資産5000万円で実現?夢の配当生活をシミュレーションしてみた
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日は資産5000万円のシミュレーションシリーズです。
今回は誰もが一度は憧れる「配当生活」です。
配当金は働かずに資産から収入が入ってくるため、副収入として非常に大きなプラスとなり得ます。
ただし、それは一定以上の資産があってこその話。
そこで5000万円の資産があったらどれくらいの配当を手にできるかを計算し、今後の参考にしていきます。
配当生活を行う上でのポイント1.予想配当利回り3%以上
私自身は配当投資をしておりませんが、実際におこなうとすれば、いくつか購入する銘柄を選定する上での条件が出てきます。
まず1つめは「予想配当利回り3%以上」です。
ちょっと低めのように感じられることでしょう。
ただ、4%以上だけにすると私的にはかなり銘柄が絞られてしまうため、3%というラインにしてみました。
あとは「安いときに買う」というのが一番なのですが、ここ最近は株価が上昇傾向にありましたから、安いポイントがいつなのかを見極めるのが難しそう。
今はタイミングとしてはすべての株が高そうに思えます。
配当生活を行う上でのポイント2.過去の配当実績が安定している
2つめは「過去の配当実績が安定している」株を買うことです。
すぐに減配するような、あるいは無配になるような銘柄では、安定して配当収入を得られません。
短期でコロコロと株を持ち替える想定はしていません。
長きに渡り保有し続けることを大前提として考えています。
配当生活を行う上でのポイント3.倒産懸念がない
3つめは「倒産懸念がない」株を買うことです。
長期保有を前提としていますから、長きに渡り会社が存続してくれなければいけません。
財務状況や業績を調べて、業績が悪化していない企業を選びます。
そして倒産しづらいのではないかということで、中小株ではなく大型株を選択します。
大企業なら倒産しづらいわけとは言い切れませんが、大企業のほうがよいでしょう。
自ずと東証プライム内から選択することになると思います。
配当生活を行う上でのポイント4.セクターで分散投資を心掛ける
4つめは「セクターで分散投資を心掛ける」ことです。
個別株投資とはいえ、投資の鉄則である分散投資は意識したいです。
同じセクターで固めてしまうと似たような株価の動きになる可能性があると考えます。
よって、なるべくいろいろなセクターから銘柄を選ぶことになるでしょう。
5000万円での配当生活シミュレーション
それでは実際に5000万円で配当生活できるかどうかを実際の銘柄を参考に見ていきます。
上記した4条件などを元に私が今回選定した10銘柄がこちらです。
名称 | 予想配当利回り (※調査時点) |
INPEX | 3.45% |
ブリヂストン | 3.42% |
コマツ | 3.37% |
三井住友ファイナンシャルグループ | 3.17% |
JT | 5.04% |
商船三井 | 4.22% |
日本製鉄 | 4.47% |
ホンダ | 3.76% |
武田薬品工業 | 3.25% |
KDDI | 3.10% |
どうでしょう?
即興の割にはなかなか良い銘柄選定ができたのではないかと我ながら考えております。
どの銘柄も最低単元株数は100。
仮に100株買った場合、調査時点での株価で計算すると4,387,800円。
予想される配当金は159,997円でした。
5000万円ピッタリに換算すると、配当金は1,823,204円。
2割税金で持っていかれたとすると、1ヶ月あたり121,547円となりました。
実際は5000万円ピッタリ購入することなど不可能ですから、上記より若干少ない金額になるのでしょう。
月12万円の配当金。
少ない金額ではありませんが、配当金だけで生活していけるかと問われれば、ちょっと心許ないと言わざるを得ません。
もし本業収入があってプラスで約12万円の収入なら十分魅力的と言えるでしょう。
ちなみに資産5000万円を投資に回せるメンタルの強さは私にはありません。
まとめ
以上『資産5000万円で実現?夢の配当生活をシミュレーションしてみた』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.予想利回り3%以上の株を買う
2.過去の配当実績が安定している株を買う
3.倒産懸念がない株を買う
4.セクターで分散投資を心掛ける
配当金で生活しようというならば、やはり1億円は欲しいところです。
1億円あれば月あたり約24万円の収入になりますから、人並みの生活はできそうです。
やはり配当生活は夢のようで、ハードルは極めて高いと言えるのではないでしょうか。
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