7年で資産4000万円突破!セミリタイアで沖縄移住の夢を実現

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

マネックス証券のメディア「マネクリ」に掲載されたFIRE関連の記事です。

沖縄移住アラサー夫婦さんというYoutuberの記事です。

セミリタイアを達成した夫婦が夫婦を資産4000万円を達成するまでの話です。

7年で金融資産4000万超えを達成した原動力とは?

こちらの夫婦は奨学金など約600万円の借金を抱えていたとのこと。

借金600万円から7年で4000万円超えとはなかなかのペースです。

一体何が原動力になったのでしょうか?

そのような中、1つのきっかけとなったのが、沖縄移住という共通の目標ができたことです。妻さんはダイビングが趣味で南国好きなので、沖縄で一緒に暮らせたらいいなと思いました。移住後の生活を考えると、借金返済と並行して1000万円は貯めておきたい。そこで、スイッチが入った感じですね。

なるほど、ここで「沖縄移住」というキーワードが出てきました。

夫婦の共通の目標になったことが大きいようです。

これは結婚している人の資産形成を成功させる上で非常に重要なポイントです。

にしても借金600万円から一転して4000万円貯めるとは驚きです。

まず出だしで何をやったのかが紹介されていますが、中途半端な気持ちでお金を貯めたいと思っている人は覚悟してください。

僕がまずは給料の高い会社に転職して勤務を週5日から6日に増やし、年末年始や祝日も休まず働きました。妻さんも正社員より稼げる派遣の仕事に切り替えるなどして、夫婦で年収を300万円アップ。さらに、YouTubeの配信も始めました。20代だったからできたのかもしれません。

まず労働量を増やして収入を増やしています。

あなたにその覚悟はありますか?

ラクしてお金が増えれば、と思ってませんか?

その甘い考えを捨てることが大きな資産を形成する第一歩なのです。

二刀流の投資スタイルとは?

この夫婦が投資を知るきっかけになったのは、雑誌の記事で見かけた「つみたてNISA」でした。

そこから情報収集を始めたそうです。

そしてどうしたらストレスなく資産形成できるかを模索する中で、「将来を豊かにするためのインデックス投資」、「今を豊かにするための高配当投資」という二刀流の投資スタイルにたどり着いたそうです。

記事内ではポートフォリオが紹介されていましたので引用します。

掲載されているのは1年以上前の数字になっています。

投資に回している資産は9割とのことですから、現在はもっと大きな金額になっていると思われます。

最も大きい比率を占めているのが米国高配当ETFです。

投資対象は、[SPYD](SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF、ベンチマークはS&P500高配当指数)、[VYM](バンガード・ハイディビデンド・イールドETF、ベンチマークはFTSEハイディビデンド・イールド・インデックス)、[HDV](iシェアーズ・コア米国高配当株ETF、ベンチマークはモーニングスター配当フォーカス指数)の3種類です。

高配当ETFと言えばこの3つでしょう。

そしてポイントになったのが2020年のコロナショックでした。

僕の方は2018年1月からつみたてNISAをスタートし、2年くらいはそれをコツコツ続けていました。2020年の入籍後に妻さんが一般NISAの口座を開設し、そこから投資を本格化させました。運が良かったのはその年のコロナ・ショックで暴落した株式やETF(上場投資信託)を安値で拾えたことです。

それまでの2年間積み立てをしながら投資の勉強をしてきたので、暴落は株のバーゲンセールだと前向きに捉えられる下地ができていました。新型コロナウイルスの拡大によりマーケットが下落したタイミングで米国高配当株ETFや日本の高配当株にそれまで貯めてきたお金を投資しました。このときから、インデックス投資と高配当投資の二刀流の形式をとっています。

コロナショックの反動はものすごいものがありました。

ですから、その波に乗れた人は大きく資産を増やしています。

この夫婦も運良くこの大きな波に乗れたようです。

幸運ですが、その幸運を引き寄せたのは行動力ですから、そこは否定するわけにはいきません。

資産を全力で投資に振り切り、仕込みを続けた結果ですから、作戦勝ちと言えるでしょう。

投資歴の浅い人たちへ抱く疑問

今回の記事では、わずか7年間で4000万円もの資産を築いた夫婦を取り上げました。

短期間に大きな資産を築けたのは、はっきり言って幸運です。

実力ではありません。

こんなことを言うのは嫉妬しているからではありません。

私が疑問視する理由は、暴落や不況で苦しい時期を経験していないことです。

コロナショックはその後の強烈な反動ですぐに回復し、さらに突き抜けましたから、あまり大きな経験値にはなありません。

リーマンショック以降に投資を始めた人たちは株価の上昇局面しか経験していません。

現在「投資で成功した」とされる人たちが大暴落で資産を50%以上失ったとき、どのように対応するか、その後どうなっていくかを見ることで本当の評価ができると思っています。

まとめ

以上『7年で資産4000万円突破!セミリタイアで沖縄移住の夢を実現』でした。

いかがでしたか?

コロナショックを乗り越え資産を大きく増やしたパターンでした。

投資の実力的には不足している感は否めず、またコロナショックに便乗しており再現性も低そうです。

それでも投資手法としてはオーソドックスだとは言えますので、真似はしやすいと言えます。

自身の目的に合わせて商品を選び、投資をおこなうことで目標を達成できる好例ではないかと思いました。

以下関連記事です。

FIREの「4%ルール」はあくまで目安です。資金を枯渇させないためには独自のルールを考えたほうがよいです。

年間の配当金額が500万円という、高配当・優待投資でFIREしたペリカンさんという方へのインタビュー記事を紹介しています。

FIREに存在する警戒すべき3つの「落とし穴」を紹介しています。アメリカの記事がベースになっていますが、考え方は非常に参考になります。