ギャンブルと投資は何が違うの?専門家が動画で分かりやすく説明
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
「投資はギャンブルと同じ」
そう考えている人も多いのではないでしょうか。
投資はギャンブルではありません。
そのあたりを学ぶのには私よりも専門家に説明してもらったほうがよいでしょう。
そこで今回は日本経済新聞の編集員、高井宏章氏が登場する「マネーのまなび 教えて高井さん」より動画をご紹介します。
ギャンブルと投資の決定的な違いとは?
ギャンブルと投資は何が違うのか?
動画では最初に答えを語ってくれています。
答えは「誰が勝者になるか?」です。
ギャンブルは参加した人全員が勝てるわけではありません。
しかし投資は参加した人全員が勝てる可能性があるのです。
もちろん投資は必ず儲かるわけではなく、損する可能性もあります。
それでも投資に参加した人を1つのチームとして見た場合、参加者が儲かる可能性があるのです。
ギャンブルのからくり
では、そもそも「ギャンブル」とは何でしょうか?
動画では競馬を例えにそのからくりを説明しています。
例えば5人で競馬をしたら、馬券が当たる人・外れる人がそれぞれ出てきます。
では5人合計の収支はどうかというと、トータルでは負けになります。
当たってる人がいるのになぜ?と思った人は要注意です。
なぜならギャンブルには運営元(胴元)がいて、自分たちの取り分を確保するからです。
馬券が当たった人に配分される配当金は、取り分を差し引かれているので、賭けた金額のトータルより少なくなるのです。
競馬のほか、競輪、ボートレース、パチンコ、宝くじなどは同じような仕組みです。
よってギャンブルは必ず参加者が負ける仕組みになっているのです。
投資はプラスサム・ゲーム
一方で投資はどうか。
動画では株式投資を例に説明しています。
株式投資の場合、投資家は株式を購入します。
株価は日々変動しますので、短期的に見ればプラスになる人、マイナスになる人が出ます。
しかし長い目で見た場合、全体ではプラスになる可能性が高まります。
なぜなら株式投資の場合、企業が投資家に配当金や優待という形で利益を還元してくれるからです。
企業の利益を投資家に還元するのとギャンブルの胴元のように自分たちの手元にとっておくのとは大きな違いです。
投機はゼロサム・ゲーム
もう一つ、よく投資と比較されるのは投機です。
投機はゼロサム・ゲームです。
つまり参加者同士でお金を奪い合うことです。
例えば、手数料を無視した場合の株式投資や為替の短期売買は投機に含まれます。
「投資は危ない」と考える人は、短期投資の考え方に立っていると見て間違いないでしょう。
しかしここまで見てきたとおり、長期の株式投資はプラスサム・ゲームです。
最近は株価が低迷しており、資産が減少している人も多いでしょう。
大切なのは、目先の株価に惑わされることなく立ち回ることです。
例えば、つみたてNISAを利用しているのであれば、10年後、20年後の経済成長に期待して積み立てを開始したはずです。
だとしたら、直近で株価が下がったくらいで狼狽していてはいけません。
未来を信じ、地道に積み立て続けることが重要なのです。
まとめ
以上『ギャンブルと投資は何が違うの?専門家が動画で分かりやすく説明』でした。
いかがでしたか?
非常に分かりやすい動画だったのではないでしょうか。
自分の参加しているゲームはギャンブルなのか投機なのか投資なのか、よく理解できたはずです。
また投資に対して懐疑的な見方をしていた人も、この動画を見れば少なくともギャンブルとは違うと理解できたのではないでしょうか。
投資に踏み切れない人は、長期投資のスタンスを保てるような金額から開始してみることをお勧めします。
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