上昇する未婚率、「独身者のお金の不安」はこうして解決しろ!
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
上昇する未婚率、「独身者のお金の不安」を40代の未婚男女に聞く
まさに40代独身の私としては、タイトルを見た瞬間、「これは読まなきゃ!」となったことは言うまでもありません。
早速記事の中身を見ていきましょう。
未婚率はぐんぐん上昇中
まずは統計的な話からです。
日本の未婚率はぐんぐん上昇しているようです。
内閣府が公表している「令和元年版 少子化社会対策白書」によると、「50歳時の未婚割合」は1970年に男性1.7%・女性3.3%であったのが、2010年の国勢調査時には男性20.1%・女性10.6%、2015年には男性23.4%・女性14.1%にまで上昇しています。
まずは、現在の未婚率以上に1970年の未婚率の低さのほうに驚いてしまいました。
男性の未婚率1.7%って、すごくないですか?
98%以上の男性が結婚経験ありって、ある意味異常な世界のようにも思えます。
2015年時点では23.4%まで未婚率は上昇していることから、2020年の調査結果では25%を超えてくるのではないでしょうか。
無理に結婚しなくてもやっていけますし、経済的な理由で結婚しない人も増えているはずです。
この流れはしばらくの間、止まることはないのではないでしょうか。
一生独身を貫くとなれば、いろいろな不安が生じるのも無理はありません。
その中の一つが「お金」です。
「人生100年時代」とも言われ、ただでさえ老後が長くなろうかというのに、独身で老後を迎えるのは確かに不安はあります。
今回の記事では3人が登場し、お金の不安を語っています。
ケガや病気をしなければいい
まず1人目は、ケガや病気についてです。
「毎日コンビニ弁当や外食にお金を使っていて生活も不規則。それを家庭がないせいにしちゃダメだとは思うけど、規則正しい生活をするモチベーションもない。こういう生活をし続けていると体を壊しそうだし、病気やケガで収入がなくなったときの支えがないと思うと不安になる」
この人は、言ってることが滅茶苦茶です。
生活は不規則で食事も気を遣わず、それでいてケガや病気の心配をしています。
本気度が不足している証拠です。
ケガや病気で収入がなくなるのが心配ならば、ケガや病気をしないよう細心の注意を払って生活するに限ります。
さらに、ケガや病気で収入が途絶えたときに備えて貯金しておけばいいだけの話です。
私の場合、保険にも加入していません。
普段からの節制で、きちんとお金を残しておけば、仮にケガや病気で収入が途絶えても、長期間に渡りなんとか凌いでいくことは可能です。
むしろ怖いのは、収入が途絶えることではなく、自活できなくなることではないでしょうか。
住宅ローンは利用しなければいい
2人目に登場した人のお金の不安は、住宅ローンでした。
「1人で暮らしていくために分譲マンションを買おうと思ったけれど、住宅ローンで壁にぶつかった。派遣社員だからというのが大きいと思う。でも、こう見えて結構貯金があって、頭金を多めに出すことでなんとか解決できたけれど、住宅ローンの審査に次々落ちたときは不安で仕方なかった」
住宅ローンの不安は、住宅購入を検討しているからこその不安です。
だとすれば、住宅を購入しなければ住宅ローンなど気にせずに済みます。
住宅を買わずに済む方法とすれば、一つは賃貸に住み続けること。
そして、もう一つは実家に戻ることです。
安い賃貸住宅を借り続け、仕事がひと段落するまでは我慢する。
そして、定年退職などで仕事を離れたら、実家に戻り、老後をひっそり暮らす。
そんな生活もわるくないのではないでしょうか。
もし住宅を購入したいのであれば、お金を貯めて貯めて、現金一括で購入すればよいのです。
さらに、東京オリンピック以降の日本は不動産価格も値崩れして、今より安価に住宅を手に入れられるようになる可能性もあります。
また、都心や都市部よりやや離れた場所にすることで住宅の値段は安くなります。
なるべく住宅ローンを使わずとも家を手に入れる方法を考えてみるとよいでしょう。
介護離職してはいけない
3人目のお金の不安は、介護離職しなければいけないかとの不安です。
「自分は一人っ子で家族もいない。自分だけで介護をしようと思うと今の仕事をやめざるをえない。施設に入れられるほどお金はないし、介護離職って意外と身近なものなんだと最近感じるようになった。そうなると今の収入は維持できないし、一方で介護費用がかかるというのがとても不安」
介護離職も分からなくはありません。
親を施設に入れるほどのお金もなければ、自分が面倒を見るしかないとの義務感に襲われているのでしょう。
要介護の状態にもよりますが、在宅介護を利用する方法がよいでしょう。
もし介護離職して、収入が途絶えると親子共倒れになる可能性があります。
私は介護経験がありませんが、精神的・肉体的疲労は相当なものであると想像できます。
子育て経験もない人間が不慣れな介護などできるはずもありません。
期間もどれだけの長さになるかは全く分かりません。
私の場合、伯母が祖母の介護を11年間続けたというのも知っています。
とてもじゃありませんが、私には無理です。
ですから、介護は割り切って、他人の力を借りたほうが圧倒的に楽なはずです。
お金はかかりますが、収入が途絶えるよりはマシです。
余計なことを考えない
以上3人のお金の不安を見てきました。
確かに現実的に理解できる不安ばかりです。
未婚率が高まっている要因の一つは、非正規雇用が増加したりして収入に難があり、結婚に踏み切れないことがあるでしょう。
私の述べた解決策はお金があるからこその解決策であり、お金がない人には難しいのが実情です。
だとすれば、不安を抱かないようにするには「余計なことを考えない」ようにするべきです。
新型コロナウイルス感染拡大は、いつ何が起こるか分からないことを改めて私たちに教訓として教えてくれました。
だとすれば、何も訪れていないことに不安を覚えても仕方がありません。
今を存分に生きることも大切です。
特に介護離職を考えてしまう人は、自分の幸せがどこにあるかも考えて生きるべきではないでしょうか。
まとめ
以上『上昇する未婚率、「独身者のお金の不安」はこうして解決しろ!』でした。
いかがでしたか?
お金の悩みはどの世代であっても尽きないはずです。
悩んでばかりいてもはじまりませんから、まずは残りの人生プランを考えることから始めてみるのがよいのではないでしょうか。
いくらお金が必要になるのかが見えてきますから、不安解消への糸口となってくれるでしょう。