お金、気候、娯楽。東京在住「おひとりさま老後」のメリットは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

いつも似たような記事ばかりの「LIMO」から、おひとりさまに関する記事です。

私にとって最大の関心事となっているのが「老後の終の棲家」です。

大きなところで言えば、「東京に残るか、地元に戻るか」です。

今回の記事は「定年後に地方移住したい」といった願望を持っている人には参考になるかもしれません。

都道府県別のおひとりさまの満足度で「東京都」は男性6位らしい

今回の記事のベースになっているのは、ジブラルタ生命が実施した「おひとりさまに関する調査2022」です。

この調査は20歳~69歳の未婚男女4700名(男性2350名 女性2350名)を対象に行われました。

そしてこの調査では「現在の生活に満足している人の割合」を都道府県別に出しています。

結果はこちら。

調査結果を見ると、男性の1位が奈良県と大分県、女性の1位が福井県と福岡県となっておりました。

正直、さっぱりよく分かりません。

奈良は女性でも3位に入っており、おひとりさまの満足が高い県のようです。

一方、私が現在住んでいる東京都は男性6位、女性は20位となっておりました。

理由がさっぱり分かりません。

人によっても捉え方が全然異なるでしょうから、何をもって満足・不満なのか、この調査結果からは見えてきません。

これは現在の満足度であり、特に若い人が老後に同じ土地に住んだ場合、同じ満足度になるとも限りません。

私は現在東京在住で、満足度は比較的高いと言えます。

これが老後も同じかどうか、地元に帰るとどうなるかと比較しながらメリット・デメリットを考えてみたいと思います。

おひとりさまが東京で過ごすメリット

まず、前提条件で言うと、私は雪の降るド田舎に生まれ育っています。

そして、将来は地元に帰ろうと計画しています。

その上で、改めて東京にとどまったほうがよい、メリットがあるとするならばどういうことかという視点で考えてみました。

メリット1.冬の気候が過ごしやすい

冬に雪が少ないことは最大のメリットと言ってよいかもしれません。

冬でも天気がよく、晴れの日が多いです。

暖房もエアコンで何とかなります。

寒さが苦手な私としては、非常にありがたいことです。

老人が一戸建てに一人で住んでいた場合、雪国では屋根に積もった雪をおろす作業をしなければなりません。

毎年のように屋根から落下して亡くなる人がおり、非常に危険です。

メリット2.公共交通機関が充実している

東京に住むようになってから大きく変化したことは、自動車を手放し、公共の交通機関で移動するようになったことでした。

ほぼ電車とバスで事足りており、驚くほど便利です。

移動に何の苦労もありません。

地方では車を所有していないと非常に不便なため、住む場所を間違えると、高齢になっても車を手放せない可能性があります。

私の父親も80歳手前ですが、いまだに現役バリバリで車を運転しており、非常に心配しています。

メリット3.お店や娯楽が充実している

東京に出てきて思ったことは、お店が非常の多く、娯楽の種類も充実していることです。

お店がとにかく多いです。

地方は駅前がシャッター通りと化し、郊外の大型ショッピングセンターに行くしかないような状況になっています。

イベントや娯楽施設も東京の充実度は地方と比較になりません。

常にどこかで何かをやっており、気が向いたら出かけて楽しむことができます。

メリット4.弟と近い距離にいられる

今回の記事では、「家族とのつながりが幸せのポイントではないか」との指摘をしています。

その意味では家族と近い位置で生活できることが重要かもしれません。

実は、私の弟は関東圏に住んでいます。

そのため、何かあれば電車でそこまで長時間をかけず会うことが可能です。

地元に帰った場合はそうもいきません。

おひとりさまが東京で過ごすデメリット

一方、東京で過ごすのはデメリットもあります。

デメリット1.住宅費が高い

東京の住宅費はとにかく高いです。

私が地元に帰ろうと思った最大の理由が住宅費でした。

人生最大の買い物の費用を極力抑えようと考えたとき、地元に家を買えば、東京都内の半額以下でなんとかなると思いました。

正直に言えば、ガチな地元ではなく、もう少し都市に近いエリアにはしようと思っています。

これは交通の便を考えたとき、私の地元では自動車が無いと暮らせず、かなり不便だからです。

ちなみに、私の実家の近所で販売されていた新築一戸建ては、両親からの情報によると1600万円で販売されていたそうです。

激安ですね。

デメリット2.墓参りで帰省する必要あり

おそらく両親は地元に墓を建てることになりそうです。

となれば、毎年少なくとも1度は墓参りをしたいところです。

そうなると、当然移動が必要です。

しかも、将来的なプランだと、実家を潰すことになりますから、下手したらホテルに宿泊の必要もあるかもしれません。

自分の親だけでなく、親戚の墓も回りますし、親戚の家へ挨拶もするでしょう。

毎年少額ながらも支出が確定します。

デメリット3.親戚が少ない

私が東京に住んだ場合、弟との距離は近いのですが、親戚の多くとは距離が遠いままとなります。

何かあったときに頼ることができるのは、正直なところ自分のみ。

ぶっちゃけ弟に頼るつもりもありませんし、実際のところ頼れません。

迷惑がかかりますから。

一方で親戚はというと、やはり地元のほうが圧倒的に多いです。

何がデメリットかというと、何かあったときに帰省する必要が生じます。

子どもの頃から薄いながらも付き合いのあるいとこなので、挨拶くらいは必要でしょう。

親戚に自分の世話は頼めないですね。

まとめ

以上『お金、気候、娯楽。東京在住「おひとりさま老後」のメリットは?』でした。

いかがでしたか?

東京に住み続けることはお金の問題さえクリアできれば、といったところなのが正直な感想です。

東京は地元と比べたらはるかに住みやすいですから。

人それぞれ何に重きを置くかによるため、一概には言えません。

少なくとも地方の実情を知らず「地方移住したい」と考えている人は、よーく考えてから決断するようにしないと大きな後悔をすることになります。

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