年収100万円!意外と多い「定年後フリーランス」の意外な実態
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
講談社現代新書の『ほんとうの定年後』を元にしたシリーズ記事です。
もう何回目の紹介でしょうか。
何回紹介しても、いろいろ気づくことがあります。
今回は定年後の働き方の形態についてです。
「定年後フリーランス」という働き方
現在サラリーマンとして働いている人にとって「フリーランス」とはどのように映るのでしょうか?
サラリーマンと比較して不安定な労働形態?
それとも、やり方次第によっては高収入が見込める働き方?
とりあえず老後においては意外と多い働き方となります。
フリーランスは実は定年後の現実的な働き方の一つの形態である。
ここでは、自営(雇人なし)を広くフリーランスとみなすと、フリーランスの働き方は50代前半では6.4%と少数派であったが、50代後半で7.4%、60代前半で8.4%、60代後半で10.9%まで増える。
そして、70代前半では就業者のうちフリーランスの人は約2割で、最も多い働き方になる。
70代前半だと従業者のうちフリーランスの人は約2割とのこと。
これはサラリーマンではなく元々自営業的な人も含まれているのではないでしょうか。
ちなみに70代前半で最も多い分布は「非就業者」であることは付け加えておかねばならないでしょう。
その割合は58.7%です。
半分以上の人は働いていません。
収入は労働形態にも左右するのであまり良いデータはなさそうですが、数十万円から数百万円と開きは大きいようです。
私の父が定年後にサラリーマンから個人事業主となった
今回この記事を取り上げた理由の一つは、定年後はフリーランスという働き方に特段目新しさがなかったからです。
実は私の父親が会社を定年退職後、少しの間フリーランスとして働いていました。
私の父親はただの営業マンでした。
勤務していた再雇用制度がなく、個人事業主と契約する形で仕事を継続させてもらっていたのではないかと想像しております。
こういう働き方ができたのはラッキーな部類に入るのではないでしょうか。
今後は制度の整備がもう少し進むでしょうから、継続して働きやすくなる可能性はあります。
一方で収入面については父から聞いたこともありません。
これは私の長年の課題ですが、両親の金銭事情を全く知らないため、いつかは聞き出さなければなりません。
親が話したがらないのですが、そうばかりも言っていられない年齢に差し掛かってきました。
実家に帰る度に「今回こそお金の話をしよう」と思いながらも、なかなか話せずじまいです。
老後は労働時間を短く抑える
本題に戻り『ほんとうの定年後』から、今度は老後の労働時間についてです。
70代前半ともなると40時間以上のフルタイム労働をする人は全体の31.4%となっています。
就業者の約3分の1が70代前半でもフルタイムで働いているのが実態なのです。
大半の人は短い労働時間を望んでいます。
これは体力的な衰えやモチベーションの低下などが影響しているでしょう。
しかし、おそらく今後はフルタイム労働者の割合がさらに大きくなっていくと思われます。
高齢者も長期に渡り働き続けることを推奨しているからです。
どこかの記事で「一億総活躍社会は高齢者虐待だ」と主張していました。
あながち外れてもいないような気がします。
そして、経済的に収入を得なければ老後の生活を乗り切れない世帯が増えると思われるからです。
人生の終盤くらいは同じ働くにしても、お金のためではなく生きがいのために働きたいです。
そして極力労働時間を抑え、そもそも働かずに済むようにしたいものです。
まとめ
以上『年収100万円!意外と多い「定年後フリーランス」の意外な実態』でした。
いかがでしたか?
高齢者労働の実態を多少は理解できたでしょうか。
老後も働き続けるのを回避するには、結局今の日本では自力での資産形成に頼らざるを得ないでしょう。
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