37歳でFIREしたミリオネアが「お金と人生」について学んだこと5選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
昨年末「ビジネス・インサイダー」に掲載されたFIREに関する記事です。
今回は貯金と投資を続けてミリオネアになり、37歳でFIREした男性の記事です。
引退したのは3年前だそうですが、その判断は正しかったと確信しているとのこと。
今回はそんな37歳ミリオネアが得た学びをご紹介していきます。
37歳でFIREしたミリオネアからのアドバイス
まずは仕事に対する考え方から。
衝撃的なデータが紹介されておりました。
自分の仕事が大好きで、半世紀もの時間を同じ場所で同じことを続けられる人を、私は本当にうらやましく思う。しかし実際には、人々の85%が自分の仕事を嫌っているという。
実に85%の人が自分の仕事を嫌っているとか。
さすがに多すぎやしませんか?
FIREというライフスタイルが登場し、志向した人がたくさんいたのが何となく頷けます。
しかし、そう簡単にFIREできるだけの資産は築けません。
実際、記事中に37歳ミリオネアが紹介した資産を築く方法は極めて基本的な方法でした。
私の考えでは、富に関するアドバイスの99%はこう要約できる。「支出よりも収入を多くして、その差額を投資する」だ。
うわー、多くの人に嫌われる地道な手法です。
しかし、地道な方法こそ最短ルートを辿れるとも言えます。
「どこでもドア」のような道具やドラクエの「ルーラ」のような魔法は存在しないということ。
努力を重ねてゴールを達成してこそ、そのありがたみも分かるということでしょう。
宝くじで破産する人がいるのは、そういうことかもしれません。
では、ここからが本題。
37歳ミリオネアが「お金と人生」について学んだことをご紹介していきます。
1.自分で考える以上に人は働いている
37歳ミリオネアが学んだこと1つめは「自分で考える以上に人は働いている」です。
私たちは毎日8時間だけ働いていると思い込みがちだ。だが、少し計算してみよう。
朝起きて、シャワーを浴びて、服を着て、朝食をとる。1日2回のラッシュアワーという罰を受けるために、7時半に車に乗り込む。午後5時までオフィスにいて、また車に乗って5時半に自宅に戻る。
これだけで1日10時間、1年に換算して2500時間だ。これに電話をしたりメールを書いたりする時間が加わる。もし仕事が好きではないのなら、これが人生と呼べるだろうか?
多くの人がFIREに惹かれる理由の一つは間違いなくこれでしょう。
仕事はとにかく拘束される時間が長いです。
近年においてはコミュニケーションツールとしてslackが登場したりして、24時間365日連絡が飛んでくるような状況になっています。
そして有休を取得しても、突然スマホにメッセージが飛んできて、一瞬にして休み気分が吹っ飛ぶ経験をした人は少なくないはずです。
休みの日もふとしたことで仕事を思い出したり、といったこともあります。
仕事をしていると、確かにずっと仕事をしている感覚から逃れられません。
2.退職しても学びはなくならはない
37歳ミリオネアが学んだこと2つめは「退職しても学びはなくならはない」です。
多くの人は、早期に仕事を辞めると、知識やスキルが劣化するのではないかと恐れる。もしいつか、ふたたび働かなくてはならない状況が来たら、仕事を続けていた場合よりも少ない収入しか得られないだろうと考えるのだ。
しかし実際にそうなるのは、引退後に毎日何もせずにずっと家で古い映画を観て過ごす人ぐらいだろう。むしろほとんどの人は、それまでは諦めていたことを学び、知識とスキルを増やすに違いない。つまり、人材としての価値が増していくのだ! そして、その価値に見合う額を、雇用主は支払うのである。
仕事を辞めても、自分の意識次第で知識やスキルは増えると言います。
FIREすると遊んで暮らせると思われがちかもしれません。
しかし、実際はネット上を見る限りサイドFIREの人が圧倒的に多く、何らかの収入を得ています。
収入を得るためには常に学びが必要だということです。
FIREして仕事から解放されるというのは幻想かもしれません。
3.自給自足は満足度が高い
37歳ミリオネアが学んだこと3つめは「自給自足は満足度が高い」です。
私はと言うと、毎食を自分で料理する、部屋を掃除するなどといった無意味なことをすると深い満足感を得られる。なぜかって? それが自給自足につながるからだ。
自給自足は満足感が高い?
正直そう語る理由がよく分かりません。
料理する、部屋を掃除するといった行動を「無意味なこと」と書いています。
全く無意味とは思いませんが。
私は元々料理も掃除も自分でやりますから、元々満足度は高いというか普通のことすぎて何も感覚がありません。
これまで自分で何もしてこなかった人にとっては新鮮なのかも。
4.最も価値のあるネットワークは、自分がコントロールできるネットワーク
37歳ミリオネアが学んだこと4つめは「最も価値のあるネットワークは、自分がコントロールできるネットワーク」です。
ネットワークを広げるもうひとつの方法は、公共のために、公共の場で何かをすること。数年前、私はお金と投資について気づいたことを人々に伝えるためにウェブサイトを開設した。そこは今では、ポッドキャスト、ビデオ、記事など、あらゆるものに対応できるプラットフォームになっている。
するとそのうち、全世界の俳優、アスリート、文筆家、プロデューサー、講演者などがそれを見つけ、声をかけてきた。彼らこそ、「つながり」あるいは「フレンド」だ。そうやって、自分がコントロールできるネットワークを手に入れれば、誰にもそれを奪うことはできない。
職場の同僚がコミュニケーションのほとんどという人にとって、退職後の他人との関わり方には絶望する人がいるかもしれません。
なぜなら、同僚以外に会話を交わす相手がいないことに気づくからです。
退職を見据えて何らかのコミュニティに参加して、ネットワークを広げる努力をしておくことがFIRE生活を長続きさせるためには必要かもしれません。
5.投資は続けることに意義がある
37歳ミリオネアが学んだこと5つめは「投資は続けることに意義がある」です。
私は2001年から株式に投資してきた。確かに、ドットコムバブル、住宅バブル、世界金融危機など、たくさんの浮き沈みがあった。今から1カ月後あるいは1年後の市場が好調か低調かはわからないが、20年後は今よりも間違いなく高騰していると確信している。だから、やめるつもりはない。
投資はFIREの生命線です。
投資益から生活費を捻出することになるからです。
そもそもFIRE民の多くは投資で資産を築き、FIREを達成しています。
だからこそ投資に対する信頼は大きいのでしょう。
ただ、つみたてNISAをやっている今だからこそ「投資は続けることに意義がある」は理解できます。
投資はやめたら終わりです。
まとめ
以上『37歳でFIREしたミリオネアが「お金と人生」について学んだこと5選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.自分で考える以上に人は働いている
2.退職しても学びはなくならはない
3.自給自足は満足度が高い
4.最も価値のあるネットワークは、自分がコントロールできるネットワーク
5.投資は続けることに意義がある
事前に思ったものと若干異なりましたが、FIREすると気づくことがあるのでしょう。
FIREを目指している人にとっては参考になる点が多いかもしれません。
FIREはFIRE前準備が極めて重要だと思っています。
資産を築くこと以外の準備もしっかり進めておきましょう。
以下関連記事です。
元三菱サラリーマンはFIRE後も順調に資金を増やしていました。サイドFIRE志向だったのが大きいようです。
ペリカンさんが年間配当約500万円も稼ぎ、働き盛りの40代後半でFIREした理由を教えてくれました。
たった2年で「FIRE卒業」をした男性が早期退職で見失ったものを教えてくれました。