金融資産7000万円を達成して半年たったら人生変わった【準富裕層のリアル】

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

私が金融資産7000万円に到達したのは2026年2月のことです。

それから半年が経過しました。

7000万円と言えば、準富裕層のレンジで、ちょうど中間あたりに位置する金額です。

この半年で、資産形成の面はもちろん、人生観や時間の使い方の面でも、自分でも驚くような変化がいくつか起きていました。

そこで今回は、私にこの半年間で起こった変化をご紹介します。

7000万円を達成して以降、どんなことが待ち受けているのか気になる人は最後までお付き合い下さい。

資産の増加スピードが明らかに速くなった

金融資産7000万円達成直後の3月は、S&P500の下落により、まさかの7000万円割れとなりました。

しかし、4月以降の資産の増え方は、それまでと比べて明らかに違っていました。4月と5月、そして8月は、月に100万円以上資産が増えました。

投資を始める以前は貯蓄が毎月30万円前後で精一杯で、それ以上増えることはありませんでした。

投資を始めて7年が経過し、「資産が増えると、増加スピードも速くなる」とよく聞く話を、いよいよ私も体験するステージに入ってきたようです。

特に4月はプラス226万円、5月は194万円と、貯蓄だけの資産形成だった時期では考えられないほどの資産増加を連続で体感しました。

これこそ「稲妻が光る瞬間」を逃さず、ずっと市場に居続けたことが要因であると考えます。

7年に渡り積立投資を続けてきましたが、ついに時が来たと感じました。

資産のマイナスも大きくなった

一方で、資産のマイナスも大きくなりました。

7000万円達成直後の3月、S&P500の下落が続き、マイナス55万円で、7000万円を割り込むことになりました。

このマイナス幅は私の資産形成史上、自動車を購入したときを除けば、過去最大のマイナスです。

意気揚々としていただけに、予想外の出来事でした。

さらに、7月もマイナスとなりました。

原因は、月末に行われた為替介入です。

それまでプラスで推移していただけに、月末の急激な円高で資産がマイナスになったのは多少のショックがありました。

運用資産額が大きくなった分、増加を期待しがちですが、減少するときの勢いも強まるのを身を以て理解しました。

「資産が増えるほど値動きに動じなくなる」と聞いたことがありますが、私の場合、以前ほどではないもののまだ少し心が乱れてしまうようです。

総金融資産が7500万円に到達

資産が大きく増減した半年でしたが、結果的には総金融資産が500万円増え、7500万円に到達しました。

準富裕層のレンジで言えば、ちょうど中間にあたる金額です。

まさか半年で500万円増えることになるとは予想していませんでした。

なぜなら、昨年1年間の資産増加額が546万円だったからです。

事前の予想をはるかに上回る速さで資産が増えました。

ここまで来られたのは相場に恵まれた部分が大きく、このペースが今後も続くとは考えていません。

実際、9月に入って円高ドル安で一気に7500万円を下回りました。

それでも、来年には8000万円に届く可能性が現実的な目標として見えてきています。

金額的には一つの区切りに到達しましたが、生活面での変化を問われると、正直何もないと答えます。

まだ資産を増やす必要があると考えているので、支出を増やす気持ちにはなれません。

唯一、思い出作りにだけは使おうと思っているものの、最近は仕事の忙しさに負けて『DIE WITH ZERO』的活動をサボっています。

今年も親族の不幸が発生

一方、この半年の私の身辺で言うと、今年は5月に伯母を、7月に叔父を亡くしました。

振り返ると、ここ数年はほぼ毎年、親族の誰かを見送っています。

