10年でFIRE達成した投資家が明かす、会社員向きの投資手法とは?
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
今日は本の宣伝記事をご紹介します。
10年でFIREを達成できる投資手法とは一体何でしょうか?
すでに答えが分かったと思いますが、記事の中身を見ていきましょう。
サラリーマンこそ不動産投資をはじめるべき9つの理由
「会社員向きの投資」とは不動産投資です。
私は「なるほど一理ある」と思いましたが、一方で不動産投資には手を出しませんでした。
不動産投資にもいろいろと種類がありますが、例えばワンルームマンション投資などであれば、実際に業者の話を聞いたこともあります。
しかし、長期的に利益を出し続けられるイメージが湧かず、開始には至りませんでした。
また自身の住宅購入を最優先に考えていますから、別途投資物件も保有しようという考えには至りませんでした。
ちなみに筆者によるとサラリーマンに不動産投資を推奨する理由として以下の9つを挙げています。
(1)管理業務を管理会社に委託できる
(2)安定性が高い
(3)長期的に利益が見込める
(4)所得税や住民税を軽減できるかも
(5)生命保険の代わりになる
(6)将来の私的年金のかわりになる
(7)インフレ対策になる
(8)副業禁止の会社でもできる可能性がある
(9)融資を受けやすい
手間もかけず、安定して長期的に利益が出る、節税効果もある、と書き並べればメリットしかなさそうです。
サラリーマンであることにより融資が受けやすいというのは確かにある話だと思います。
一定以上の資産を保有している人なら不動産を所有していることを考えると、「お金持ちになりたい」という志向が強いのであれば不動産投資を考えてみてもよいのではないでしょうか。
日本国内の不動産投資の未来は?
一方で気になるのは、日本における不動産投資の未来です。
株式投資では「日本は人口減少している」ことを理由に回避し、米国株中心に据えたくらいです。
では不動産投資の市場だとどうなるのでしょうか?
そもそも不動産と言えば、2020年(実際は2021年)の東京オリンピック後、不動産価格は下落すると言われていましたが、実際は全く逆。
どんどん値上がりしていきました。
東京23区外の新築マンションでさえ7000万円超の値がつくような状況です。
ただ不動産投資の場合、ターゲットになるのは賃貸暮らしの人たち。
首都圏・都心部であれば十分顧客が継続する可能性はあるのではないでしょうか。
これ以上は止めておきましょう。
私も専門分野ではないため気軽に発言するのは控えます。
不動産投資だって一部の成功者がいるわけですから、今から始めて上手くいく可能性だってあります。
購入する物件次第なのかなと想像します。
安定した家賃収入が得られれば、株式投資よりはFIREしやすい環境になるかもしれません。
フルFIREなんて諦めたらどうか?
先日、「FIRE失敗」というワードが話題にのぼりました。
単なるFIRE失敗だと酷評しておきましたが、事実そうでしょう。
普通の収入しかない人は普通にお金を使いながらFIREを目指そうなどとはおこがましいです。
FIREはそれだけ簡単に達成できるものではありません。
そして「FIRE達成」と言っても、これが大間違いです。
「FIRE達成」とは「FIRE開始」に過ぎません。
むしろFIREは開始してから継続し続けることが非常に難しいのです。
「FIRE失敗」の一つに、会社を辞めてからのやりがいを見失って会社に戻るパターンがありました。
そんなの会社を辞める段階で分かって無ければいけません。
結局大半の人は、FIREしたい理由が単に「会社を辞めたい」だけであることは明白です。
だったらFIREなど初めから目指さないほうがいいです。
せいぜいサイドFIRE程度にとどめてみてはいかがでしょうか?
気が楽になるかもしれません。
まとめ
以上『10年でFIRE達成した投資家が明かす、会社員向きの投資手法とは?』でした。
いかがでしたか?
FIREには不動産投資という選択肢もあります。
投資手法は好みの問題だと思いますが、一定以上の資産を保有していない人には不向きです。
まずはしっかりと資産形成をおこなえるようになることが重要です。
そして現実的な目標を据えることが大事なのではないでしょうか。
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「FIRE卒業」ってただのFIRE失敗です。
実際のところ、FIREで本当に幸せになれるのは、ほんの一握りです。
私が5000万円超の資産を保有していてもセミリタイアしないのにはそれなりの理由があるからです。