元国税OBが語る、億万長者に近づくことができる3つのキーワード
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
「ENCOUNT」というメディアに掲載された、元国税OB・小林義崇さんの記事です。
当ブログでも過去に何度か取り上げたことのある方です。
元国税OBから見た富裕層の真の姿とは一体どのようなものだったのでしょうか?
元国税OBが語る「富裕層の本当の姿」
冒頭に税調査をして実際に接してみた富裕層の姿を語っています。
「私も元々税務署に入るまでは、お金持ちの人というのは派手な生活をされているという印象があって、たくさん稼ぐけれどもその分たくさん使う、という印象を持っていたんですね。ただ、相続税調査をして、富裕層の方がお亡くなりになってそのご家族の方のお話を聞いていると、基本的な生活ぶりはそんなに変わらないなと思ったんです。当時まだ20歳そこそこの新卒で入った自分と比べても、特にぜいたくしている感じはなくて、見た目的にも本当に普通の方という印象でした」
見た目は普通の方。
おそらくこれが真実だと思います。
テレビに出てくる「ザ・お金持ち」は富裕層ではなく超富裕層。
あとはド派手な使い方をする、ごくわずかな例外と言える人たちです。
地道に資産を積み重ねてきた富裕層は、質素な生活がベースにあってのものなのでしょう。
相続税調査では、亡くなった本人だけではなく、家族の分の預金まで調べる。そこでも、印象は変わらなかった。「特に大きな散財をしている印象はなくて、むしろ質素倹約に、絞れるだけ絞って必要最小限の生活費でやりくりされている印象を持ちました」。小林さんは強い衝撃を受けた。
パッと見ではお金持ちとは分からない。
この元国税OBが見た姿こそ、世間一般に隠れている富裕層の真の姿なのでしょう。
億万長者に近づくことができる3つのキーワード
元国税OBが挙げたキーワード一つ目は「投資」でした。
まずは投資。これは富裕層が資金を惜しまないことの一つだ。株式、不動産投資…。定期預金に預けるだけで金利の恩恵を得られたのは過去のこと。“失われた20年”で経済も低迷する中、早い時期から資産を運用することでその価値を何倍にも高めることができる。
投資は大きな資産を形成していく上で必要不可欠なのでしょう。
私自身貯金のみで資産を築いてきましたが、投資をしていたらもっと大きな資産を築けていたのは確実。
株価上昇の波に乗れなかった自覚があります。
続いて二つ目のキーワードは「独立」でした。
「富裕層の方々は、単一のキャリアだけで富を築いたわけじゃないんですよね。例えば新卒で大手企業に入ってそのまま勤めただけでは、なかなか億万長者まではいけない。ですが、途中でどこかで勇気を出して独立をすれば収入を大きく増やせるかもしれません。人がやらないことをやってみて、何回か失敗するにしても、チャレンジを続けて最終的に成功することができれば、サラリーマンよりも多く稼げる可能性が広がってきます」
サラリーマンではなく独立しているようです。
独立・起業して成功すれば、サラリーマン時代と比較して格段に収入は増えます。
そして三つ目のキーワードは「人間関係」でした。
「これは、今いろんな社長さんとお話をさせていただく中で気づいたことですが、自分一人の力では新しい可能性にたどり着けないんですよね。人から影響を受けて、人から『あなたはこういうことがいいんじゃない』って言われたときに、それに足を踏み入れてみることで、視野が広がり自分が思いもよらなかった可能性に導かれていく。そういう意味での人のつながりが人生を左右すると思っています」
なるほど、他の人と接することで新たな可能性に気づいたり、切り開かれたりするようです。
自分一人の力だけで何とかなるほど世の中は甘くないのでしょう。
絶対まねしてはいけない富裕層の習慣
一方で富裕層はお金を使うところには使います。
例えば教育費。
「普通の人よりもお金をかけているのは教育費ですね。子どもはもちろん、孫に教育費を出すことも結構よく行われていますし、あとはお子さんが家を建てるときに頭金としてまとめてポンと1000万円を出してあげるような、そういう気前の良さがあります」
庭の手入れに大金をつぎ込んでいる富裕層もいたようです。
「教育費や庭の手入れというのは、お金かけたあとまたしばらく残るもの。お金を払った後、効果が長続きするようなお金の使い方を実践されている」。
またペットを飼っている富裕層は多かったそうです。
「よく見たのは室内飼いの大型犬です。ペットと一緒に暮らしている富裕層が多かったですね。他の元国税の方々にもお話を聞いたところ、同じ認識でした」。富裕層は子どもが独立しており、夫婦で暮らしているケースが多い。「犬なので毎日散歩に行く習慣ができて、日々時間の使い方や健康にいいメリットがあるんですよ、とおっしゃってましたね」
一方で普通の人がマネしてはいけない富裕層の習慣もあるそうです。
それが「お金を借りて投資すること」です。
「富裕層の中には借金を使って投資をしている人もいます。一般の人がこれをやったら絶対ダメなんですよね。借りた金額の分、金利を返済しなきゃいけないリスクを負うことになるので」
これは資金力のないド素人が不動産投資に手を出してはいけないとのアドバイスでしょうか。
まあ、一般的な資金力しかない人であれば教育費も抑えたほうがよいでしょうし、ペットも飼わないほうがよいはず。
身の丈に合ったお金の使い方をしなければいけないということなのでしょう。
まとめ
以上『元国税OBが語る、億万長者に近づくことができる3つのキーワード』でした。
いかがでしたか?
富裕層の実像を少しは伺い知ることができたのではないでしょうか。
思いのほか質素。
しかし使うところは使う。
メリハリが大事ということでしょうか。
いえ、お金の使い方ばかりではありません。
ポイントは「投資」と「独立」だと思います。
大きな資産を築くには「勇気」が必要だというのが真実ではないでしょうか。
以下関連記事です。
この筆者のYoutube動画を見つけて記事にして紹介したことがあります。
47歳で5000万円あれば、いつでもセミリタイアしてよいらしいです。
ひろゆき氏もお金をあまり使わない人で、貯金したいなら支出を減らすべきだと語っています。