中はどんなに下がろうとも、将来の値上がりを信じ保有し続けるのがセオリーです。
まとめ
以上『投資に失敗したくない投資初心者が残念ながら陥りがちな失敗5選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.1つの銘柄や投資商品に資産の大半を注ぎ込む
2.価格が大きく上昇している局面で買う
3.SNSやセミナーの情報を鵜呑みにする
4.高い手数料を支払ってしまう
5.一時的な損失で投資を辞めてしまう
投資初心者が損したくない、失敗したくないと思う気持ちは理解できます。
しかし、現在投資で一定の成功を収めた人たちは何かしらの失敗を経験しています。
失敗の経験から学び、そして多額の資産を形成してきたのです。
だからこそ重要なのは、失敗を受け入れられるだけの額で投資することではないでしょうか。
人の真似をして全額投資をしても心がソワソワするようであれば、あなたには適さない金額を投資していることは明らかです。
まずは自分に適した金額で投資を始めて経験を積んでいくのがよいでしょう。
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