お金との付き合い方で間違ってはいけない「2つのこと」
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
マネックス証券のメディアに掲載された内藤忍氏の記事です。
「なるほど」と思える内容でしたのでご紹介していきます。
お金の前に人生で何をしたいかを考える
内藤氏は「もし1億円を手に入れたとしても、人生を豊かにできるとは限らない」と指摘しています。
理由は以下のとおりです。
その理由は、お金は人生の目的ではなく、人生を豊かにする手段に過ぎないからです。もし、1億円を手に入れたからといっても、それが自分の人生に必要なお金とは限りません。
資産運用で大切なことは、やみくもにお金を増やすことよりも、まず自分が人生においてやりたいことを考えることです。その上で、それを実現するために必要なお金を手に入れる方法を考える。これが正しい手順です。
本当にそのとおり。
漠然と区切りのよい金額ということで「1億円貯めたい」と思う人は多いかもしれません。
あるいは、ある程度知識のある人なら1億円から富裕層と認識していて、1億円を目標にしているかもしれません。
しかし、1億円が本当に自分にとって必要な金額なのかを考える必要があります。
人生でやりたいことを100個書き出してみる
私にとっても1億円は目標でした。
しかし、ある時から1億円は必要ないと考えるようになりました。
セミリタイアが目標となったとき、1億円を貯めるまで働き続けるメリットがないと気づいたからです。
人生でやりたいことは人それぞれ。
何をしたいのか、頭の中で漠然と描いているより、何かに書き出して可視化してみるとよいでしょう。
そこでおすすめなのが「人生のやりたいことリスト」を作成することです。
聞いたことがある人もいるでしょう。
私も実行している一人です。
ただし100個書き出すのはなかなか大変な作業です。
100個も思いつきません。
私の場合、本当にやりたいことが無いという悲しい現実に見舞われ、むりやりリストアップした項目もたくさんあり、本末転倒な状態になっています。
ただ、自分が本当にやりたいことは何かが少しずつ見えてきたのは良かったです。
まだリストは未完成ですが、加筆修正を加えながら100個挙げられるよう日々何かを考えています。
内藤氏の場合は「ビジョンとミッションを書き出してみる」と述べていますが、似たようなものです。
人生において重要なのは、お金を貯めることの前に「何をしたいのか」になるのです。
ストックよりフローを増やすことも考える
お金との付き合い方で内藤氏がもう一つ指摘していることは、「ストックの発想だけではなく、フローの発想を持つこと」だそうです。
特に老後生活を考慮すると、フロー収入の方が重宝することを指摘しています。
多くの個人投資家は、保有する資産を増やしていくというストックに目を向けがちです。しかし、シニアになると年金のように定期的に入ってくるフロー収入の有り難みが増していきます。
老後の経済的に安定した生活を実現するには、まとまった資産を保有するより、毎月定期的に収入が得られる方が良いと言えます。
ストックの資産を現役時代に積み上げ、リタイア後に少しずつ取り崩すやり方は、平均寿命が伸び、何歳まで生きるかわからない高齢化社会においては不安定な方法だからです。
確かにそのとおりです。
毎月収入の入るありがたみをサラリーマン時代に認識することになるので、フロー収入は非常にありがたいと言えます。
となると、株式投資であれば高配当投資を意識することになるのが一般的でしょう。
もっと資産があるならば不動産投資を検討している人もいるかもしれません。
個人的には米国高配当ETFを少額購入していて、フローも多少は意識しています。
もしかしたら今後日本株の高配当株にも手を出す可能性はあります。
内藤氏の指摘通り、年金生活がもっと近づくと配当金のありがたみを痛感することになるかもしれません。
今後の投資スタイルは要検討です。
まとめ
以上『お金との付き合い方で間違ってはいけない「2つのこと」』でした。
いかがでしたか?
私の場合は偶然にも内藤氏の指摘を二つとも意識していました。
皆さんはどうでしょうか?
特に「人生で何をやりたいか」はよく考えるべきだと思います。
これ、「FIRE失敗」した人たちもFIRE後のやることが明確でなく、元のサラリーマン生活に戻ったりしていることにも通じるところがあります。
漠然と「お金を貯めたい」「FIREしたい」ではなく、何のためにお金を貯め、FIREしたいのかを真剣に考えてみることをおすすめします。
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