【9割の人が知らない】資産5000万円が持つ本当の価値6選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
資産5,000万円を持つことは、多くの人にとって夢のような話かもしれません。
実際に5000万円を保有することで得られる価値は、単なる「お金がある」という事実以上に、人生や心の豊かさに大きく影響します。
私は47歳で資産5000万円を達成して以来、5000万円以上の資産を保有する状態が当たり前になっています。
しかし、改めて考えたとき、5000万円以上を保有することは実はすごいことであると気づきました。
そこで今回は資産5,000万円がもたらす6つの本当の価値を解説します。
そして、最後はどうやって5000万円を貯めるか、その方法も考えます。
5000万円以上の資産を築きたいと考えている人は、ぜひご一読ください。
1.日本の世帯の約10%しかいない
資産5000万円が持つ本当の価値1つ目は「日本の世帯の約10%しかいない」ことです。
まず注目すべきは、資産5,000万円を保有している世帯が日本国内でどの程度いるのかという点です。
野村総合研究所の「富裕層に関する調査」の富裕層ピラミッドをご覧ください。
金融資産5,000万円以上1億円未満の世帯は「準富裕層」と呼ばれ、準富裕層以上の世帯は全体の約10.2%しか存在しません。
つまり、資産5,000万円を持つだけで日本の上位10%以内に入ることができるのです。
普通にサラリーマン生活を送っていると自分でも忘れがちですが、まあまあ上位の部類です。
ただし、日常生活は庶民さながらで、何ら裕福さは感じません。
2.経済面における精神的安心感
資産5000万円が持つ本当の価値2つ目は「経済面における精神的安心感」です。
人生において「お金がすべてではない」とは言われますが、何だかんだ言って大きな資産から得られる精神的な安心感は計り知れません。
例えば、突然の病気や失業、家族のトラブルなど、人生には予期しない出来事がつきものです。
私の場合は、つい先日手術をおこなう事態に陥りましたが、12万円近くの支払いも何の問題もありませんでした。
もちろん痛かったですが(苦笑)。
資産5,000万円があれば、こうしたリスクに対しても余裕を持って対応できます。
また、日常のちょっとした出費や、将来のライフイベント(結婚、出産、子どもの進学、親の介護など)にも心の余裕を持って臨めます。
「もしもの時も大丈夫」という安心感は、日々のストレスを大きく軽減し、心の健康にもつながります。
結婚されている場合は、夫婦関係にも影響をもたらすかもしれません。
もちろんお金にまつわる不安感が完全に一掃されるわけではなく、「もっと増やしたほうがよいのでは?」との想いが常につきまとうのも事実です。
それでも5000万円という金額が一定の安心感をもたらしてくれるのは間違いありません。
3.働き方を選択できる
資産5000万円が持つ本当の価値3つ目は「働き方を選択できる」ことです。
働き方の自由度が広がることは、資産5000万円の最大の魅力の一つと言えるかもしれません。
多くの人は「生活のために働く」ことを余儀なくされています。
しかし、十分な資産があれば「自分が本当にやりたい仕事」「社会貢献」「趣味を活かした副業」など、より自由な働き方を選択できるようになります。
また、資産5,000万円を達成するとFIREも現実味を帯びてきます。
さすがにフルFIRE(完全リタイア)は難しくても、少しばかり働いて収入を得るサイドFIREなら可能かもしれません。
あるいは、社内で仕事を最低限に減らしてもらい働き続ける「窓際FIRE」を狙いに行くことも大きな資産を築いたからこそできる業です。
お金のために無理をして、ストレスを抱えながら働き続けるのは現代社会の問題点の一つです。
しかし、大きな資産を築くことでストレスをできるだけ減らした働き方を選択できる可能性が生じるのです。
4.投資で資産が加速度的に増えていく
資産5000万円が持つ本当の価値4つ目は「投資で資産が加速度的に増えていく」ことです。
5000万円の資産を投資に回すと、資産がどんどん増えていきます。
例えば、初期費用5000万円で年利と年数で以下のようにシミュレーションしてみました。
年利 | 1年 | 10年 | 20年 |
3% | 5150万円 | 6719万円 | 9030万円 |
4% | 5200万円 | 7401万円 | 10955万円 |
5% | 5250万円 | 8144万円 | 13266万円 |
もちろん株価は常に変動しますから、このシミュレーションどおりにはいきませんので、参考程度に見てもらえればと思います。
また、実際には5000万円を達成しても会社を辞めずに収入を得続ける人が大半でしょうから、追加投資が毎月発生する可能性が高いです。
