早期退職した59歳男性「退職金4000万円上乗せ」も大後悔のワケ

早期退職した59歳男性「退職金4000万円上乗せ」も大後悔のワケ

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

50代を過ぎると、会社勤めをいつまで続けるか、真剣に考え始めるようになります。

定年まで勤めあげる選択をする人もいれば、定年を待たず早期退職を選ぶ人もいます。

そこで今回は『日刊SPA!』に掲載された記事を元に、早期退職のリアルをご紹介します。

老後の過ごし方について考えている人や早期リタイア(FIRE)に興味のある人はぜひ参考にしてください。

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今回のテーマは『 【93%が知らない】7000万円を貯めた人が陥る資産形成の罠8選』です。 世の中の多くの人は、お金はたくさんあるほうが良いと考えているに違いありません。もちろん私もその一人でした。実際、51歳で資産7000万円を達成し、ある程度の満足感や達成感は得られました。しかし、資産が増えることは良いことばかりではありません。時に悪い方向に進んでしまう恐れがあることに気づきました。そこで今回は、多額の資産を貯めた人が陥りがちな資産形成の罠についてご紹介します。
また、『【9割の人が知らない】5000万円を貯めた人が陥る資産形成の罠7選』も公開しています。資産が増えることは良いことばかりではありません。時に悪い方向に進んでしまう恐れがあることに気づきました。多くの人にあまり知られていない、資産形成で陥る罠についてご紹介しています。直近で非常に多くの高評価を得た動画となっておりますので、併せてご覧ください。
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辞めてわかった大企業の恩恵

大企業を中心に早期退職者募集が急増する中、元大手メーカーで営業部長を務めていた男性(59歳)は55歳の時に早期退職に応じました。

表向きは否定されているものの、実質的にはバブル入社世代を対象としたリストラだったとみられ、退職金には4000万円の上乗せがありました。

早期退職後は会社と連携する人材サービス企業の支援で中小商社に部長として再雇用されましたが、この男性はその決断を後悔しているといいます。

年収は1300万円から700万円へと大きく減少しました。それ以上にこたえたのは、再就職先での商習慣や職場環境の違いでした。

大企業時代には当たり前だった常識が通用せず、社内情報の漏えいや金銭トラブルなど殺伐とした空気に直面し、退職して初めて自分がいかに大企業という枠組みに守られていたかを痛感したといいます。

現在は外部コンサルとして副業をしながら独立も視野に入れているこの男性は、現役時代は評価できなかった上司に対しても「あのまま迎合していれば昇進できた」と退職後に他部署の上役から言われた経験を振り返ります。

不条理だとしつつも、長いものに巻かれるのもサラリーマンとしての一つの正義であり、たとえ給与が下がっても大企業に居座り続けることは立派な選択肢だとして、安易な早期退職は勧められないと語っています。

年収半減のリアル、そして物価高という新たな壁

この男性の取材から約5年、早期退職を取り巻く状況はさらに厳しさを増しています。

2025年に上場企業が募集した早期・希望退職者数は17,875人にのぼり、前年の約1.8倍、リーマン・ショック以降で3番目の規模となりました。

業績悪化によるものだけでなく、黒字経営の中で「構造改革」として実施されるケースが目立ち、割増退職金として40〜50代に数千万円規模を提示する例も珍しくなくなっています。

一方で、マイナビが2026年2月に公表した調査では、2025年に転職した40〜50代正社員のうち48.2%が希望退職を「メリットの方が多い」と回答しており、必ずしもネガティブに捉えられていない実態がうかがえます。

ただし、その背景には役職定年や賃金カット、評価制度見直しにより社内での居場所を失いつつある中高年の消極的な事情も透けて見えます。

同調査では、希望退職を前向きに捉えた層のうちキャリアの方向性が明確だと答えた割合は58.2%で、前向きに捉えなかった層(38.8%)を19.5ポイント上回っており、将来設計の有無が受け止め方を左右しているようです。

そしてこの男性が経験した年収半減や再就職先とのギャップという現実は今も変わらず、大企業出身者の再就職先では年収が300万円台まで落ち込むケースも珍しくないとされています。

さらに、厚生労働省の毎月勤労統計調査によれば2025年度の実質賃金は前年度比0.5%減で4年連続のマイナスとなっており、物価高が追い打ちをかけています。

仮に年2%の物価上昇が続いた場合、10年後には4000万円の購買力はおよそ3280万円相当、20年後には約2690万円相当まで目減りする計算になるとされ、当時「安心」に思えた退職金も時間の経過とともに価値が薄れていく点が指摘されています。

この記事から得られる学びとは?

まず、私自身は退職金のない会社に勤務しているため、退職金に関しては計算の対象外です。

傍目から見て、退職金のある会社に勤めている方がうらやましいです。

まして4000万円の上乗せなど、私には想像もできません。

しかも「4000万円の上乗せ」という表現から、実際の退職金は4000万円よりも多額であったと想像されます。

この男性に対する疑問があるとすれば、なぜそれだけの退職金を得ながら働き続けるのか?です。

早期リタイア派の私には、少々理解できない部分があります。

退職金以外の資産に関する数字が記事中に出てこないのですが、支出が多いのではないかと推測しています。

やりがいを除いてお金の側面だけで語るとすれば、資産を蓄えておき、多額の退職金を得て、支出を抑制すれば、あとは年金と資産の取り崩しでどうにかなると思っています。

この男性の場合、人生設計が「働くことを前提」としたものだったのではないかと想像します。

気力と体力は徐々に衰えていくわけですから、「働かない老後の世界線」も準備しておくほうがよいのではないかと思いました。

まとめ

以上『早期退職した59歳男性「退職金4000万円上乗せ」も大後悔のワケ』でした。

いかがでしたか?

早期退職には、割増退職金という分かりやすい魅力がある一方で、その後の再就職先での商習慣の違いや年収の落差、そして物価高によって目減りしていくお金の重みなど、見えにくい負担も同時に存在することが分かりました。

残る道にも出る道にも、それぞれ違う苦労があり、どちらが正しいという単純な話ではありません。

だからこそ自分が置かれている状況やこれからのキャリアの方向性は真剣に考えておく必要があります。

家族への相談だけでなく、場合によってはファイナンシャルプランナーやキャリアアドバイザーといったそれぞれの専門家に話を聞いてみることも有効な手段かもしれません。

退職金の額だけでなく、数年先の暮らしまで思い描いておくことが、後悔を減らす一歩になります。

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