「今後期待できそうだから」テーマ型投資信託を500万円買った女性の末路
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
今回は『マネー現代』に掲載されていたFPさんの記事です。
投資で資産を増やしたいという人が多くいると思いますので、反面教師にしてください。
営業マンの勧めで買った「テーマ型投信」でマイナス170万円
記事に登場する赤木さん(仮名)という女性経営者は、営業マンの勧めに乗り、サイバーセキュリティ株を対象とした投資信託に500万円投資しました。
このテーマ型投資信託はいわゆる「アクティブ型投信」です。
ちなみに投資信託の信託報酬は1.65%(年率)だったそうです。
赤木さんがサイバーセキュリティ関連株の投資信託を買ったのは2021年8月頃のこと。
2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が報じられると、世界的に株安となり、サイバーセキュリティ関連株も大幅に値下がりしました。
赤木さんが投資した500万円はそれによって約330万円にまで値下がりし、赤木さんは170万円もの含み損を抱えることになったのでした。
回復の時期を待って保有を続けているとのことです。
銘柄選びでやってはいけないこと
ここまで記事を読んで、「投資でやってはいけないこと」が2つ出てきました。
(1)営業マンの勧める銘柄を買ってはいけない
(2)アクティブ型投信を買ってはいけない
金融機関の営業マンはあなたのためではなく会社のため、自分の売上のために商品を勧めてくるのです。
だから鵜呑みにしないことです。
ネットで調べて第三者の意見をたくさん調べ上げ、その上で購入の判断をすべきです。
人に聞きたいなら、利害関係のない人に聞くべきでしょう。
そしてアクティブ型投信を買ったことです。
厳密に言えば「素人がアクティブファンドに多額を突っ込むのはやめたほうがいい」という表現になるでしょう。
メインのインデックスファンドがあって、ちょっと余裕資金をほかの商品に少額投資する、みたいな感じならまだ良いのではないでしょうか。
なぜなら、記事を読み進めると分かるのですが、この500万円を投資した目的は「老後資金のため」だったのだそうです。
それなのになぜアクティブファンドに手を出してしまったのか?
やはりこれは「本人の不勉強」という結論に至らざるを得ません。
初心者は有名なインデックスファンドを買ったほうがマシ
だったら何を買えばいいのか?
例えばSBI証券なら直近の販売金額ランキングTOP3は以下の3つです。
順位 | ファンド名 |
1位 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド |
2位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
3位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
S&P500かオールカントリーという超有名どころです。
多くの人が購入しているのには理由があります。
一人の営業マンの営業トークに乗っかるくらいなら、多数派の意見に乗っかったほうがマシなのでは?
もちろん将来の資産増が保証されるわけではありませんから、何が正解かも分かりませんが。
最後は自己責任ですから、自分が納得できる、後悔しない銘柄選びをおこなえばよいだけの話。
そのためには勉強しかないというのが結論でしょうか。
まとめ
以上『「今後期待できそうだから」テーマ型投資信託を500万円買った女性の末路』でした。
いかがでしたか?
私はアクティブファンドには疑問の立場なので、最初から手を出すつもりはありません。
あと、営業マンのトークを素直に受け入れてしまうという話もよくあります。
自分で勉強して自己判断するようにしていかないと、いつまで経ってもカモにされるだけです。
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