よって、上記表よりはるかにはやく大きな金額を築ける可能性もあります。
そしてこの運用益は、日々の生活費や娯楽費、さらなる追加投資資金として活用できるだけでなく、将来の大きなライフイベントや老後資金の備えにもなってくれます。
5.資産1億円の中間地点
資産5000万円が持つ本当の価値5つ目は「資産1億円の中間地点」です。
資産形成をしている人であれば、誰もが一度は「資産1億円」の「億り人」を目指したいと思ったことがあるのではないでしょうか。
現実的に考えると、資産1億円は非常に高い目標で、達成のイメージを抱きづらいです。
しかし、資産5000万円を達成すると、そのイメージが徐々に見えてきます。
若い頃と比較して資産の増加スピードが速くなっていく人が多数でしょうから、5000万円達成より早く残り5000万円を達成できるはずです。
よって、夢のような資産1億円が現実のものとして見え始めるのです。
6.老後資金が確保できる
資産5000万円が持つ本当の価値6つ目は「老後資金が確保できる」ことです。
世の中には老後のお金について不安を抱えている人が多いようです。
2019年には「老後2000万円問題」が大きな話題となりました。
あの騒動はもう6年前の話になります。
5000万円を保有するということは、「老後2000万円問題」の2.5倍の資産を持つことを意味します。
この金額を比較するだけで老後資金をかなり確保できたと感じることができるはずです。
実際に計算もしてみましょう。
生命保険文化センターの調査によると、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える最低日常生活費は月額で平均23.2万円だそうです。
そして、ゆとりある老後生活を送るための費用として最低日常生活費以外に必要と考える金額は平均14.8万円となっています。
よって、合計した「ゆとりある老後生活費」は平均で約38万円となりました。
一方、受給する年金は夫婦のいろいろなパターンがありますので、ここではざっくり23万円と仮定しましょう。
すると、1ヶ月に不足する金額は15万円となり、65歳から毎月15万円使ったとして333か月、約27年持つ計算となります。
よって、資産5,000万円があれば、年金と合わせて十分な老後資金を確保でき、セカンドライフを楽しむことができると言えるのではないでしょうか。
どうやって5000万円を貯めるか?
ここまで見てきて、実際に5000万円を貯めたいと思った人がいるかもしれません。
では、実際に5000万円を貯めるにはどうすればよいのでしょうか?
残念ながら一撃で5000万円を貯めるような魔法は、宝くじを当てるくらいしか存在していません。
的中確率は極めて低いため、現実的ではなく、地道に資産形成していくのが一番の近道と言えるでしょう。
標準的なステップとしては以下の3ステップとなります。
1.達成目標年齢設定と計画の策定
2.計画に沿った貯蓄と投資の実行
3.収入アップの工夫
まずは目標を設定し、何歳で5000万円を達成するか決めます。
非現実的な目標ではなく、少しがんばらないと達成できない、くらいの目標にしておきましょう。
そして、目標年齢で達成するためには毎月いくら貯めなければいけないかを計算し、長期の計画を立てていきます。
あとは実行するのみで、計画した金額を貯蓄・投資していきます。
ここからは継続力がモノを言います。
あとは、収入が多いほど資産形成は有利ですので、収入を増やすためにできることがあるか考えてみましょう。
私は投資をしていなかったため47歳での達成となりましたが、投資の力を借りればもっと早く達成できるのではないでしょうか。
一人でも多くの皆さんが5000万円を達成できることを心から願っています。
まとめ
以上『【9割の人が知らない】資産5000万円が持つ本当の価値7選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.日本の世帯の約10%しかいない
2.経済面における精神的安心感
3.働き方を選択できる
4.投資で資産が加速度的に増えていく
5.資産1億円の中間地点
6.老後資金が確保できる
資産5000万円を保有することは、日本では上位10%以内の「準富裕層」に入ることを意味します。
その価値は、単なる経済的な豊かさだけでなく、精神的な安心感、働き方や生活の自由度、老後の安定、そして家族や次世代への資産承継にまで及びます。
この金額を達成するには、計画的な貯蓄と投資、収入アップの工夫、リスク管理が不可欠です。
「お金は人生の目的ではなく、豊かな人生を実現するための手段」です。
資産5,000万円の価値を最大限に活かし、自分らしい人生設計を描いていきましょう。
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