以前はそれほど多くなかったことが、当たり前のように毎年続くようになりました。

自分自身がそういう年齢に差し掛かったのだと感じています。

一応お伝えしておきますが、「香典の出費が痛い」とか、そんな野暮な話ではありません。

子供の頃からいろいろと世話になった人たちですので、そんなことは思っておりません。

資産の増加を素直に喜べなくなった

年齢の話と言えば、50歳を過ぎたころから、以前とは違う感覚を持つようになりました。

資産が7500万円を超えるまでに増加したのに、なぜか虚しさを感じるようになったのです。

以前は資産が増えると、それだけで単純に嬉しく感じていました。

もちろん、限界効用逓減の法則なのか、単純な喜びは徐々に小さくなってはいました。

ただ、今は同じように資産が増えても、以前ほど素直には喜べなくなりました。

特別な出来事がきっかけになったわけではなく、年齢を重ねる中で、物事の感じ方そのものが少しずつ変わってきたのだと思います。

そして、何と言っても人生の残り時間を痛烈に感じることになったことが大きく影響していると言えます。

資産額は順調に増えているものの、心は徐々に満たされなくなってきました。

不安の種類が変わった

親族の不幸が続いていると、いよいよ自分の親のことが心配になってきます。

実際、母が4月下旬に入院し、今回は順調に回復したので、5月には退院できました。

その直後に母の姉に当たる伯母が亡くなったわけです。母も今年80歳、父も82歳ですから、いつ何が起きても何ら不思議ではありません。

そして、いずれは自分の番も回ってくるということを、ここ最近本当によく考えるようになりました。

人生100年時代と言われる中で、50歳はちょうど折り返しにあたります。

自分に残された時間は決して長くないと強く感じ始めるようになりました。

実際、私自身も昨年5月に手術を行い、今年9月にも精密検査を受ける事態になったりと、異変は少しずつ起き始めています。

人生の残り時間を考えるたびに、ベストセラー『DIE WITH ZERO』の「人生最大の仕事は思い出作り」という言葉が思い出されます。

お金はある程度貯めることはできたものの、人生の最期に思い出せるような思い出を作れているのか、自問自答するようになりました。

資産形成に集中している間の不安の中心は、老後資金が足りるかどうか、早期リタイアできるかどうかなどのお金の不安でした。

しかし、資産の増加と時間の経過とともにお金の不安が薄れていくのと入れ替わるように、お金では解決できない不安が浮かんでくるようになったのです。

仕事へのモチベーションが風前の灯火になった

ここ数年、仕事への気持ちは年を追うごとに下がってきていました。

ただでさえモチベーションが低下していたことと、YouTube活動を強化したかったこともあり、最近はできるだけ仕事を効率化させることに注力していました。

しかし、今年はあるクライアントの対応に大きく振り回され、夏休みもほとんど取れず、連日深夜まで働く日が続きました。

別のクライアントからは厳しい声をもらい続ける状況に陥り、求められている成果を十分に出せていない状態が続き、心身ともに疲弊してしまいました。

若い頃なら、どうにかして成果を出してやろうと思うのですが、もはやその反発心も沸き起こりません。

その結果、もともと低下していたモチベーションがさらに落ち込み、もはや風前の灯火といった感じです。

資産は増えているのに、仕事への気持ちはすり減っていく半年でした。

早期リタイアが現実的な選択肢に変わった

仕事へのモチベーションの低下と人生の残り時間を考えると、このまま今の働き方を続けていいのか考える時間が増えました。

「老後の住まいをどう手に入れるか?」という、まだ解決していない課題は残っていますが、資産の状況と合わせて考えると、早期リタイアの時期を予定より早める選択肢が浮上しています。

