実際のところ、FIREって幸せ?FIREで幸せになれる人の条件とは?

実際のところ、FIREって幸せ?FIREで幸せになれる人の条件とは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

Youtubeで見かけた動画から。

宋世羅(そん・せら)氏のYotubeチャンネルからです。

ご存知の方もいるかもしれません。

早稲田大学から野村證券を経て現在は独立系の保険営業マンをしていて、本も出版されている方です。

この人、独特の言い回しが面白いですよね。

でも本質はしっかり捉えています。

そんな宋氏がFIREについて語っています。

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今回の動画は『【50歳準富裕層も驚愕】首都圏一人暮らしの若者の貯金事情がヤバすぎた』です。今回はたまたま見かけたネットの記事がきっかけに、首都圏の20代・30代の貯金額を調査してみました。 すると、とんでもない実態が浮かび上がってきましたので、ご紹介していきます。
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若くしてFIREをする人種は2種類

宋氏自身はFIREはしていませんが、周りにFIREした人がチラホラいるらしいです。

そんな方々から聞いた話がベースになっていると思われます。

まずFIREした人には大きく分けて2種類の職業の人たちがいます。

一つはフルコミッション(完全歩合制)の個人事業主。

ひたすら仕事をがんばってお金を稼いだ人。

もう一つは会社を設立しバイアウトした人。

会社を売ったら数億入ってきたといった人です。

若くしてFIREした人はこの2種類です。

また、社員を抱えている経営者でFIRE願望を持つ人・FIREした人は見たことがないとも語っています。

経営者レベルになるとそもそもFIRE志向などないのでしょう。

FIREした人が1年くらいでカムバックした

仮に仕事で成功して、若くして大金を手にし、FIREを達成しても1年くらいでカムバックした人を知っているようです。

その人は「鬱になりそう」とも語っていたようです。

FIREで鬱?

FIREを目指している人たちからしたら信じられないのではないでしょうか。

ポイントは「仕事」だと思います。

上記したように、若くしてFIREできる人は仕事ができてたくさん稼げている人です。

こういう人は「仕事が生きがい」になっていることが多いです。

そんな人がFIREをして、一番の生きがいとも言える仕事を手放したらどうなるでしょうか?

最初はのんびりできるかもしれませんが、そのうち飽きてくるのは明白です。

ホリエモンはFIREに対して否定的ですし、北の達人コーポレーションの木下社長もFIREしたけど戻ってきたと語っていました。

FIREしたいという人は、どちらかというと「仕事が嫌」「早く離れたい」という人が多いようなイメージがあります。

しかしこういう人は収入が少ないからFIREなど夢のまた夢。

仕事から離れられないというジレンマを抱えることになります。

したがって、世の中の99.9%の人は若くしてFIREできません。

メンタルが強くないとFIREで幸せになれない

では、たまたまラッキーで大きな資金を手に入れてFIREできたら幸せになれるのか?

これはこれで話が違うと宋氏は語ります。

宋氏は「〇〇ねばならない」のレールから外れる生活が可能かと問うています。

私たちは常に「何かをしなければならない」世の中に生きています。

ある意味、その縛られた状態だからこそ心地よいとは言いませんが、生きやすくなっているのかもしれません。

しかしFIREすれば会社から拘束されることはなくなります。

自由に生きてよいとなったとき、本当に自由に楽しく長きに渡り生き続けられるのか?

おそらく強靭なメンタルがないと難しいでしょう。

これは私も同意見です。

当ブログでもFIREのネタを扱うたびに、「FIREは目的が重要」と語っています。

単に仕事が嫌でFIREしたとしても、最初は良いかもしれませんが、長期に渡って楽しく生きられるかどうか。

せっかく会社を辞めても、自由を謳歌するのではなく単なる怠惰に陥ってしまう人が多いのではないかと思っています。

FIREして幸せという人がもっと増えれば見方も変わるかも

宋氏は「FIREで幸せになれるかどうか」について、「FIREできる人には地獄、FIREできない人には幸せかもしれない」と表現していました。

これ、秀逸な表現だと思いました。

FIREできる人は仕事のできるタイプの人なので、仕事を辞めることは生きがいを失うだけ。

一方FIREできない人は、したくてもお金がないわけで仕事をせざるを得ず、そんな人が仕事を辞められれば幸せな暮らしができるかもしれない、ただ実現はできないという。

FIREというのは実現も難しいし、実現しても幸せになれるかどうかは分からないということですから、一体何なのでしょうか?

もっと一般的にも定着して、FIREして良かったと言う人が増えれば見方が変わるかもしれません。

しかし現実には難しいようにも思います。

これからの時代、若くしてFIREどころか60歳になっても会社を辞められない人が続出。

長い老後を考慮すると50代での早期リタイアすら難しい時代になりつつあります。

FIREを含む早期リタイアを希望する人も減っていくかもしれません。

まとめ

以上『実際のところ、FIREって幸せ?FIREで幸せになれる人の条件とは?』でした。

いかがでしたか?

FIREを希望する人はまだまだたくさんいるようです。

しかし現実には達成するのは難しいです。

また物価高・株安など環境的にはこれまでより難しくなっているように思います。

多くの人はサラリーマンだと思いますので、まずはFIREを目指して資産形成に取り組むことが大事です。

以下関連記事です。

億り人でも早期リタイアする人は12%程度。FIREは目標ではないようです。

私は5000万円ではまだサイドFIREにも移行しようと思っていません。

FIREしたとしても、むしろ達成後の生き方のほうが重要であり難しいです。

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