節約のつもりが無駄遣いになっている…お金のプロが指摘する「一番危ない買い物のスタイル」
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
最近巷では値上げ、値上げ、また値上げと値上げの話題が絶えません。
ここらで値上げに関する記事を取り上げ、値上げ対策を考えてみたいと思います。
年間4万2568円の支出増になる予測
値上げは家計にどれだけの影響を与えるのでしょうか?
ソニー損害保険の調査によると、各種値上げへの対策をしない場合、2021年と比べて家庭の支出は平均で年間4万2568円増加するという予想が出ています。
1年で4万円の支出増加。
例えばここ最近の値上げは以下のようなものがあります。
電気代:1年間で1652円上昇
ガス代:1年間で1111円上昇
水道代:自治体による。神奈川県横浜市は2021年7月より平均12%値上げ
ガソリン代:この2年でおよそ36%も値上がり
日用品:「クリネックス」ブランドの日本製紙クレシアは紙製品を2022年4月1日より10%以上値上げ
食料・お菓子・飲料品:食料品の値上げは多岐にわたる
外食:外食産業も値上げラッシュ
配送料:メルカリの配送サービス「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」も2022年6月15日より値上げ。
上がった費用を取り返す簡単にできる節約あれこれ
これらの値上げが毎年のように続くと想像したらゾッとします。
何もしなければ4万円の値上げを受け入れなければいけません。
値上げは今年に限った話ではなく今後も続くはずですから、そうやすやすと受け入れるわけにはいきません。
そこで値上げ対策ということで、いろいろな費目ごとにやれることを紹介していきます。
電気代・ガス代
本記事でのおすすめは、電気とガスを同じ会社から購入する「セット割」を活用することだそうです。
私は利用していませんが、3人世帯なら年1万円程度の節約になる可能性があります。
他にもちょっとした努力で支出を削れます。
・追い焚きをしない:年6880円
・使っていない電化製品のプラグを抜く:年6156円
・電気ポットで保温しない:年2900円
・電球をLEDランプに取り替える:年2430円
・お湯で食器を洗うときは低温で:年1580円
水道代
水道代の節約方法としては以下の方法が紹介されていました。
・節水シャワーヘッドや蛇口に「節水コマ」:年5000〜1万円程度
・食器洗い乾燥機:年約8870円
・洗濯物はまとめ洗い:年約3980円
・シャワーの時間を1日1分短縮する:年約3300円
私はこれらをまったくやっていませんが、地道な節約はやり続けることに意味があるのでしょう。
ガソリン代
自動車に乗る人はガソリン代も気になるところです。
節約方法としては以下が紹介されていました。
・ガソリンは満タンにしない、荷物を積みすぎない(重量を軽くしたほうが燃費はいい)
・給油はセルフサービスのガソリンスタンドを利用する
・急発進/急加速/急停車しない
・タイヤの空気圧を適正にする
・エアコンを使いすぎない
・エンジンオイルを定期的に交換する
・最短ルートで運転する
通信費
通信費は毎度おなじみ格安スマホです。
格安プランや格安スマホに切り替え:月3000〜5000円程度
まだ切り替えをしていないなら、早く取り組んだほうがよいでしょう。
日用品・食費・外食
多くの人にとって最も気になる費目は日々の食費・日用品かもしれません。
記事では以下の節約方法が紹介されていました。
・「まとめ買い」より必要なものを必要な分だけ購入
・プライベートブランドの利用
・アプリやクーポンの使用
・ポイントがお得になる日や、割引になる日を選んで買い物する
・ポイントの二重取り・三重取り
・株主優待で食べ物や日用品などがもらえる銘柄を購入
・ふるさと納税の利用
・外食の日を少なくする
「まとめ買い」派の人にとっては意外かもしれませんが、まとめ買いより必要な分だけ購入を推奨されています。
特に食材は、値上げをきっかけにより多くをまとめ買いしてしまう人も出そうです。
しかし使い切れずに捨てているようでは意味がありません。
また、トイレットペーパーなどもまとめ買いすると置き場に困ります。
気持ちは分からなくもないですが、必要な分だけ買ったほうがよいだろうと思います。
実際、私もまとめ買いはやっていません。
またテクニックとしてポイントの活用も考えるべきかもしれません。
ただしポイントはポイントが目的になって支出が増える副作用もありますから、あくまでポイントはおまけであることを忘れないようにしましょう。
無策で値上げを受け入れると単純に支出が増えるだけです。
きっちりと値上げ対策を行い、支出の増加幅を極力抑えられるよう努力していきましょう。
まとめ
以上『節約のつもりが無駄遣いになっている…お金のプロが指摘する「一番危ない買い物のスタイル」』でした。
いかがでしたか?
値上げは今年で終わりではなく今後も続きます。
本格的に物価上昇局面に入ってきた以上、私たちも対策を練る必要があります。
対策する人としない人で毎年毎年徐々に差がついてくるはずです。
残念ながら完全に支出を増やさないことは不可能だと思いますが、少しでも抑えられるよう努力していきましょう。
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