絶対やってはいけない!あなたの資産を減らす投資NG行動7選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
2024年から新NISAが始まり、投資界隈は随分と盛り上がってきました。
年始から株価も上昇し、「私も投資を始めたほうがよいのかも」と思った人も多いはずです。
ただし、投資は何をやっても良いわけではありません。
当然やってはいけないこともあります。
そこで今回は投資をする上で、これをやってしまうと資産を減らしかねないNG行動をご紹介していきます。
NG行動1 お金のプロの言葉を鵜呑みにする
1つめのNG行動は「お金のプロの言葉を鵜呑みにする」ことです。
投資初心者は投資のことがよく分からないため、誰かに相談するようです。
その相談相手に「お金のプロだから」という理由で金融機関の人やファイナンシャルプランナーに相談するようです。
しかし、お金のプロであるが故に彼らが推奨してくる商品を買ってはいけません。
なぜなら、金融機関やFPはあなたに金融商品を売りたいからです。
つまり、資産を増やしたいあなたに対して金融機関として相談に乗っているのではなく、利益を得やすい商品を売りつけようとしているだけなのです。
誰かに相談したいのであれば、金融機関とは関係のない、影響を受けていない人にしたほうがよいです。
NG行動2 短期投資で資産を増やそうとする
2つめのNG行動は「短期投資で資産を増やそうとする」ことです。
投資と言えば初心者の抱くイメージは「安く買って、高く売る」というギャンブルに近いイメージではないでしょうか。
一分一秒動く株価で良きタイミングを見計らって売買して、利益を上げていくという所謂「短期投資」をイメージする人のほうが多いと思います。
しかし実際のところ、短期投資で利益を上げ続けるのは大変難しいことです。
投資のプロでも難しいです。
近年の個人投資家として有名になりメディアにも登場しているテスタ氏のような人は例外と考えるべきです。
短期投資で利益を上げ続けるには、それ相応の勉強時間が必要ですし、時に失敗をして損失を出すといった"授業料"も支払うことになるでしょう。
投資初心者は短期投資ではなく、投資信託を定期的に買う「長期・分散・積立投資」のほうが利益を上げやすいです。
NG行動3 ダメ商品に手を出してしまう
3つめのNG行動は「ダメ商品に手を出してしまう」ことです。
投資で利益を上げていくには、どんな商品を買うかも重要になります。
先ほど挙げた「投資信託」と言っても商品は多岐に渡ります。
多岐に渡る投資信託の中から"ダメ商品"を選ばないようにしなければいけません。
選んではいけない商品は「手数料の高い商品」です。
投資信託は金融機関に「信託報酬(運用管理費用)」を支払う必要があります。
自分の代わりに管理してもらうのですから、これはやむを得ないコストです。
この信託報酬が商品によっては高いものがあります。
購入時には必ず手数料もチェックすべきです。
また「毎月分配型」と呼ばれる商品も危ないです。
「毎月分配型」は、その名のとおりで利益の一部を毎月分配してくれるので、一見するとお得なように聞こえます。
しかし、中には分配金の支払いに元本を取り崩すタイプの商品もあります。
投資元本を取り崩せば、資産は増えるどころか減っていくことになり、商品内容を理解していなかった人がいつの間にか損をしているのです。
また、投資初心者であれば「不動産投資」「FX」「仮想通貨」あたりも難易度が高いため見送るほうが無難です。
NG行動4 本業を疎かにする
4つめのNG行動は「本業を疎かにする」ことです。
投資は何もせずにお金が増える"魔法"ではありません。
投資はあくまで本業収入がベースとなり、収入の一部を投資に回していくことになります。
そして投資で資産を増やしたいなら、投資に回す金額を増やしていくことが最短ルートとなります。
よって、本業の収入を増やすことが重要になります。
ちなみに投資から得られる収益のみで生活していける人などは、数千万円をはるかに超える相当な金額を投資に回しているごく一部の人に限られます。
NG行動5 資産の全額を投資に回す
5つめのNG行動は「資産の全額を投資に回す」ことです。
投資は無くなっても構わない余裕資金でおこなうのが鉄則です。
確かに市場が好況期に全資産を投資に回せば、資産はどんどん増えていきます。
しかし暴落が起きたら資産を一気に失います。
近年は大暴落が起きていないため、若い人を中心に資産の大半を投資に回す人も増えているように思います。
株価は上がるときもあれば、下がるときもあるのは当然です。
株価の上下動に対して精神的に耐えられる人は自己責任の下、勝負しても良いでしょう。
また、まだ年齢が若く、仮に暴落が起きてもまだまだ取り戻す時間が残されている場合ならば勝負して良いのではないでしょうか。
NG行動6 株価が下がったら怖くなって売却する
7つめのNG行動は「株価が下がったら怖くなって売却する」ことです。
株の理想は「安く買って、高く売る」です。
しかし、投資初心者は株価が下がると資産が減少するため、これ以上資産を減らしたくないと売却してしまう人がいます。
つまり「安く買って、高く売る」の逆の行動をとってしまうのです。
これでは資産が増えるはずもありません。
長く投資をしていれば、時に株価が大きく下がることもあります。
長い目で見れば株価は上がっていくと信じて、ひたすら保有し続けるのが資産を増やす鉄則です。
NG行動7 資産が増えたら支出を増やす
6つめのNG行動は「資産が増えたら支出を増やす」ことです。
人間の心理として、お金があれば使いたくなるのは至極当然とも言えます。
「お金を増やして〇〇を買いたい」と思い投資を始める人もいるかもしれません。
しかし資産が増えても支出が増えたら、結局資産は増えないという事実は理解しておく必要があります。
今を楽しむことはもちろん大切ですが、将来に賭けるのが投資です。
増えた資産を簡単に取り崩しているようでは、長期的に資産を増やすことはできないでしょう。
まとめ
以上『絶対やってはいけない!あなたの資産を減らす投資NG行動7選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.お金のプロの言葉を鵜呑みにする
2.短期投資で資産を増やそうとする
3.ダメ商品に手を出してしまう
4.本業を疎かにする
5.資産の全額を投資に回す
6.株価が下がったら怖くなって売却する
7.資産が増えたら支出を増やす
投資で資産を増やしたい気持ちは理解できますが、誰でも簡単に資産を増やせる手法ではありません。
正確に言うと、投資という手法をいかに有効活用できるかは人次第です。
あなたの精神面が大きな問題となります。
投資で失敗する原因は「儲けたい」「損したくない」という気持ちが強すぎることです。
また「無知」も投資で失敗する原因の一つです。
投資を知り、あなた自身を知ることで、投資の本来持っている力をフルに発揮できるようになるのです。
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