厚切りジェイソン、投資よりも“支出の見直し”の重要性力説「意識を変えた方がいい」
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
厚切りジェイソン、大人気です。
出版した本は累計50万部を突破。
オリコンランキング上半期第1位だそうです。
そんな厚切りジェイソンが投資より支出の見直しを推奨しています。
一体どういう意味なのでしょうか?
早速見ていくことにしましょう。
支出が多いと投資で稼いでもお金は増えない
今回の記事のポイントとなる一節がこちら。
ここでジェイソンは体を前に乗り出す。「そこじゃなくて、支出を意識した方がいいですよということが一番大事。多くの人が投資の輝きに惹かれているみたいで、それが注目されていますが、それよりも大事なのは、お金が入ってきてそれを無駄遣いしている人は、いくら投資で稼いでもお金が増えないですね。まずは自分のお金とどう付き合っているのか見つめ直した方がよくて、そこからは収入を増やすとか投資で資産運用とかでいろんなことができるんですけど、一番大事なのは第一歩、支出の見直しですね。ただそれは地味すぎてあまり興味が湧かない人が多いというか、当たり前のことではありますけど、それが非常に大事で一番意識を変えた方が、考え直した方がいいというのが僕の言いたかったところなんです」。
多くの人はお金を使って幸福感を感じているのだと思います。
しかし残念なことに、お金は使ったら無くなります。
「お金持ち」は一定以上のお金をモノやサービスに変えず「お金として持ち続けている人」です。
これが理解できないといくら投資をしても資産が増えることはないでしょう。
よって資産形成を始める上でまず取り組むべきは「支出の見直し」なのです。
使い過ぎているお金を見直し、カットしていく地道な作業のほうが資産形成では大事です。
節約は稼ぐより力がある
そして支出の見直しとして節約の話にも触れています。
同書では投資だけでなく節約についても詳しく説明している。ジェイソンは「節約は稼ぐよりも力があるんですよ。例えば時給1000円のところで1時間働いたら、そのお金で100均で何個のものが買えるでしょうか。10個と計算上は言いたくなるんですけど、所得税とか住民税とか引かれたら残る700円となるかというと、そうではない。消費税とかも引かれて残るのは600円。600円節約するのは1000円稼ぐのと同じ価値になるんですよ。お金を使わない方が将来の財産になるという考え方ですね」と強調している。
具体的な節約の方法は実際に本を読んでもらうとして、節約の効果を解説してくれています。
私は「600円を節約するのが1000円稼ぐのと同じ価値」という感覚は持っていません。
しかし支出の少なさが自分の資産形成にかなり有利に働いていることは実感しています。
ちなみに自分自身の節約術は特にありません。
「節約」と言われるとケチケチしたイメージがあるのですが、私の場合は支出をケチるのではなくそもそもお金を使いません。
安いモノで代替するとかではなく、モノを買わないので支出が少ないのです。
収入が増えづらい昨今において、この支出の少なさは大きな武器になっています。
お金を貯めることは「目的」ではない
同時期に厚切りジェイソンの別の記事も見つけました。
こちらの記事では最後の一節が非常に重要だと感じました。
また「お金を貯めることだけが目的になれば、絶対に満足できない。命を削って働いて、要らないブランド品や自慢目的だけの旅行とか、そういうことにお金を使うのではなく、どんな人生を生きたいのかを考える。それに必要なお金を貯めてそれ以上は欲しがらなければ、幸せになりやすい」と持論を展開した。
何のためにお金を貯めるのか?
貯めたお金で何をするのか、どんな人生を作っていくのか?
「目的」は大事ですよね。
得てして多くの人にとってお金はモノやサービスを手に入れるための道具にすぎません。
だから簡単に手放してしまうのだと思います。
お金がそんなに好きで大切ならば、なるべく手放さないよう手元に取っておけばいいのに、と私は思います。
そして本当に必要なモノを手に入れるためだけに使うべきです。
まとめ
以上『厚切りジェイソン、投資よりも“支出の見直し”の重要性力説「意識を変えた方がいい」』でした。
いかがでしたか?
多くの人はお金を使うためにお金を稼ごうとしています。
しかもその使い道は単に「欲しい」という欲求を満たすためであることがほとんどです。
本来は人生における「目的」を達成するべくお金の使い道を考えるべき。
大半のお金の使い道は無駄遣いだと気づき、いち早く支出を見直せた人からお金持ちに近づけるのです。
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貯金の本質はシンプルで、使わなければ貯まるだけの話です。
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