以前は遠い将来の話だったはずの早期リタイアの目標は、資産額が7500万円まで増えると、いよいよ現実的なところまで近づいてきました。

しかし、問題として浮上しているのが、仕事のモチベーション低下です。

早期リタイアと住宅資金を考えると、資産はもっと増やしておきたいのが正直なところです。

それなのに、仕事を継続する意欲は失われつつあり、もはや苦痛となっています。

年内に家の問題が解決する可能性がありますし、あと1年くらい経てば8000万円に到達する可能性もありますので、もうひと頑張りです。

資産の残高より時間の残高

ここまで8つの変化を紹介しましたが、この半年で一番大きかった変化は、資産の残高よりも時間の残高の方が気になるようになったことです。

両親のこと、終の住処のこと、これからの生きがいのこと、そして自身に残された人生のことなど、自分の中で考えていることはお金だけでは語れない話が増えました。

資産形成は、あくまで人生の一部でしかありません。

にもかかわらず、人によっては資産形成そのものが人生のすべてであるかのように、のめり込んでしまうことがあります。

半年前の自分は、まだそちらに近かったかもしれません。

日常生活は驚くほど変わらず、質素な生活を続け、仕事も辞めていません。

資産形成に夢を見ている方には申し訳ないのですが、資産が増えても、よほどの額でない限り、お金だけで人生が大きく変わるわけではないのだと思います。

本当の変化は、私の場合、リタイアして生活が大きく変わらないと訪れないのだと理解し始めました。

嫌な仕事を我慢して続けてきた結果、金銭面での余裕は生まれましたが、本当の意味での精神的な余裕は生まれませんでした。

早期リタイアという私の中でのゴールが近づいてきたことを自覚したからこそ生まれる苦しさもあります。

資産の残高が増えていく一方で、頭の片隅にはいつも、残された時間の残高のことがあります。

私の中で痛恨の極みとして残っているのは、母を最後の旅行に連れて行けなかったことです。

資産形成にのめりこみ過ぎたことで、歩くのが億劫になっていく母の変化に気づけませんでした。

私自身も確実に衰えを感じており、今のうちにやれることをやっておかなければとの意識は強くなっています。

7000万円、さらに7500万円という金額に到達して分かったのは、お金の余裕と心の余裕は、必ずしも同じ速さで増えていくわけではないことです。

加えて、年齢を重ねるにつれ、不安が変質していくことを実感しています。

少しずつ変えた行動

母を最後の旅行に連れて行けなかったという後悔から、変えたことがあります。

実家に帰る回数を、年に1回か2回だったところから、3回に増やしました。

以前は、両親が東京に来ていたのですが、母が歩くのが億劫だということで、東京へ来ることはなくなりました。

そのため、私が帰省する回数を増やしました。電話やメッセージの頻度は、正直なところ以前とほとんど変わっていません。

連絡をこまめに取るよりも、実際に顔を合わせる時間を増やす方が自分には合っていると思ったからです。

3回という回数は決して多いとは言えませんが、これまでの自分と比べれば明らかな変化です。

資産が増えていく過程で気づいた後悔が、行動を変えるきっかけになったのは確かです。

また、資産形成が成功したからこそ、新幹線で何度も往復できる余裕があるのも事実です。

リタイア後にやりたいこと

一方、自分の人生ですから、自分のやりたいことも実現させていかなければいけません。

私がリタイア後にやりたいことは、旅行です。

そもそも早期リタイアを志向するようになったきっかけは、20年以上前に亡くなった伯父の存在です。

伯父は62歳で退職し、これからゴルフを楽しもうとしていた矢先、末期がんが見つかりました。

余命は年内一杯と告げられ、そのままこの世を去りました。

当時の記憶は、今も鮮明に残っています。

伯父の最期を間近で見た私は、定年まで働き続けようという気持ちにはどうしてもなれません。

早くリタイアして、自分の楽しみのために生きたいと思うようになりました。

これまでは資産形成を優先してきたため、旅行はほとんどしてきませんでした。

家族旅行らしい家族旅行もなく、旅行したのは修学旅行や社員旅行くらいしか記憶にありません。

だからこそ、自分で行ってみたいと思った日本各地の有名なスポットを、自分の目で見て回りたいと考えています。

加えて、YouTubeやブログといった発信も、自分のペースで続け、のんびりマイペースで過ごしていきたいです。

まとめ

以上『金融資産7000万円を達成して半年たったら人生変わった【準富裕層】』でした。

この半年間を振り返ると、資産が増えたことによる変化もありながら、年齢を重ねたことによる変化の方が、はるかに大きかったです。

運用資産の増減に一喜一憂していた日々は過ぎ去り、お金では買えないものの価値の方が、自分の中で少しずつ大きくなり始めているのかもしれません。

半年で500万円増え、7500万円に到達したところで、過ぎ去った時間や、大切な人と過ごせたはずの時間を取り戻す術はありません。

私たちが本当に増やすべきなのは、資産の残高ではなく、大切な人と過ごす時間や、自分がやりたいことに使える時間なのだと思います。

今日から、一番大切にしたいことに、少しずつ時間を使っていきたいと考えています。

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