FIREはもう死語?新たな時代の「経済的自立のカタチ」とは?

FIREはもう死語?新たな時代の「経済的自立のカタチ」とは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

ベストセラーとなった『JUST KEEP BUYING』の著者ニック・マジューリ氏にインタビューした篠田尚子氏(ファンドアナリスト)の記事です。

『JUST KEEP BUYING』は私も読んでおり、良書だと思いました。

今回はニック・マジューリ氏のFIREに対する考え方に少し触れることができる内容となっています。

では記事の中身を見ていきましょう。

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注意すべきは「この後」

昨年までの世界的な株高傾向により、日本でも「いつの間にか」資産が増え、総資産1億円以上の「億り人」が続々誕生しているという。

確かに、ここ数年は、株高に加え円安も進行したので、米国株のインデックスファンドをコツコツ積み立てていた人でも、それなりに資産を増やすことができたはずだ。

野村證券が「富裕層ピラミッド」を発表した際に、この「いつの間にか富裕層」について触れられていました。

ここ数年は世界的な株高の影響で資産運用してきた人が大きな恩恵を受けられました。

しかし、注意すべきは「この後」であると指摘しています。

一定程度資産が貯まってきたことで、自分には投資のセンスがあると「思い込み」、早期退職やFIREを「変に」夢見てしまうと、せっかく順調に維持してきた資産形成の持続性が危うくなる。

現に、2025年に入り不安定な相場環境が続く中、肝を冷やしているという人もいるのではないだろうか。

なるほど、これは正しい指摘だと思います。

Youtubeでも投資で資産を増やした人が我が物顔で語っている動画が散見されます。

投資で資産を増やした人は、自分の実力で資産を増やしたと勘違いしている人が多いように思います。

確かに時流に乗って良きタイミングで思い切った金額を投じれるのは才能だと思います。

私には多額を投資する勇気がありませんでした。

人生において「勇気」が大事であることはよく理解しています。

ですから投資で資産を増やした人たちに対する一定のリスペクトは持っています。

しかし、だからと言って節約系Youtuberなど専門外の人間がいきって投資を語るのは違うと思っています。

FIREを推奨しない理由

話を戻すと、ニック・マジューリ氏はFIREを推奨していません。

FIREを目指すこと自体が現実的ではない、とまで語っています。

その理由はこちら。

そもそもFIREを目指す人々は、とても厳格な節約を実践し、大きな貯金を積み上げることが求められるため、こうした過度な節約が生活の質を大きく損なう可能性があるとニック氏は指摘する。

「過度な節約」を問題視している点は私も同じです。

フルFIREを前提とすると、資産運用で得られる収入のみで生活することになるのですが、限られた収入の中では厳格な節約が求められます。

しかも、労働収入がないのですから収入は圧倒的に少なくなり、そして非常に不安定になります。

なるべくお金を使わないようにする生活は大きなストレスがかかることでしょう。

時に旅行に行ったり、外食したりしたくもなるでしょうが、我慢が求められる可能性があります。

ニック・マジューリ氏からの警告

また、ニック・マジューリ氏はFIREに対して「仕事を辞めて早期に引退することが必ずしも幸せにつながるとは限らない」とも警告しています。

仕事を通じて自己実現や社会的つながりを得ている人たちにとって、早期の引退は逆にストレスや孤独感を引き起こす可能性があるからだ。

この指摘は正しいかと問われると、正直疑問を抱かざるを得ません。

そもそもFIREを希望する人は「仕事が嫌」というのが前提にあると思います。

ただ、問題が生じるのはFIRE後で、会社を辞めてみて仕事の重要性に気づくことがあります。

実は仕事を通じてやりがいや社会とのつながりを感じていることに会社を辞めてから気づいたりします。

その場合、ストレスを感じることになり「FIRE卒業」につながりかねません。

自分の適性はその状況になってみないと分からないものです。

「続けること」の重要性

最後にニック・マジューリ氏の言葉をご紹介します。

「ウソと思うかもしれないが、自分が得意で少しでも楽しいと思えることを続けていれば、仕事につながる可能性が高い」

ニック氏は7年間ブログを続けていたら現在の仕事につながったと語っており、続けることがいかに重要かを物語っています。

そしてFIREのような夢を追うより、少しでも得意なことを見つけ、スキルを磨き、努力を続けるというアプローチを推奨しています。

そのほうが自分の才能を最大限に活かし、バランスの取れたライフスタイルも実現でき、長期的な富の構築につながるというわけです。

これこそ「定期的に投資を続け、時間をかけて富を築く」という『JUST KEEP BUYING』の考え方そのものと言ってよいのかもしれません。

そして、時間をかけてより大きな経済的自由を得ることを目指したほうが過度な節約や自己犠牲を払う必要もないのです。

まとめ

以上『FIREはもう死語?新たな時代の「経済的自立のカタチ」とは?』でした。

いかがでしたか?

FIREを目指すこと自体は自由です。

しかし、FIRE後の生活を長期に渡り継続できるかは別問題です。

お金の使い方や生きがいの問題に直面するため、自身と向き合うことになります。

FIREを目指す上で、自分の本当に求めている・適しているライフスタイルを把握することが非常に重要となります。

そして将来の選択肢を増やす意味では、FIREを早まらず、より大きな資産を築いて将来に備えたほうがよいのではないかと考えています。

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