【意外な新説】老後のお金の試算経験が老後資金の準備の差となる
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
老後資金が不安と言いつつも、一体何をすればよいのやら。
そんな人もいるかもしれません。
今回は家計診断・相談サービスの「オカネコ」が実施した老後資金の意識調査のアンケート結果を元にした記事です。
「老後資金の試算」という切り口から考えたものになっております。
それでは早速行ってみましょう。
回答者の属性はバランスよく
まずは、アンケートにどのような人が回答しているかを見てみます。
回答者の年齢 | 20代以下:5.0% 30~39歳:15.4% 40~49歳:28.1% 50~59歳:30.5% 60代以上:21.0% |
回答者の世帯年収 | 400万円未満:25.5% 400万円以上600万円未満:21.0% 600万円以上800万円未満:16.2% 800万円以上1,000万円未満:12.3% 1,000万円以上1,200万円未満:7.0% 1,200万円以上:10.9% わからない:7.1% |
回答者の職業 | 公務員:5.8% 会社員:54.4% 自営業/個人事業主:6.6% 会社役員:2.8% 自由業:2.3% 専業主婦・主夫:6.4% 学生:0.7% アルバイト・パート:8.4% 無職:11.2% その他:1.4% |
年齢は50代が最多で、40代、60代と続いています。
世帯年収は400万円未満が最多で、年収が上がるにつれて徐々に減少しています。
職業は過半数が会社員で、あとはさまざまな職業が並んでいます。
性別は分かりませんが、バランスよく回答を得られているように見えます。
では、ここからがアンケート結果です。
あなたも質問に答えながら読み進めてみてください。
老後に必要なお金について、試算したことはありますか?
まず1つめの質問は「老後に必要なお金について、試算したことはありますか?」
私はもちろん試算したことがあります。
何度となくやっています。
調査結果はこちら。
「試算したことがある」と回答した人は約半分でした。
老後不安に関する別のアンケートだと、約8割が老後に不安を抱えていて、さらにその8割がお金に関する不安を抱えているとしていた記憶があります。
ということは、ざっくり64%が老後のお金に不安を抱いているはずで、この調査結果で老後のお金を試算したことのある人が50%。
同じ調査ではないので、もちろん一致するとは思わないですが、試算したことのある人が少ないような気がしました。
また、40歳以上が80%いるわけですが、老後の試算をしたことのある人が50%。
残りの30%は一体?と思わざるを得ません。
まだ老後に関する不安がないのか、はたまたどうして?と言ったところです。
ちなみに、次の調査結果は興味深いものでした。
それは世帯年収別の試算経験です。
この結果を見ると、世帯年収が低いほど老後の試算経験がないことが分かります。
結構きれいな調査結果になっています。
この結果から、年収の低い人ほど老後のお金について関心が低いとか、リテラシーが低いと見るべきでしょうか?
そもそも若い人のほうが年収の低いレンジに多いでしょうから、単純に言い切ることができないかもしれません。
ただ、お金の多い人ほどお金のことを真剣に考えているという背景があるかもしれません。
老後への生活資金にまつわる準備で行っていることを教えてください
次に「老後への生活資金にまつわる準備で行っていることを教えてください」という質問です。
ちなみに私は、貯金はもちろん投資もおこない老後の準備をしています。
アンケート結果はこちらでした。
NISAが2番目で69.2%で、約7割の人がNISAを利用していることが分かりました。
老後資金の準備をしている人にとって、必須に近いところまで来つつあるようです。
特に何もしていない人は、わずか1.2%に留まりました。
やはり老後資金を試算しているということは、老後に対する何らかの行動を起こしていると言えそうです。
老後のお金について試算をしたことがない方の準備は?
一方で、老後資金の試算をしたことのない方の場合、同じ「準備で行っていること」を聞いてみると、結果はどう変化するのでしょうか?
結果はこちらです。
「貯金」は76.3%から57.3%へ減少。
「NISA」は69.2%から48.6%へ減少。
「投資信託への投資」は47.2%から27.0%へ減少。
そして「特に何もしていない」が1.2%から21.1%へ大幅増加しています。
やはり、老後に向けて試算すらしていないので、準備もしていない人が多いと言えそうです。
ただ、繰り返しますが、一部はまだ若い人たちでしょうから、やむを得ない人たちもいることを忘れてはいけません。
また、準備をしているか否かだけでなく、準備として行う資産運用に投じる資金にも差が生じているようです。
それが次のアンケート結果です。
試算したことがある人のほうが圧倒的に投じる金額が多くなっていることが分かります。
この辺りを見ると、収入の差が老後資金の意識や準備にも影響を与えている可能性があるのかもしれません。
老後に必要なお金について、誰と試算したか?
次の質問は「老後に必要なお金について、誰と試算したか?」です。
私はもちろん自分一人で試算したのですが、アンケート結果は以下のようになりました。
なんと、相談サービスの利用者が1位で81.9%。
金融機関が2位で72.7%。
3番目が「1人」で71.0%でした。
なんと7割から8割を超える人が外部のサービスを利用していることが分かりました。
私からするとなかなかの驚きの結果です。
ちなみに相談内容は以下のとおりです。
上位は「相続・贈与」「住宅資金」「教育資金」「介護・医療費」でした。
なるほど、私が全く触れてこなかった領域ばかりです。
確かに自分一人ではよく分からず、誰かに聞いてその不安を取り除きたい気持ちは理解できます。
一方で、分からないことを他人に委ね、解決しようとしすぎることが投資詐欺を撲滅できない理由とも考えられます。
お金に関することも自分でもっと勉強しておかないといけないと結果を見て改めて感じました。
資産運用を行っていない理由が悲しすぎる
最後は、老後に向けた資産運用を行っていない方に、その理由を聞いていますので、結果をご紹介しておきます。
やはり「資金がない」が1位でした。
そもそも投資は余裕資金でやるものですから、余裕がなければ投資もやりようがないという実態は改めて浮かび上がってきました。
ただ、「わからない」「怖い」「興味が無い」「手続きが面倒」といったところは解決できるものです。
努力すればどうにでもなるものばかりです。
もちろん資産運用は絶対にやらなければならないものではありません。
本気でやろうという気持ちが欠如している点は、収入の少なさとかにもつながっているのかもしれません。
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まとめ
以上『【意外な新説】老後のお金の試算経験が老後資金の準備の差となる』でした。
いかがでしたか?
老後資金の準備として、まずは試算しているかどうかが準備の差を分ける一つのきっかけとなっていそうです。
本気で老後資金を準備するなら、試しに計算するのは当たり前だと思われます。
老後のお金が不安で、本気で解決に動こうとすれば、自ずと原因を把握しようとするはずで、計算をすることになるはずだからです。
自分の将来のことなのですから、真剣にお金と向き合ってみる必要もあるのではないでしょうか。
老後になってから後悔しては遅いのですから、早めに準備にとりかかることをお勧めします。
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