池上彰が語る。お金に困る人が知らない「人生の3大資金」の現実

池上彰が語る。お金に困る人が知らない「人生の3大資金」の現実

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

池上彰がお金に関する本を出版したようで、本に関連する記事となっております。

今回は「人生の3大支出」というベタなテーマです。

子どもから大人まで幅広く対象とした本のようです。

お金のことは多くの人が知っておいて損はありません。

早速中身を見ていきましょう。


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今回の動画は『【人生は変わらない】「資産3000万円で人生勝ち組」は真っ赤なウソ』です。金融資産を3000万円貯めると「人生勝ち組」と語る動画が多数存在しています。本当にそうでしょうか?私はそうは思いません。なぜ3000万円では人生勝ち組と言えないのか、その理由をご説明しています。
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人生の3大資金その1 教育費

人生の3大資金1つめは「教育費」です。

教育費については以下のようにまとめられています。

教育費については、幼稚園から大学卒業までの必要資金は1人につき約1000万~2500万円と幅があります。小・中学校は義務教育なので、授業料は原則無償ですが、給食費、制服、遠足や部活の費用などは家庭の負担になります。高校、大学に進学すれば授業料がかかり、進学先が国公立か私立かによって教育費は大きく変わります。ただし、事前にお金を用意できなくても、奨学金制度を活用して、社会人になってから自分で返済するという選択肢もあります。

大学まですべて国公立だとしても一人あたり約1000万円かかります。

私は独身のため、教育費とは無縁の人生を送っております。

一方で会社の同僚たちは結婚して子どもを育てている人たちもいます。

さらに子どもの人数は一人にとどまらず、二人目に行く同僚も多数。

さぞかし家計は大変だろうなぁと勝手に想像しております。

子どもを大学までは通わせたいのが親心ですが、Fランに行ったところで。。

一定以上の偏差値の大学に通わせたいですよね。

となれば塾にもお金がかかりますから本当に大変です。

奨学金の利用は場合によっては子どもに重い十字架を背負わせかねません。

人生の3大資金その2 住居費

人生の3大資金その2は「住居費」です。

住居費については一戸建てやマンションを買うのか、あるいは賃貸(家賃を払って借りる)の家に住み続けるかが、大きなテーマとなります。家を買う場合、土地付き注文住宅を買った人の出費額(建設費、土地取得費)の平均は4397万3000円とかなり高額です(2020年度フラット35利用者調査)。

しかし、地域差もありますし、買うにしても中古住宅ならコストを抑えられます。自分の家を持たず、収入に応じた家賃を払いながら賃貸に住み続けるという選択肢も考えられます。

多くの人にとって人生最大の買い物となるであろう住宅にかかる費用です。

賃貸に住み続けるのも選択肢の一つですが、やはり自分の家を持ちたいのが本音でしょう。

だとすれば若いうちから貯金を始め、一定の資金を貯めておくべきです。

大半の人は貯金だけでは足りず、住宅ローンを組むことになります。

30年から35年もの長期の住宅ローンを組む人もいます。

期間が長ければ、会社の定年以降にもローンを返済し続けなければいけないかもしれません。

では賃貸と持ち家どちらがよいか?については以下のように書かれていました。

持ち家と賃貸とどちらが得かという答えは、最終的にはあまり変わらない場合もあり、年月が経たないとわかりません。住む家に求めるものは人それぞれですし、自分がどんな生き方をしたいかによって、決断していくしかないのです。ただ、老後にも関わる話なので、住宅にかかる費用をどうするかは、若いうちから意識しておくほうがよさそうです。

結局のところ、どのような人生を送りたいかによる、つまり「その人次第」です。

人生の3大資金その3 老後資金

人生の3大資金その3は「老後資金」です。

老後のお金については、多くの人が不安を抱いています。年金で支給されるお金だけで生きていくのは難しいでしょうから、お金を蓄えておいたり、60歳を過ぎたとしても働けるうちは働いたりしたほうがいいでしょう。かつて「老後資金は公的年金だけでは約2000万円不足する」と話題になったことがありましたが、老後といっても人それぞれ生活にかかるお金や生き方も異なるので、一概にそうとはいえません。

「老後資金2000万円問題」は大きな話題になりました。

しかし、すべての人が2000万円不足するわけではないことを池上彰も指摘しています。

必要な老後資金はあくまで「人それぞれ」だと語っています。

そして老後のお金といえば年金が気になるところです。

国民年金にのみ加入している人の受給額は、満額(40年間支払った場合)でも、月額6万5141円(2020年度)、平均では5万5946円(2019年度)です。一方、厚生年金に加入していた人の受給額は、平均で月額14万4268円(男性16万4770円、女性10万3159円、2019年度)です。

国民年金と厚生年金、やはり会社員などが加入する厚生年金が圧倒的に多い金額になります。

個人事業主のような職業の人は自力での老後資金づくりが必要です。

また、年金制度に対する不安・不満から年金を納付しない人もちらほらいるようですが、納付しなければ年金をもらうこともできないわけですから、きちんと納付すべきとも指摘しています。

あと、年金に関する事実として以下のように語っています。

2022年現在では、国民年金や厚生年金は受給開始から10年ほどで、納めた分以上は支給される計算になっていますし、年金を65歳から受給し、平均寿命まで生きたとすると、納めた額の2倍以上はもらえることになっている、ということも、事実として知っておきたいところです。

要するに年金はちゃんと納付していれば、その見返りはちゃんとあるから信用したほうがよいということでしょう。

まとめ

以上『池上彰が語る。お金に困る人が知らない「人生の3大資金」の現実』でした。

いかがでしたか?

お金について、いろいろなメディアでいろいろな情報が出ます。

確かに勉強になる一方、それを鵜呑みにはしないほうがよい場合も多いです。

なぜなら、人それぞれで条件が異なりすぎるからです。

お金について語る場合、平均や代表的な人を取り上げ説明することになるため、その数値が自分と完全に合致するとは限りません。

よって、自分の場合はどうかと自分の頭で考え、計算しなおすといった対応が必要です。

また、お金の制度は徐々に変化していきますし、新しい仕組みが登場します。

常にアンテナを張り、最新の知識を身に付けていくことも必要です。

その意味では、お金についてちゃんと勉強するために、池上彰の本を買ってみるのも一つの手でしょう。


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